眠れない時にはホットミルクを飲むと良い? | 体の悩み解決ブログ

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なかなか眠れない時には、何か温かい飲みものを飲んでいるという人も多いのではないでしょうか。カフェインの含まれている緑茶やコーヒーなどは眠れない時には向きませんが、ノンカフェインの温かい飲み物は心地よい気分にもさせてくれます。眠れない時にホットミルクを飲むと良いというのを聞いたことがあるかもしれません。冷たい牛乳だと胃を刺激してしまうこともあるので、人肌程度に温めたミルクだと胃への負担も少ない上に、体を内側から温めて眠りにつきやすい状態へ促してくれます。


牛乳にはトリプトファンというアミノ酸が含まれており、これがもととなってセロトニンという睡眠物質が生成されます。このセロトニンという物質は、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を促す役割をしているのです。牛乳に含まれる機能性物質のうち、脳の機能に関係する潜在因子としてモルヒネ様ペプチドというものがあります。例えば、赤ちゃんはとても良く気持ち良さそうに眠りますよね?そして多少の物音がしてもあまり目を覚ますことはなく、熟睡しています。これはこのモルヒネ様ペプチドという物質が脳に有効作用しているからだと言われています。なので、大人が飲んだとしても鎮静効果が期待でき、不眠を解消してくれるのです。


また、牛乳にはイライラを抑える効果のあるカルシウムや、他にもタンパク質、鉄分などのミネラルや、ビタミンA、B、Cなどもたくさん含まれており、特にビタミンBは神経を穏やかにしてくれる効果があるので不眠の時にはもってこいなのです。


あまり知られていないかもしれませんが、ナイトミルクというものがあり、これは夜に搾乳された牛乳のことです。牛は夜になると日中の3~4倍ほどのメラトニンを分泌し、高い睡眠効果が期待出来ると言われています。ナイトミルクと表示されて販売されているので、一度試してみてはいかがでしょうか。


ホットミルクだけで飲むのも良いのですが、中にはちみつを入れてみたり、バナナと一緒にバナナシェイクにしてみたり、豆乳を混ぜてみるのも更に不眠解消に効果が期待出来ます。はちみつに含まれているブドウ糖にはトリプトファンを吸収しやすくする効果があり、ホットミルクにはちみつを入れることによって不眠だけでなくイライラした気分も解消できます。ほんのりと甘くなるので飲み易く、心も落ち着くでしょう。