歯ぎしりが不眠の原因になる | 体の悩み解決ブログ

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眠っているときに無意識にすることと言いますといびきと歯ぎしりです。
いびきの場合ですと、あまりの大きさに自分でも気づく…なんて話をよく聞きますが、歯ぎしりの場合は自分では気づかないことが多かったりします。


そもそも歯ぎしりとは、眠っているときに上下の歯を食いしばってしまって、ギリギリと音が出ることです。
人によってはギリギリと歯を鳴らすのではなく、カチカチと鳴らす人もいらっしゃるそうです。


歯ぎしりをしていると、眠っているときでも歯に負担をかけていることになります。
眠っているときというのは、無意識ですので力の加減ができません。


そのために、思いっきり歯を食いしばってしまって、起きた時に歯茎が痛んでしまっていたりする場合もあります。


このような状態が長く続きますと、歯茎が腫れる原因にもなりかねません。


それだけでなく、歯を強くこすり合わせることで歯が削られてしまうこともありますし、あごの関節部分が痛くなってしまうこともあるのです。


それに歯ぎしりというのは、自分だけに影響が出るわけでなく、一緒に眠っている家族にとっても眠れない原因のひとつとなってしまうのです。


歯ぎしりの原因というのははっきりとはわかっていないのですが、ストレスだったり飲酒や喫煙などが影響しているともいわれています。
もしくは、両親などで歯ぎしりをしている人がいる場合など、遺伝的な影響もあると考えられています。


寝ているときだけではなく、起きているときでも歯を食いしばって歯ぎしりをする場合もありますが、眠っているときの歯ぎしりは、ストレスや不安を抱えているケースが多いと考えられているのです。


しかし一説では、歯ぎしりをすることでストレスを解消しているということも調査によってわかっていて、歯ぎしりがひとつのストレス解消の場となってしまっている場合もあるのです。


しかし歯ぎしりを続けていますと、どうしても歯やあごなどに影響が出てしまいかねません。
現在歯ぎしりをしている人の中で、実に半数もの人が歯やあごなどに影響が出てしまっているということもわかっているのです。


歯ぎしりを完全に治す治療方法というのはいまだにわかっていないのですが、まずはストレスを減らしていくことから始めてみるのも良いでしょう。


また、歯ぎしり専用のマウスピースも販売されておりますので、歯やあごへの刺激を和らげるためには使用してみるのも良いかもしれません。