クリエイター向け、PCIe4.0とPCIe3.0の違いは大きい話 | USBメモリー収集家のブログ

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動画の拡大(いわゆるアプコン)の為に現在最強のソフトと言わるTopaz Video AIを使いたくてGPUをGeforce RTX4060-8GBにしたのですが、残念な事実が発覚。自分が使っているCPUはCore i9-9900KなのでGPUとの接続はPCIe3.0なのです。

ちょくちょく話題になるようにこのRTX4060というのは対応レーン数がPCIe4.0のx8なんですよね。端子部分はx16レーンですが実際の伝送レートは半分しかありません。

これは、PCIe4.0で接続する分には問題ないのですが、旧PCのPCIe3.0に接続する場合もx8レーン接続になってしまいます。これ、かなり問題ですビックリマーク

 

4.0と3.0のx8では伝送レートが半分なので性能が大幅に下がります。

「いやいや、ゲームベンチだと10%も下がらないって結果があるじゃん!」と言われますが、ゲームと動画編集等のクリエイター向けソフトでは使い方が違うので全く参考になりません。

単純に、有名なベンチマークのCHINEBENCH2024をやっただけでも、PCIe4.0x8接続のRTX4060とPCIe3.0x8接続のRTX4060ではスコアが大幅に違いました。

 

【CHINEBENCH2024/GPUベンチマーク】

PCIe3.0x8接続のRTX4060=8,935

PCIe4.0x8接続のRTX4060=10,784

 

結果、17.2%も低いスコアになってしまっています。これだけ性能が落ちるともう実質RTX4050みたいなものです。現在でもRTX4060は4万円以上する高価なGPUなのに、更に性能発揮できないのはがっかりですよね。

この事実を知って、CPUとマザーボードをPCIe4.0対応の新PCに買い替えたところ、Topaz Video AIの変換速度が21.8%も向上しました。

 

【Topaz Video AI/480p→1080pアプコン変換速度】

PCIe3.0x8接続のRTX4060=24.3fps

PCIe4.0x8接続のRTX4060=29.6fps

 

なので、クリエイター向け動画、画像編集としてGPUの買い替えを考えている方はPCIe速度にも注意してください!!

 

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