音楽がつむぐ心の再生の物語~『ラブカは静かに弓を持つ』より | やわらかで、安心なこころを育てよう♪ (生きづらい女性のカウンセリング)

やわらかで、安心なこころを育てよう♪ (生きづらい女性のカウンセリング)

繰り返す不安や悩み、
自信のなさや孤独感をひとり抱えているあなたへ
こころの内側からじっくりと、楽になっていく方法をお伝えしています。

こんにちは。

かわのみどりです。

今、生きるのが辛いあなたに読んでほしい私の自己紹介はこちら



本はいつ読んでもいいものですが、

やっぱり、肌寒い時期に、

フカフカのお布団に入って読むじかん、

 

しみじみ、幸せだなぁと思います。

あなたは、どんな瞬間「幸せだなぁ」と感じますか。


(にゃんこがおなかに乗ってくれるのも幸せ♡)

 


さて、今週はじめに

読んだのは、安壇 美緒さんの
「ラブカは静かに弓を持つ」



主人公は、

少年時代に怖い思いをして、

深海の悪夢をみながら生きてきた橘君という
20代後半の青年。

 

ある日、橘君は、上司から呼び出され
著作権法侵害の証拠をつかむため、

音楽教室への侵入調査を命じられます。

彼は、身分を偽り
チェロ講師、
浅葉先生の元に通いはじめますが、

 

浅葉先生や仲間とのふれあいの中で、

しだいに音楽に触れる喜びや
充実感を思い出していきます。

 

けれど、法廷に立つ時期がしだいに迫ってきて…

というストーリー。

 

 

 



現実のニュースにもなっていた
著作権法に関するあれこれも、

興味深いのですが、


やはり、わたしが
注目してしまうのは、

橘くんの気持ちの変化でした。

 

人に心を開けずに

身を潜めるように生きてきた彼が、

 

大好きだったチェロと再会し、

先生や仲間との出会い関わる中で、

 

いろんな感覚が開いてきて、

生活の中で喜びや楽しみを

思い出し、見つけ出していく様子。

 

世界への信頼を少しずつ

取り戻していく様子には、

わがことのように、うれしくなりました。

 


途中、まるで、深く透明感あふれる
チェロの音色が、ほんとうに
聴こえてくる感覚の

シーンもいくつもあったりして、

音楽のチカラ、
好きのチカラってすごいなぁ、

それを文章で表現できる安壇さんもすごいなぁと思いました。

また、素敵な作家さんに出会えてうれしい。
 



 

 

この小説は、
本や音楽が好きな人はもちろん、

 

内向的だったり、
器用に人とつきあえない

そんな自分はダメだなぁなんて

感じている方にもオススメしたい

なと感じました。

 

そんな自分だからこそ、

味わえたり、伝えられたり、
つながれるものもあることが、

きっと、感じられると思うから。
 

 

途中はハラハラ、ドキドキしますが、

最後は希望のみえる
あたたかい読後感ですので、
安心して読んでくださいね。←終わり方、大事ですよね^^

 


 


 

 

週末お届けの、「幸せこころ通信」では、

このお話の続きをもう少し。

 

傷つくのが怖くて、
人と距離を取り、そんな自分にまた傷ついちゃう…
そんな方に向けて、書いてみようと思います。

 

今から、ご登録も大歓迎です。

 

    ↓ ↓

 

 

 


 

こころの内側から幸せを育てたいあなたへ

 



気持ちが細やかな女性が

悩み迷ったときの心身の扱い方のヒントや

幸せなこころを育てるためにできることを

21のメッセージと、50の質問にまとめました。
Amazonページはコチラ
 

image

 


 


 

葉カウンセリング&小さな図書ルーム  こもれびの部屋 


・カウンセリング、傾聴メニュー(対面・電話・オンライン可)  →☆

・こもれびの部屋について→☆
Instagramこもれびの部屋インスタグラム →☆ ・facebookこもれびの部屋Facebookページ →☆
・お問合せはこちらからどうぞ →☆