GoGo! Machead! -3ページ目

Apple Watch 2が販売好調、第1四半期の出荷台数でシェア1位になるが市場は安泰ではない

ITmedia Mobileより

http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1705/08/news062.html

 

調査会社が調査した結果、2017年度第1四半期における世界ウェアラブル端末市場で

Apple Watchが前年同期比59%増の350万台でシェア15.9%確保してトップになりました。

 

今のウェアラブル端末市場は前年同期よりも21%ほど拡大しています。

 

AppleはApple Watch Series 2の好調によって、市場拡大の波に乗って、

出荷台数を伸ばした事で良い結果となりました。

 

一方、市場の拡大から逆行して不振に陥っているのはFitbitとXiaomiで、

Fitbiは前年シェア24.7%から今年は13.2%へダウンした事で順位もトップから3位へ、

Xiaomiは前年シェア20.9%から今年は15.5%へダウンでシェアは変わらず2位です。

 

だからと言って、Appleがこの先も順調に成長できると安心する事はできません。

前年まではAppleとXiaomiとFitbitで全体のシェアを半分以上確保していましたが、

今年は上位3社で全体のシェアを40%以下に落ち込んでいる事から判断するに、

新興メーカーが成長している事が分かります。

 

ウェアラブル端末市場は成長期に入りそうな状況を考えると、新興メーカーがトップを取る

可能性が多いにあり、各メーカーとも安心はできない状況です。

 

その中でAppleはiPhoneやiPodで成功を収めたように、

ハードウェアの完成度を高めるだけでなく、他のApple製品との融和性を高め、

独自のエコシステムを構築する事で、他社との差別化を進めていく事で、

シェアを確保していく事でしょう。

 

前回の記事で紹介したとおり、Apple Watchアプリの見直しで混乱しているようですが、

まだまだ市場としてはお金が眠っているようです。

 

 

 

 

 

Apple Watch向けアプリが次々と終了、ニーズの選別化が進んできたのか。

CNET Japanより

https://japan.cnet.com/article/35100647/

 

Google MapやAmazon、eBayなどのApple Watchアプリがサポート終了しました。

私もApple WatchでGoogle MapとAmazonのアプリをインストールしていましたが、

今はサポート終了に伴い、Apple Watchの中から消えています。

 

私のApple Watchの用途と言えば、時計として時間を知るためと、

アクティビティの取得、メッセージの通知ぐらいなので、特に影響がありません。

 

しかし、たまにGoogle Mapを利用した時に曲がり角でApple Watchが振動して、

ポイントを教えてくれるのは便利だった記憶があります。

それも、今回のサポート終了で終わりです。

 

多くのApple Watchアプリが一斉にサポート終了したのは、Appleの判断なのか。

各メーカーの判断なのかは明らかになっていませんが、Apple Watchの小さい画面で、

使えるアプリのニーズは少ないのかもしれません。

 

Amazonのアプリなんて最初に音声検索で遊んだ以外は使った事しか無かったし、

Google Mapのようにリアルタイムでユーザーに通知しなければならない事がない限り、

Apple Watchを利用する価値はないのかも。

 

それ以外でApple Watchで成功しているのは他のスマートウォッチでも活用されているような

生体情報を使ったアプリでAppleだからという理由はないのが現実です。

 

そして、ITデバイスという面で見れば、安価なApple Watchで充分。

外装に金を使って100万円以上するデバイスなんて不要ですね。

 

すぐにApple Watchが無くなるとは思いませんが、

今のラインナップは整理されて、安価なモノに集約となるでしょう。

 

 

 

 

 

AppleがQualcommへの特許使用料の支払いを停止、訴訟争いから関係は悪化を続ける

Tech Crunchより

http://jp.techcrunch.com/2017/04/29/20170428apple-stops-paying-royalties-to-qualcomm/

 

Qualcommは電波通信分野とモバイルデバイス分野に関する特許を多く持っており、

スマートフォン、タブレットにおいて、Qualcommの特許を侵害せずに製品を作るを事は

難しいと言えるほど同社の存在は強大と言えます。

 

Qualcommはその立場を利用して、同社の特許を利用するデバイスメーカーに対して、

不当な条件を強いていると、Appleは2017年1月に訴えており、QualcommもAppleへ

2017年4月に反訴を行っています。

 

今回は訴訟争いに伴う関係悪化の影響で、AppleはQualcommに対して、

特許使用料の支払いを停止し、裁判の結果が出るまで再開しない事を発表しました。

 

Appleは裁判で勝訴する自信があり、不当に支払っていた特許使用料分の減額と

ペナルティによる賠償を得られると期待しているのでしょう。

 

QualcommはApple以外のメーカーに対しても不当な条件の契約を行っている

と連邦取引委員会も非難しており、今回は立場が弱いのは確かです。

今回の特許使用料の支払い停止に関しても何らかの対抗策を講じてくるでしょうか。

 

もし、行うとすれば、Appleへ供給している部品の供給停止になると思いますが、

AppleはQualcomm以外にIntelという別のパートナーとも契約をしているので、

Intelへの切り替えが加速する事になるでしょう。

 

そして、人気デバイスであるiPhoneへの仕打ちは社会的にも批判されるでしょうね。

 

今回、Qualcommは世論の流れ的にも悪者になってペナルティを受けるしかないのかもしれません。

 

 

 

AirPods MMEF2J/A AirPods MMEF2J/A
 
Amazon