久しぶりにブログを書いてみました。誰か読んでくれるのかなあと思いましたが、途中まで書いてそのままにしていたのがいくつかあってその中の一つの続きを仕上げてみました。
高校以来の再会でした。
ナミの高校の先生の中に驚くことに私の高校時代の部活の先輩がいました。
学校では先生と普通に挨拶を交わしていましたが、たまたま先生の隣に座った時に、「ん?」って思う何かを感じました。
もう片方に座っていた同級生のお母さんにあの先生の名前なんて言うの?ってこそっと聞くと、思い出した名前と同じ。
思い切って聞いてみました。
「先生、旧姓なんですか?」
「え~っ!!やっぱり、○○先輩!」
なんで今までわからなかったんだろうって思うほど、スタイルも髪型も色黒のところも高校時代の先輩と変わっていなかった。
先輩は中学当時から一目置かれる存在で、私は別の中学にも関わらず、その先輩達が出る試合を食いつくように見ていました。なんであんなに小さい身体でパワーと粘りがすごいんだろうと思ったことを今でも鮮明に覚えています。
高校ではたまたま同じ高校に入学して、私はそんなに上手ではありませんでしたが、間近で部活を一緒にやりたいと切実に思って入部しました。先輩がいなかったら、きっと違う部活をしてたと思います。
当時は先輩後輩の上下関係は厳しく、憧れの先輩だったはずでしたが、たた怖いだけで部活を楽しいと思ったことはありませんでした。
でもこの歳で再会すると、そんなことも笑い飛ばしながら話せました。
校内で気づかないで挨拶しなかったらチクリと言われたりとか
ずっと正座しての反省会は怒られっぱなしでその度足が痺れて立てなくなったとか
変なあだ名をつけられたり、ばか笑いされたり
どうやっていじめようか話している先輩の話をトイレの中で聞いてしまったとか
忘れてしまったけどきりがない・・・
でも2人で吐き出して大笑い。
先輩はインターハイに出場するほどの実力で、当時1つ上の先輩からは特にいじめられていたそうです。ところが最近再会する機会があって、いじめていた先輩があの頃ごめんねと謝ってきたそうです。それでも昔の面影があり少し怖かったと言ってました(笑)
いじめる方もいじめられる方もどちらにとっても、たとえ何年経っても心の片隅にわだかまりとなって残ってしまうのでしょう。いじめという害は人の心の中にずっと住みついてしまうのです。
今の子供たちは昔よりもずっとストレスの溜まる環境にいると思います。子供同士の問題でも余計な害は排除できるよう大人が手を差し伸べてあげてことも大切だと思います。
ナミはその先輩(先生)が大好きです。文化祭の時、時間が空いて暇そうにしていたら
「ナミ、ほら行くよ、着いてきな」と言われたら
私を置いてきぼりにして、嬉しそうに電動車椅子で後ろをついて行ってしまいました。
なんかナミ、子分みたい
しかし先輩の貫禄変わっていないなぁ・・・
私はその二人の姿を微笑ましく見つめていました。