筋肉が弱っていき、自分一人では生活ができなくなってしまう筋ジストロフィー患者の鹿野さん(※超自由人)と、
それを支えるボランティアの方達との物語。(※実話)
明るく自由な鹿野さんに、周囲が振り回されていくのですが、一日一日を目いっぱい生きている彼のことが、みんな大好きなんですよね。
「人は、出来ないことのほうが多いんだから、もっと(俺に)頼れよ!」
↑これ、映画内の鹿野さんの台詞です。
すごく、じ〜んとしました。
頼れよ、って「相談しろよ」
ってことなんですけど。
説教くさくもないし、
無理やり感動させてやる!って感じもない。
「これ、映画だよね?」
って、思ってしまうくらい
会話が自然すぎて、
自分も、その場に居るように感じてしまう。
(※まあ実話だから
自然ってのもあるよね。)
私ね。24時間テレビが超苦手で。
頑張る身体障害者の方を
見て感動してる人たちが苦手やってん。
でも、サポーターの方達の思いは、とても純粋であることはわかってた。色々とありそうですが。
一生懸命な人を応援したいと
思うのは自然なこと。
(ごめん。やっぱり
見て感動してる人達は苦手やけど。
まあ私もか。)
だから、この映画も、
そんな感じだったらどうしようって思ったけど。
映画の中で、ボランティアの一人である
美咲ちゃんが、落ち込んだときに
明るい鹿野さんから色々アドバイスを、
もらって、
「逆に励まされちゃったね。」
って彼女が言う台詞があるんです。
すると、鹿野さんは
「立場は対等だろ〜」
って茶化すんですよね。
グサッと刺さりました。
こんな夜更けにバナナかよ。
本当にいい映画でした。
あったかい気持ちになりました。
『ねえ、クリストファー・ロビン。
会社には、おともだちが、たくさんいるの??』
『ー…ああ沢山いるよ。』
…僕も、もう友達じゃないの??
こんにちは。ひまりです。
そろそろ、公開日から、
だいぶ経っているので、
プーと大人になった僕を観て、
個人的に感じたことを書きたいと思います。
※冒頭の、漫画も、ひまり画です。 笑
実は私、ディズニー好きですが、
くまのプーさんは、よく知らなかったんですよね。
公開前は、
「大人になったクリストファー・ロビンに、
かつての親友、プーが大事なことを教えてくれるハートが温まるストーリー」
みたいに宣伝されていましたが、
私は、かなり捻くれた目で
そのCMを見ていました。
プーが、変わらず、
そのままの純粋さを持っていて、
少年期の心を忘れたオツムが硬くなった
クリストファーと再会するなんて、
癒やされるわけないだろう。
切ないに決まっとるわい。
って。 笑
…と、言いますのも、ディズニー系は
「良い意味で
CM詐欺をすることがある」のです。
一番いい例は、ベイマックスw
(癒やし系ほのぼのムービーと思いきや、
超熱い友情もの。めっちゃオススメ。)
そして、公開を知る
数カ月前に
Facebookで、
こんなこと呟いてました。
過去に私が描いた、
ぬいぐるみと、
少女のイラスト
なのですが。
こんなことを自分が
呟いてたものだから、尚更、
「プーの映画は、
癒やされますよ宣伝」
は、全く信用してなくて。
そして予想通り、
上映開始5分から号泣してました。。
少年期のクリストファーは、
プーと別れるときにプーの胸元を指して、
「100歳になっても君を忘れない。僕はここにいるから。
寂しくなったら、ここに来て思い出して。」
と、言うのです。
そして、大人になったクリストファーは、
戦場に行ったり、
家族を持ったり、
職場での人間関係や、
人生の過酷さを経験していき、
プーとの約束も、
子供の時の純粋さも忘れていくのです。
大人なら誰しも、そんなクリストファーの姿に共感できるんじゃないでしょうか?
