幸四郎と結婚してから 

何年もうまく 

いかなくてよかったなぁ。  

 

でなければ、仲良くなれた今を 

こんなに喜ぶことはできなかったし 

ここまで絆が深くなることは 

なかっただろうから。

 

    



体を壊した体験が

あってよかったなぁ。 

 

でなければ、自分の体の声を聞いたり 

ここまで自分の体と仲良くなることは 

なかっただろうから。   

 

   



勉強を真面目に

やってこなくてよかったなぁ。   

 

でなければ、大人になってから

こんなに新しいことを知る喜びや感動を

感じられなかっただろうから。  

 

  


できないことが 

たくさんあって 

よかったなぁ。 

 

でなければ、人のことを 

尊敬したり頼ったり

できなかっただろうから。 

 

  

 

 


悲しい思いや辛いことを

体験してこれて 

よかったなぁ。 

  


でなければ、人の気持ちはもっと 

わからなかっただろうから。 

 

  

 


無知でバカでよかったなぁ 

  


でなければ、英語ができないまんま 

海外になんて住んだり 

しなかっただろうから。   

 

  

 


自分の好きが 

わからなくなって 

よかったなぁ

 

でなければ、好きを見つけるたびに 

感じる喜びをここまで感じられなかった 

だろうから。 

  


  

 


言葉で気持ちを 

表したりすることが

昔から苦手でよかったなぁ。 

 

おかげで、文章を書くことや 

絵を描くことの喜びを知れたから。  

 

 

  


 

全部 

よかったなぁ。 

  

 


過去の全部が 

よかったなぁ。

  

 






 

   


 

 



 



 


 

 

 

 


 

ある日、私たち夫婦も含め 

3組の夫婦で集まっていた時に  

みんなに質問しました。 

 

「家の家事の中で何が好き?」 

 

すると、 

  


雑巾掛け 
料理
茶碗拭き
茶碗洗い
掃除
トイレ掃除
 
 
6人全員違うことを 
答えました。
 
 
また別のある日。 
 
私は米粉クッキーのレッスンを 
開催しました。 
 
準備していったのは 
様々な歯応え、様々な甘み、
様々なフレーバーのクッキー。

 
・サクサク 
・ザクザク 
・しっとり  
・甘い 
・甘さ控えめ 
・チョコ味 
・抹茶味 
・プレーン 
・ナッツ入り
  
 
それらのいろんなクッキーを 
まず試食してもらい
好きな食感や甘み、フレーバーを 
選んでもらってから 
それぞれが好きなものを 
作ってもらいました。  
 
 
みんな選んだクッキーは 
バラバラで誰一人 
同じものを好きと言った人は 
いませんでした。 
 
 
私はこの 
  

違い
  
 

が大好きなんだなぁと 
つくづく思います。
 


みんなの中に持たされているものがある。 
それはご先祖さまから 
受け継いでいるものもあると思う。


育った環境で育まれたものも 
あると思う。 
  

でも、やっぱりそれは  
 

唯一無二  
 
  
これが好きって気持ちは 
思おうとしたものではない。 
  
 

好き!
やってみたい! 

 
そんなふうに 
一体誰が、何が 
そう思わせているんだろう。   
  
 

好き!  
楽しそう!
やってみたい! 
 

と思わせるものを 
持たせてもらっている。  
 
  

小さな頃から  
 

あれが好き。  
これが好き。 
それは嫌い。

 
っていう感じる心を  
備えている。   

 
その違いがあるこの世界が 
美しいなぁと思うんです。 
 
  
みんな同じだったら 
私たちはとっくに 
滅亡していたかもしれない。 
 
 
いろんな人種がいて 
いろんな考え方があって  
だから私たち人類は 
今まで生きてこれた。 
 
 
だから 
やっぱり必要ない人なんていないし 

 
あなたがあなたでありがとう 
 
 
という思いが湧くし 
 
 
私が私で良かったなぁ 
 
 
と思う。 
 
 
私は私しか生きれなくて 
あなたはあなたしか生きれない。 
 
 
だから 
あなたも私もありがとう。
 

 
共に生きる 
 
 

ということは
物理的に協力し合うという
意味だけではない。
 
 
存在そのものが 
すでに協力し合っている世界が 
あるということ。
 
 
私たちに 
違いがあったからこそ 
私たちは 
生きることができている。 
 
 
あなたはあなたの色で。 
わたしはわたしの色で。 


 
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今日は、年に一回

夫・幸四郎のコーヒー焙煎機の 

冷却機のお掃除の日。

(冷却機は焙煎後の珈琲豆を 

一気に冷やすためのもの)


