穏やかな水面だと、自分がよく見える | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・アートセラピー・心理学レッスンなどをしています。

以前描いたパステルの絵です。

 

 

天使が水面に映っています。

 

水面が波立っていないので

天使は、自分の姿をくっきりと観ることができています。

 

心も同じだなぁと思います。

 

感情的になって波立っているときは

自分に何が起こっているのかを把握するのは難しいもの。

後で落ち着いてから振り返ると

自分の中で何が起こっていたのかが見えてきたりします。

 

裏を返せば

感情的になっているときは

自分をよくわかっていない可能性が高いということです。

 

自分が見えていない、わかっていないわけですから

本当は、自分に何が起こっているのか

何をわかってもらいたいのかということを

伝えることはできません。

 

心がとても波立ってるときは

まずは自分のケアをすることが大切です。

ケアをして、波が凪いで穏やかになってきたら

そうっと水面に自分を映して、そのままを眺めてみる。

 

「あらら、こんなところに傷があった。」

そんなことも見えるかもしれません。

そして

「それは痛かったよねぇ。。」

と、自分に優しくしてあげたり

「ここに傷があるから気をつけてほしい」

と、人に伝えられたりできるかもしれません。

 

波立っている心を静めるために

誰かに手伝ってもらうのもありですね。

 

 

 

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