年末にサブPCのCPUとM/Bを換装しました。
A10-7980K&AsRock FM2A88X-ITX+からCore i5-8400&AsRock Z370M Pro4、AMDからintelです
OS Windows10(以下、Win10)ではマイクロソフトアカウントを作ってログインしている場合、デジタルライセンス認証でクラウドに紐付いているのでOSが入ってるHDD、メモリー、dGPUがそのままでも移行出来て楽ですね…と、それは良かったんですが、ドライバー等を再インストールしたのにエンコードでQSVを使用可に出来ません…
GPUにGeForce GTX950を差しているのが悪いのかとM/BのBIOS設定も確認したのですが、マルチモニターの設定も有効になってました。ちなみに、AsRock Z370M Pro4でdGPUとiGPUを同時に使う方法はマニュアルのP61に記載されています。
【iGPUマルチモニターの設定】
UEFI画面に入ったら詳細画面を開いて、Advanceタブ → Cipset Configurationでチップセット設定を出し、下にスクロールすると項目が現れます
(本当はF12キーでUEFIのスクリーンショットが取れるのですが、どうやっても画像が保存できず・・・)
Win10の場合、iGPUのディスプレイ端子にダミープラグを差したり、デスクトップ上で仮想モニター設定等の小細工をしなくても、UEFIで設定してあればdGPUとiGPU=QSVが有効になるはずなのに変だなと思って、intelグラフィックドライバーを再インストールしたら、すんなりと認識しました
【intelグラフィックドライバーのDL先】 ※現在の最新はver15.60
https://downloadcenter.intel.com/ja/product/80939/
【dGPUとiGPUの有効を確認する方法】
Win10では、キーボードで「ESC」+「Shift」+「Ctrl」同時押しでタスクマネージャーを出せば、すぐに確認出来ます。本当、Win10いろいろ便利すぎ
【HandBrakeのQSV設定画面】
【TMPGEnc Video Mastering Works6のQSV設定画面】
上記、2つのエンコードソフトでも、ちきんとiGPUのQSVと、dGPUのNVENCが有効になっています
(HandBrakeはNVENCが使えないのでGPUエンコーダはQSVだけ)
どうやら、自分の環境ではGeForceグラフィックドライバー → intelグラフィックドライバーの順でインストールしないとQSVが無効化されていたようです。CPU&M/B換装後、Windowsアップデートから自動でドライバーを更新したのが悪かったのかもしれません。
【まとめ】
・UEFI(BIOS)の設定を確認
・dGPUのドライバーを入れた後、iGPUのドライバーも入れる
・OSや各ソフトの設定を確認
これでやっとQSVエンコードが出来るようになりました。めでたし、めでたし
今回の購入先