珈琲豆は油分が煙と共に 

たくさん出るので 

タバコのヤニのように 

機械も壁も茶色くなります。   

 

 

幸四郎は生まれつきの目の病気で 

視野が狭く視力も悪いため、 

  


細かい汚れやほこりは 

見えません。



汚れを落とすために 

水で洗うのは私の担当です。 

 


洗い終わると幸四郎に 

  


「いつもありがとう」 

  

 


と言われた時にハッとしました。  

 

  


どうしても、日常的に

幸四郎は視力のことで 

できないことが 

色々あります。

  


 

幸四郎は仕事上 

墨で字を書くため  

(目が悪いのにやってるのがすごい) 

 


仕事後に手を洗う時   

墨が手に残っていても 

気づきません。  


 

そのため、洗面所の 

タオルはすぐに 

墨で黒く汚れる。 

 

 

それを見ると、 

またタオルを洗わなきゃいけないので

ちょっとイラっとしたりしてしまう。


 

でも、悪気がないのは

もちろん知っているし 

仕方のないことなので 

怒るわけにもいかず


 

「幸四郎、またタオルに墨ついてたよー」  


 

と伝えて終わらせます。


 

家の日々の掃除も 

私がやります。  


 

そのため、幸四郎に

 

「ありがとう」 

 

を言われることが多い。 



  

今日言われた 

 

「いつもありがとう」 

 

の一言を聞いて   

私は気づきました。

 


 

あぁ、 

やってあげている

気でいたなぁ 

  


 

ということに。

   

 


ついつい 

  


できない人より

できる自分を

立派だと勘違いしてしまう。 

 

 

でも実は


 

できる自分の方が

素晴らしいわけじゃなくて 

 

 

幸四郎のように 

人の力を借りて

そのことに感謝して

「ありがとう」 

と素直に言える人の方が


圧倒的に  

心綺麗に生きていて 

素晴らしい。


   


それなのに、うっかり

目に見えることだけを見て 

できる自分の方が 

立派だと勘違いしてしまう。

  

  

 

そんなことを 

今日ふと気づいたのは

  


きっと久々に  

これを読ませてもらって 

いるからだろうなぁ。  




 

新しく新装版になったそうです↓

https://item.rakuten.co.jp/bookfan/bk-489976538x/

  

 

今日の気づきを幸四郎にも伝え  

 


冷却機掃除させてもらったおかげで

自分の心のホコリを落とさせて 

もらったわ!ありがとう! 

 

 

と伝えました。 

  

  


でもせっかく 

掃除のお礼にマッサージを 

してくれるというので 

もちろんそれは 

ありがたーく受け取りまーす😂 

(それはそれ!これはこれ!笑) 


 


お部屋も心も綺麗にして 

新年を迎えよーっと✨ 

 

 


素敵なクリスマスを!




今日は冬至。

  


昨日はせっせと 

チャクラキャンドル作って、 

キャンドルナイトを楽しみました。 

 

   

もう2022年も終わりですね。  

   



今年から私が始めたことは

お鍋でお米を炊くようになったこと。

 

ご飯が、一品の料理に変わる。  

 

一品メインのおかずを 

使った気になるから、 

もう、これと味噌汁だけの時が 

あるくらい。笑 

(旦那さんはいい迷惑 笑)  

 

 


考えてみれば 

「暮らし」を見ると 

面倒なことが年々増えていく。 


  


拭かなきゃ錆びる包丁に

育てないといけない鉄フライパン。 

 

手作り味噌に 

手作り梅干し。 


塩麹も醤油麹も 

あれこれ作る。


 

面倒なことが 

増えていく。

 


でもそれこそが、20代の時に願った 

理想の暮らしでした。

 

 

丁寧な暮らし。 


 

手作りって好きだなぁ。 

  

 


でも、それと同時に願ったことがある。 

 

 

ジャッジがうるさい自分に 

おさらばしたかった。 

 

 

地球のことを思えば思うほど 

悪が目について 

 

 

悪に敵対心を抱きながら 

善を選んでいた。 

 

 

だから、 

体に良い物を買っても 

地球に良い物を買っても 

 

 

喜びよりも正しさで選んでたから  

私自身が全然ハッピーじゃなかった。

 


 

世界平和のためにまずは

私の心が平和であること

 


そんなことはわかっていても 

心では良し悪しの声が 

うるさくてうるさくて。


 

罪悪感もなかなか 

なくならなかった。

 

 

でも気づいてみたら 

 


お味噌は作ってるけど

作りたくない年は作らずに

スーパーで買うし、


 

ご飯が作りたくないときは

カップラーメン食べる。

 

 

栄養がどうとかの情報よりも 

年々体や気持ちが優先されてきた。

 

 

