『うらかすみ日本酒塾:番外編』小雪ちらつく蔵見学 | 美味しけりゃ幸せ~2人ごはん 時々 1人ごはん~

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食べるの大好き♪ダメダメ兼業主婦のごはん日記。2011年の春から青天の霹靂で転勤族の仲間入り。
ずっとボロボロガラケー写真&CX-1だったけど、2015年夏よりiPhone6で文明社会の一員に♡

ただいま『うらかすみ日本酒塾』に参加させていただいてます。

浦霞(佐浦株式会社)主催、一般消費者対象の日本酒セミナー。

仙台の日本酒イベントでお会いした知識豊かな先輩達に憧れ…? わたしは第19期生爆  笑ラブラブ

 

最近、ようやく休眠ブログを目覚めさせようと思い立ち、

唐突ですが・・・本日、いきなり蔵見学から。

実は、春から宮城県酒造組合主催の「女性のための日本酒セミナー」にも参加させていただき、

9月からは日本酒塾。2017年は日本酒どっぷり、お酒だけじゃなく、人との出会いも。

なんとも幸せな1年になりました日本酒 さてさて、忘れないうちに・・・長くなりそうだな。

 

 

うらかすみ日本酒塾 スケジュール

 第1回目:日本酒入門

 第2回目:酒造りと杜氏 (残念ながら欠席)

 第3回目:日本酒の香りと味わい

 蔵見学 ←←←←← 今日はここ

 第4回目:酒造り体験!!

 第5回目:日本酒のある豊かな生活

 第6回目:日本酒の原料と各地の取り組み方

 

女性セミナーでの講義4回、今回の日本酒塾での講義をふまえて蔵見学。興味津々。

ちなみに本日の塩竈、最低気温0度/最高気温6度(晴れくもり雪

 

ヘアキャップしっかり着用。前日から納豆禁止禁止

まず最初に、たまたまタイミング良く作業中だった放冷(蒸米をほぐす)を見学。

ここからは(たぶん)予定通りの見学行程だったのかしら。

外は小雪がチラついていた塩釜、指先・爪先がかじかみはじめる。

 

お米の表面の糠を洗い流す洗米。

タイムキーパー役の方が秒刻みのカウントダウン、時間との勝負ビックリマークしかも水温は5℃ガーン

底からしっかりと掻き混ぜてのザル洗い後、シャワーを使ってしっかり白濁を除去。

洗米後、5℃に管理された水槽で浸水。

お米の種類、精米歩合で吸水時間は変わるそう(10分~5時間程度)

浸水した米を、強い蒸気で蒸す。

ごはんよりかなり硬い状態。 「え?まだ生じゃない?」な印象。

奥歯でしっかり擂り潰すように噛み続けると、口の中がふっくら甘くなり、糖化していくのがわかる。

   →→→この後に「放冷」です

寒い寒~い洗米工程から、一気にポカポカエリアへ。

放冷した蒸し米に種麹を植え付けて麹室での製麹(せいさく)。麹室は43℃。ビックリマーク

枯らし場は20℃。製麹工程は温度管理が重要。結露は大敵。除湿機必須。

 

不眠不休になる作業、社員をちゃんと9時~5時勤務にするため、温度管理は機械化されたとか。

・・・働き方改革の先駆けじゃないですかビックリマーク

11月から春までは南部杜氏も6人参加。職人さんの経験・技術で酒造りが守られている。

 

麹を試食。含んだ瞬間に広がる甘味。こんな経験、なかなか出来ないですよね。

様々な工程を経て、ようやく酒母に。蒸米、麹、仕込水。
仕込みタンクに近付き、空気をふわりと掻き混ぜると日本酒の香り。あぁ・・・お酒に近付いてるドキドキ

ぽこぽこ・・・ぽこぽこ・・・デンプンが糖化して、糖がアルコール発酵していく過程。生きてる。

目に見えない小さなお酒の妖精が頑張ってるイメージ。頑張ってる、頑張ってる、頑張ってね。

おいしく飲んであげるからね。いえいえ、飲ませてください爆  笑ビックリマーク

もろみを搾って原酒に。

お酒の種類によって、濾過・火入(殺菌・発酵止め)・貯蔵・熟成。

これに加水調整して、瓶詰め。ようやく、消費者の元へ。 

ひとつひとつの質問に丁寧に答えてくださる杜氏・企画課の方達。

酒造りの工程以外にも、蔵の歴史や震災のことも。お話は尽きません。

 

酒造りの技術・機械化はここ30年ほどで急速に進んだとか。

人手の掛かる工程を減らすことが出来ても、技も歴史も大切に伝承されて生きてるのですね。

 

洗米を見守る神棚は、京都の酒神神社「松尾神社」 上杉にもあるみたい。今度行ってみよう。

新酒ができたことを伝える杉玉。青々とした杉の葉が、徐々に枯れて褐色に。新酒も熟成中。

そして、この「うらかすみ日本酒塾」 講義以外の番外編もとっても楽しいのです!!

出会いにも感謝・感謝。その話はまた今度かな。

 

うわーーーー久々に書いたのに長いあせる 長いなぁ・・・わたしの備忘録あせる

 

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