ジェフはどんなメンバー・戦術で戦うか。
今日も勝手にプレビューします!
2015J2リーグ第11節
ジェフユナイテッド千葉 VS 横浜FC
フクダ電子アリーナ 5/3 16:00kickoff
前節 3位
勝点 20
得点 17
失点 8
差 +9
完封 6
今季得点
ネイツ・ペチュニク⑤
井出 遥也③
キム・ヒョヌン③
金井 貢史②
パウリーニョ②
森本 貴幸①
オナイウ 阿道①
今季警告/退場
谷澤 達也③/0
高木 駿②/0
キム・ヒョヌン②/0
ネイツ・ペチュニク②/0
パウリーニョ②/0
金井 貢史①/0
井出 遥也①/0
佐藤 健太郎①/0
中村 太亮①/0
前節アウェー熊本戦。
4ゴール奪って、クリーンシート達成。
2連敗で2試合ゴールなしの悪い状況から脱する勝利を、アウェー熊本の地で挙げました!
熊本の状態がよくなかった事は確かですし、助けられた部分も多かった。
過信はよくありませんが。
悪い状況を最高の結果で自ら脱した事は、素直に評価していいと思っています。
しかし、そんな勝利の余韻に浸る時間はありません。
中3日で、直ぐにホーム・フクアリでの横浜戦が控えます。
ここから中3日、中2日、中2日と試合は続きます。
ジェフはホーム、アウェー、アウェーの並びになります。
疲労をどれだけ蓄積させずに、もしくは回復させて戦う事が出来るか。
これが重要です。
そこはクラブのスタッフに任せるしかありません。
その上で、ベストなメンバーで試合に挑む。
その為には何が必要か。
メンバーの選考は、大きなポイントです。
ここまでほぼスタメンを固定して戦ってきたジェフ。
開幕戦のスタメンが先発から外れたのは。
10節までで、怪我で欠場した金井・谷澤(ベンチには入った)・勇人・森本の他には、前節熊本戦で遥也がスタメン外れたのみ。
勇人と森本は直近2試合ベンチからも外れています。
金井と谷澤は怪我明け直ぐにベンチに復帰し途中出場、次の試合でスタメン復帰しています。
ベンチメンバーは毎節変わりますが、スタメンは怪我以外ではほぼ不動です。
好天と気温の上昇が予想される今年のGW。
行楽には最高ですが、試合が続く選手にとっては厳しい環境です。
メンバーが変わっても、試合・プレーの質を落とさない事。
これが最も求められる事です。
選手には個性があり、長所と課題はそれぞれ。
同じプレーをする選手はいません。
その選手を如何に組み合わせ、チームを作るか。
如何に今季目指すfootballを実践するか。
スタメンだけではなく、ベンチメンバーの選択と試合中の選手交代も含めて。
関塚さんとコーチ陣は、もちろん選手の特性を把握しどうチームを作るか頭の中にあると思います。
次に大事になるのが、スカウティングとそこからの分析・対処と思います。
自分達のfootballが出来れば結果は出る。
過去5年聞いてきた言葉ですし、他のクラブの選手からも最近よく聞こえてくる言葉です。
ジェフはドイツ代表でもバイエルンでもレアルでもない。
ジェフの今季のfootballは。
相手のやりたい事をやらせないきっちりとしたディフェンスの上で、どう速く効果的に攻撃するか。
簡単に言うと、これを追求していると思う。
当然、相手をきっちり分析し戦う上でのポイントをチームで共有する必要がある。
大宮戦までは、それをチームで共有し戦えていたと思います。
躓きは愛媛戦。
前に出てくると思った相手が、5バックでフィールドプレーヤー10人全員で引いて守ってきた。
ペナルティーエリアから10~15mまでは、相手2トップがチェックにくるボランチの2人以外ほぼノープレッシャーでプレー出来た。
中盤で時間とスペースの余裕を、労せず手にしたジェフ。
大宮戦までの戦い方・姿勢を忘れてしまった。
そこで、チームとしての戦い方を統一出来なかった。
もっと速いプレー・展開を考える選手がいて。
余裕があり過ぎてプレーが遅い選手がいて。
その内何も考えずにアーリークロス連発する様になって。
チームで意図を共有出来ていないから、攻撃のテンポ・リズムが単調で愛媛のブロックを崩せなかった。
逆に上手くはまったのが前節熊本戦。
熊本が前半途中に巻を投入し戦い方を変えてくるまでは。
熊本はほぼ何も出来なかったし、ジェフは2点では足りないくらいだった。
セットプレーが大きなチャンス。