塩麹も醤油麹も作るし

お米は鍋で炊くけど、 

 


ミスドのドーナツも 

コンビニの食べ物も

美味しくいただく。 



正しさ優先が

気分優先になった。

 

 

ようやく本当の意味で 

自分に優しい選択ができるように 

なってきたのだと思う。

 

   


喜びを感じられないほどに

体が疲れてる日に 

鍋でご飯を炊いても

 

 

そんな日はどんなに上手に炊けようが

美味しさなんて感じられない。 

喜べない。



だったらレンチンでサトウのご飯 

食べた方がいい。

 

 

そう思うんです。

 

 

とにかく今の気分。 

 

 

結果、

自分に優しくしていくほどに、

ご飯の品数が減っていく我が家(笑)  


  


でもさ、 

 

  

自分に優しい選択をすればするほど 

年々旦那さんから 

優しくされるようになる。 

  

  

 


ダメな嫁になればなるほど 

なぜかどんどん愛されてしまう。

 

 

わがままになればなるほど 

旦那さんがどんどん 

頼もしくなっていく。


 

自分をどう扱うかが 

人からの扱われ方。 

 

 

まさにそうだなぁと 

体感しています。 


 

だから

年末にもなってきて 

大掃除のシーズンだけど 

 

 

忙しい日々で 

全然やりたくない人は 

やらないって選択を 

したら良いと思うんです。


 

会うたびに   


「断捨離しなきゃって」  


っていう友達がいるんだけど

私はその友達にこう言いました。

 

 


断捨離しなきゃ、と思うその気持ちを 

断捨離したらいいよ。 

  

 


と。笑

  

 


だって 

物を見るたびに 

  


断捨離しなきゃ。

断捨離しなきゃ。 

断捨離できてない自分はダメだ。 

  


って心の中がつぶやいてるんだもん。 

 


そんな毎日って辛い。笑 

 

 

そういう人が 

無理やり人に勧められて 

断捨離したりしても 

絶対捨てた物を後で後悔するんです。 

 

 

私は断捨離が好きだけど 


「断捨離したい!」  


って思うからしてるだけで  


「断捨離しなきゃ!」

 

って思ってやったことは 

一度もない。 

 

 

だから、 

   


大掃除したい人だけが 

したら良いんじゃないかなぁと 

思うんです。 


 

それよりも 

一年頑張ってきた自分に 

   

 


おつかれさま  


 

って優しくしてあげる時間を 

作ってあげてください。  

 


ホッとして満たされたら  

 


1年間雨風をしのいで 

安心して過ごさせてくれたお家に 

感謝がわいてお掃除したく 

なるかもしれない。 

 

 

そしたらやれば良い。 

  


 

まずは自分に優しい選択を。




 

すっかり冬がやってきて 

 

最低気温はマイナス10度


 

となると、 

家の中は20℃近くあるので  

 

温度差により今のお家、 

結露が結構出るんですね。

   


あまり断熱材入ってないのかな。笑  

   


他の家ではそんなことないらしいのだけど 

この家は天井からも雫が落ちてきます。

    


玄関のドアも 

家の中の窓も  


1日3回くらい 

拭かないといけない。 

 

はっきり言って 

面倒じゃないですか。 

 

でもね、 

今朝窓を拭きながら思ったんです。  


 

結露のおかげで 

こんなに毎日窓拭きをして 

この家を労る機会を

もらってるんだなぁと。 

  


結露がなければ 

そんなに窓なんて拭きません。 

  


玄関のドアも 

汚れなければ 

拭くことなんてない。

 

だから今朝ふと  


あぁ、結露があって 

よかったなぁ 


と思えたんです。

 

 

一見、嫌な出来事だとしても 

見方を変えれば 

良いことだったりする。 

  

 


幸四郎の目も 

いつ失明するかわからない病気だからこそ 

一緒に景色が見れる今が 

当たり前じゃないって思えるから

日々の喜びは何倍にもなる。 


 

体調を壊した時があるから 

献血できる元気な体になれたことが

何倍にも喜びに感じられる今があるし

  

 


好きな服がわからない時があったから  

今、自分の好きがわかるだけで

何倍も喜べるし 


   


夫婦の仲が良くなかったからこそ 

今仲良くなれたことが 

何倍にも喜びに感じれる。 

  

 


そうやって 

過去の辛かったことは 

今の幸せを何倍にもしてくれているし 


今起きている 

一見大変だったり辛い出来事も 

見方を変えれば 

良い点があったりする。 

 

 


今日から結露を拭くのが 

喜びに変わりそうです! 

(この気持ち、続くと良いな😂) 

 

 


(みかんの皮の忘れもの)

  


ではみなさん素敵な1日を。