感情のコントロール不能…悪循環のループ… | 過食症の完治を目指して

過食症の完治を目指して

摂食障害(過食症)を患って20年。最初は何よりも痩せることで頭がいっぱいだった。いつしか痩せることと食べることに全てが支配された。気づけば心身がボロボロ。とうとう回復の道を歩くことになり、今、症状は落ち着いている。回復過程で得たことなどをつづります。

こんにちは^^


あなたは、
どうしても抜けられない悪循環のループにはまってしまったり、ということはありませんか?


摂食障害を患うかたには、
不安障害やうつ状態を合併することが多くあります。


そのようなかたには、
パーソナリティの偏りがあり、
治療するにあたって、
そこを無視することはできません。


ではなぜ、
パーソナリティの偏りが、冒頭に記載した悪循環のループと影響しているか、
と言うと、
それは、
「極端な考え方や傷つきやすさ、他人への敵か味方かという見方、他人と自分との境界があいまい、自分へのこだわりの強さ」、などの、パーソナリティの偏りの特徴が、
状況を実際よりも悪く捉えさせ、うまく対処できず、さらに状況を悪い方に捉え、実際に状況が悪くなる、
ということが起こるからです。


摂食障害とパーソナリティの偏り


そして、
そのようなかたが、
何らかの理由で、
見捨てられ不安や自己否定感が強まると、
境界性パーソナリティ障害、
の状態を呈することもあります。


境界性パーソナリティ障害は、
パーソナリティ障害の中でも急性憎悪をきたした状態と言えるそうです。


感情がコントロールできず、
気分や人に対する態度が両極端に変動するなどし、
時に、
暴力的な行動に出てしまったり、
自暴自棄な行動に走ってしまったりもします。


私自身の経験もふまえ、
このようなことにあてはまると思うかたは、専門家に相談してみることをおすすめします。


私は、
これらの改善により、
摂食障害の症状も改善することがある、
と思っています。


運命、って?


それでは、
今日も、みなさんが少しでも楽に過ごせることを願っています。