ストレスによる不眠に効果があるツボ | 体の悩み解決ブログ

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仕事や人間関係など、ストレスの原因となることは多々ありますがストレスを溜め込みすぎているとイライラしたり、気分が沈んでしまったり、疲労感が出たりしてしまうこともあります。そしてイライラすることによって眠れないという場合もあり、ストレスによる不眠症に悩む方もいるのです。イライラ感が残ったまま布団に入って、いざ眠りにつこうと思っても色々と考え込んでしまって眠れないこともあります。眠らないといけないのに、なぜ眠れないんだろうと考えると更に悪循環となってしまいます。


そんな時に、効果のあるツボがあります。人間の体には多くのツボがありますが、その中でもストレスによるイライラに効果のあるのは「太衝」というツボです。これはイライラやストレスだけでなく、月経痛や吐き気、嘔吐、胃痛、過食などにも効果があるようです。場所は足の親指と人差し指の骨が交わる部分の手前にあるくぼみです。草履やサンダルなどを履いた時に鼻緒が来る辺りです。細い骨と骨の間にあるツボなので軽く親指の腹で押しながら回すと良いでしょう。力を入れて押す時は息を吐いて、力を抜く時は息を吸うようにし、呼吸は腹式呼吸を意識して下さい。左右両足にあるので、片方につき3秒押して離すというのを7~10回ほど繰り返しましょう。


その他にも不眠に効果があるツボはいくつかあります。足の裏には「湧泉」というツボがあり、土踏まずのくぼんだ部分に位置し、骨と骨の間にあります。比較的強く押しても良いので、親指を使ったり、ペンの後ろ側や、ツボ押しの棒などを使って刺激しても良いでしょう。このツボを押すことによって自律神経が刺激され、自律神経の不具合を調整する作用が働きます。


足の裏のかかとの中央に位置するのは「失眠」というツボです。頭が冴えてしまって眠れないという時に効果のあるツボで、お灸をするのが効果的だそうです。かかとは皮が分厚い部分ですので、お灸をしてもそれほど熱くはありません。お灸が出来ない場合は強めに刺激を与えてみると良いでしょう。


また、いかにも不眠に効果のありそうな名前の「安眠」というツボもあります。これは首の後ろに位置するツボで、耳の後ろの下に向かって尖っている骨の部分から指一本分下にあります。睡眠不足になっている時にはこの部分が硬く凝ってしまっている場合があるので、押してみると痛みを感じるかもしれません。自覚症状はなくてもここを触ってみて凝っていたら、気付かぬ内に体は睡眠不足となっているかもしれないので、時々チェックしてみても良いのではないでしょうか。