禁欲主義 | 戦士! 一夢庵

戦士! 一夢庵

最近、とある本を入手した。
とても興味深いので、珍しくまじめに読んでいる。
読んでも忘れてしまうので、覚書を作ることにした。

私は感情を表しません

 

『霊感』の軸の順序の『態度』である。

この態度は、一言で言えば「何が起ころうと気にしない」と言う態度で、感情を表に出さず、無表情でいるとのことである。

この態度をとる人たちは、感情を表に出さずに、いるだけで何も感じていないのではなく、人並みに感情を動かし、時には激しく感動することもある。

 

彼らは原則として他人に干渉せず、反対意見を述べることは無い。

やりたくないと思っていることですら、意見を言ってまで状況を変えたいと思わないために甘んじてやってしまう傾向がある。

 

この態度を選ぶのは、全人口の5%程度と少ないのは、この態度が他の態度よりも難易度が高いからであるが、『役割』によっては比較的容易にこの態度をこなせる場合もあるそうで、『戦士』はこの態度を好む傾向がある一方で、『賢者』や『職人』にとっては極めて苦手な役割である。

 

 

<禁欲主義の有名人>

マーロン・ブランド、ジョーン・バエズ、ジュリア・チャイルド

 

 

<陽極>

平静。有能。どんなことでも扱える。平穏・平和・調和を好む。とても安定しているので決して失敗しない。

 

 

<陰極>

あきらめ。運命に甘んじて立ち向かおうとしない。苦労する。絶望的。疲れ果てる。

 

 

『禁欲主義』にある人は、陽極にいれば穏やかで安定していて、周りの人たちに安心感をもたらす存在であるが、陰極にいる場合は困難な状況に陥ったような状況に対しても甘んじて立ち向かおうとしない。その姿勢は必要な忍耐をしているのとは異なり、状況に甘んじて苦労しているだけなので、まわりからの同情や援助を得ることは無く、むしろ不快感を与えることすらあるとのことである。

 

 

以上が『禁欲主義』である。

次は、同じく『霊感』の軸の高位の『態度』である『精神主義』である。