ジェフの選手は、全員同じ事を考えていたと思う。
そして、事前のプラン通り熊本陣内で多数セットプレーを得て。
試合開始早々のセットプレーでは、大岩がフリーでヘディング。
これは枠を外れますが、選手は自信を持ってプレーを続けられた。
前半15分、セットプレーからキムがヘディングでゴール。
自信が確信に変わった瞬間だと思う。
熊本が戦い方を変えるまでは、ほぼ完璧な理想の試合展開だった。
新聞にも書いてありましたが。
正に、スカウティングの勝利だったと思う。
これは、戦術や技術だけの話ではなく。
メンタルまで含めた話です。
自信を持って戦っている選手が。
試合中に、自分達の戦い方に確信を得る。
勝利に必要な、重要な事と思います。
ここで課題なのは。
巻投入後ポゼッションスタイルを諦めてロングボールを蹴ってくる相手に、後半途中までペースを握られてしまった事。
事前のスカウティングとそこからの分析・対処はとても大事ですが。
footballの試合は、何があるか分からない。
熊本の様に相手が前半から戦い方を変えてくる事もある。
怪我やカードで選手が代わったり減る事もある。
得点や失点、時間帯によっても戦い方はお互いに変わる。
試合前のプランから変わってしまっても。
試合中に自ら対応する必要がある。
ピッチの選手だけではなく、関塚さんも同様。
大事なのは、チームの意図するfootballを全員で共有し実践する事。
試合前のスカウティング・分析から決めた戦い方・戦術を。
まずは100%ピッチで実践する事。
その為には、全力で走り全力で戦う必要がある。
球際や局面で厳しく激しく戦い。
個の争いで、常に優位を保つ事を目指す。
今季のジェフのfootballを考えれば、これが大前提です。
その上で、ピッチで起こる事に対して意思を統一して挑む。
これが次に大事な事と思います。
何が言いたいのか。
要するに、ピッチ上でチームを統率するリーダーが必要って事です。
パウリーニョとペチュニク。
今季のジェフの2枚看板です。
2人は戦術の柱であり、替えの効かない選手。
パウリーニョは外国籍選手で加入直後のシーズンなのにキャプテンに就任。
ここまで、本当に“ジェフの中心・心臓”です。
ペチュニクは現役スロベニア代表選手。
代表招集を断り、ジェフでのプレーを優先してくれた。
怪我や余程の事がない限り、関塚さんはメンバーから外せないと思う。
ここまでチームを引っ張ってきた2人ですが。
共に血の気が多い。
レフリーに、相手選手に。
顔を真っ赤にして食って掛かります。
それ自体は、私はいい事と思っています。
相手を威嚇する事も、次に同じ事をしたら許さないって態度も。
人生と同じで、footballもちょっとやり過ぎくらいでちょうどいいと私は思ってますから。
しかし、チームを統率すると考えると。
プレーは熱くても頭は冷静って選手が必要です。
“頭の中は冷静な猟犬”、佐藤勇人。
私は、今季そういう役目を勇人に期待していました。
実際に、右SB金井とのコンビで。
チームのバランスや緩急、そして“猪突猛進”パウリーニョをコントロールしてきたと思っています。
しかし年齢を考えれば。
シーズン42試合フル出場は難しい。
現状は怪我で2試合欠場。
では、誰がチームを統率するのか。
私は、大岩に期待しています。
山口智が移籍し、不安が囁かれた今季のCB。
大岩は、まだまだ課題も多いし甘い所がありますが。
必死にディフェンスラインを統率しています。
毎試合大声を上げ両手を上げ、ラインをコントロールしています。
そして智の様に、相手陣内ジェフの右サイドのスペースを常に狙っています。
大岩には、ディフェンスラインだけではなくチーム全体を統率してほしい。
それが出来る選手だと思っています。
大岩がチームを統率出来れば、ジェフはもっと強くなれる。
そして自身が目標とする山口智に追い付き追い越す事が出来ると思う。
GWの連戦だけの話ではなく。
ここからまだシーズン32試合残っている。
怪我やコンディションや累積で、主力と言われる選手が抜ける試合は多くあるはずです。
選手全員が日々競い合い。
誰が出ても、戦い方が変わったとしても試合の質を落とさない。
その為には、ピッチ上でチームの意思を統一し引っ張るリーダーが絶対に必要です。
大岩に、私は大きく期待しています!