けれど、上記に「切ない」と書いたのは、私は、プーにも共感してしまったからなのかな、と。
わかるんですよ。
大人になれば、心に従って
奔放に生きてばかりではいられない。
そして私は、そんな頭カチンコチンな
クリストファーを見て、
理性的な人を尊敬しつつ、
苦手だと感じていたのだなぁと気が付きました。
理性的な人は、仕事は出来る人が多いけれど
権威主義だったり、ビジネス的な
人間関係を作ろうとしている人が多くて、
すごく苦手なんですよ。
(でも、私にとっては、むしろ
そういう要素が必要で学ぶべき部分ではあるんだろうなあ…)
なので、冒頭で載せた、この画像は、
一番私が心に残ったシーンを描いたものです。
クリストファーが、会社の経営難の為に
従業員をクビにしようと考えているシーンです。
自分を邪険に扱い、すっかり変わってしまった
クリストファーに対して、プーは、
「僕も、もう友達じゃないの?」
と、たずねるのです。
すると、クリストファーは、
「そうかもしれない。」、と。
ぶわっ…(´;ω;`)
2人の気持ちが、わかるだけに辛いわ。
プーは、好奇心旺盛で
様々なドジを、やらかすのですが、
クリストファーの怒鳴り方を観ていると、
もう本当に胸が痛くて、何度も、
「そんな言い方止めてあげてー(´;ω;`)」
って思っちゃいました。
だって、
「お前は、本当にオツムが悪いから!!」
って、何度も何度も言うんですよ。
そんなクリストファーに対して、
オツムが固いのは、
テメーだよ!
って悪態ついちゃいましたが、
クリストファーの苛立ちもわかる。
社会人は、余裕が
無いんだよねぇ…。
これ、育児ストレスを
抱えてらっしゃるお母さんは、
プーを酷い言葉で、怒鳴りつけるシーンを、
どんな気持ちで観ていたんだろう…
って思いました。
怒鳴っているクリストファーも
苦しいもんね。
誰だって本当は、穏やかに
生きたいんだよ。
英語版のほうが、シリアスだと思います。
私は、英語版を観ました。
吹き替えのほうが、ギャグというか、癒やし系じゃないでしょうか。
でも、これ、簡単に癒やし系って、言っちゃうの勿体ない映画だなぁ〜と。
なので、序盤は、本当に観ているのが辛くて、泣きっぱなしだったのですが、
だんだんクリストファーも、少年期の心や大切なものを取り戻していくんですよね。
後半は本当に、
ほっこりしました。
100歳になっても君を忘れない…
なんて言ってみたい(言われてみたい)
けどなぁ。
不変の愛や友情。
人間には、かなり難しい
課題だなぁと思いつつ素敵だと思う。
人間って、どうしても
好きという気持ち(感情)は、
簡単に、ひっくり返ることが多いですしね。
昨日まで好きだったのに、いきなり
嫌いになったりとか。
だから、占いで、
「相手の気持ちを、知っても
あまり意味がない」
って言われていることも
理解できるなーと思います。
相手が、どう思ってるか?
を気にするよりも、自分はどうするか?
ですよね。
プーが、
変わってしまったクリストファーに対して、
不変の友情を感じていたように。
相手が好きだとわかれば安心するの?
相手が自分のこと嫌いだったら諦めるの?
不変の愛は、盲信とも違う。
度が過ぎるとストーカーになりますし、
ストーカーは、純粋ではなく、
見返りを欲しがってますよね。
結局のところ、恋愛、交友関係含めて人間関係って、どうなるかわからないですし、
離婚を悪いとも思わないですし、変化するのが普通ですけどね。
だからこそ、不変の友情や愛ってのに憧れてしまいます。
こんにちは。ひまりです。
期間限定ハロウィン
プロフィールにしています。
ビックリさせてごめんなさい
(^.^;。
本日は、久しぶりにプライベート
記事を書かせて頂きます。(*^^*)
連休中は、ずっと仕事でしたが、
本日は、久しぶりのお休みでした。
それで、気になっていた
プーと大人になった僕
を妹と
観に行ってきました。
あまりにも
良かったので、
レビュー漫画を描きたくなって。
描き始めたらレビューというよりも、
一番、グサッと
心に残ったシーンを描いてました。
完成したらまたレビュー投稿
させてもらいますね。
タロット的な勉強にも
なった映画でした。
いやー、泣いた。
泣いた。