話が長くなってしまい。
何が言いたいのか、自分でも分からなくなってきました。
妄想フォーメーションとちょっとだけ横浜の話を書いて、終わりにしようと思います。

まず横浜は。
大宮戦や磐田戦のプレビューで書いたのと同じ様に。
やり方・方法論は攻守共に違いますが。
狙っているfootballのベースは、ジェフと似ていると思います。
今季は、いわゆる昇格が絶対に必要なクラブが、皆似たfootball思想でチームを作ろうとしていますね。
ジェフ・磐田・大宮・横浜。
他のクラブはよく見ていないので、あまり偉そうに言えませんが。
福岡や札幌等もそうなのでしょう。
やはり昨季の湘南と松本の影響でしょうか。
J2のシャーレはオークションに出品するっていう磐田の監督さんまで、超現実的なfootballしていますから。
攻守が分離した華のあるfootball目指しているのは、セレッソくらいなのではないでしょうか。
横浜戦も。
大宮戦や磐田戦の様な、1対1や局面の争いが結果を左右する試合になると思います。
前述の様に。
連戦であっても。
パウリーニョとペチュニクを、関塚さんは外さないと思います。
前節は、明らかに疲れの見えたペチュニク。
コンディションを考えれば、1トップでの起用が妥当と思います。
ペチュニク1トップと考えると。
熊本戦で、トップ下也真人とのコンビは。
初めてなのに、お互いにやりやすそうでした。
ポイントは、也真人がどれだけゴールに直接絡めるか。
熊本戦では、時間とスペースを享受出来た也真人。
横浜戦では、中盤と相手ペナルティーエリア前には。
時間もスペースもない事が予想されます。
そこでどれだけ直接ゴールに関わるプレーが出来るか。
私は、怪我とコンディションの問題がなければ熊本戦と同じメンバーがスタメンと予想しているのですが。
也真人にとって、正念場と思います。
今季開幕からのレギュラー、遥也がベンチにいるし。
まだ見ぬ期待の能登も、前節ベンチ入り。
也真人は勝負所です。
勇人と森本の状況も分からないし。
前節交代前はヘロヘロだった谷澤もどうか分からない。
明日は、今季恒例になった試合前の非公開練習。
今季まだ練習も1回しか見に行っていない私が。
スタメンの予想したってなんも分かりません!
あくまでも妄想で。
前節と同じメンバーと予想しました。
下の赤い選手は、私の勝手な希望というか期待です!
GW連戦の真っ只中ですが。
この連戦中の課題や懸念は。
シーズン通した課題・懸念と思っています。
これから暑くなる季節です。
J2での過去は、夏場の失速が毎年話題でした。
今季は登録選手の数で考えても。
層が薄い事は明白です。
選手の能力という意味ではなくて、単純に各ポジションの人数という意味で。
ここから、本当にチームの総力戦です。
誰が欠場したから。
そんな事を言わないで済む様に。
チーム全体を底上げし、ピッチを統率するリーダーの成長に期待しています。
そして我々サポーター。
常に選手の背中を押し続けたい。
それぞれが出来る事でいいんだと思います。
大声出す事だけが正解じゃない。
人それぞれでいいと思う。
必ず想いは選手に届くと思います!
私は、横浜戦の電車orチャリ参戦の稟議に決裁いただきました。
飲んで食って、子供と楽しみます!
喜作とサマナラ我慢して、新しいお店にチャレンジしたいです。
もちろん手拍子とチャントは忘れません。
次も勝つよ!
GW中に首位奪還。
これが私の勝手な目標です!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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今日の一言「大岩のリーダーシップに期待しています!」