不眠症が続くとどうなるの? | 体の悩み解決ブログ

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必要な睡眠時間というのは人によって違うものですが、自分にとっての充分な睡眠時間を得られていない状態が続いてしまった場合や、睡眠時間はとれているのに睡眠の質が悪い場合には様々な不調が現れてきます。どんな人でも眠らないと生きて行くことは出来ません。いくら眠気を我慢しようとしても限界を超えると眠気に襲われてしまうのです。毎日のように不眠の状態が続いてしまうと、一体どうなるのでしょうか。


不眠などの理由で睡眠が不足してしまうと、単純作業であるのにも関わらずに能率が悪化してしまったり、集中力や記憶力の低下が起こりミスを起こし易くなってしまいます。仕事をしている時に眠気に襲われてしまうとどうしても仕事の効率も上がりません。またイライラ感を生じることもあるのでこういった時に車の運転をすることは大変危険です。


眠気が急に襲って来た場合には、頭がぼーっとしてしまったり、身体がだるくなったりすることが多く、中には頭痛や目眩、視力の低下、食欲不振などが起こる場合もあります。まっすぐ歩くことも困難になることもあり、足下がふらふらとふらついてしまう危険性もあるのです。たまたま試験勉強などの一夜漬けで一日だけ睡眠時間がほとんど取れなかったという場合もあるかと思います。しかしこれは翌日には身体に影響が出てしまうのですが、生活リズムを元に戻すと数日で回復します。ただこういった状態がずるずると続いてしまうと不眠症となってしまい、単なる寝不足とは言えなくなってしまいます。気分が沈んでしまったり、イライラして人に八つ当たりをしたり他人にまで迷惑をかけてしまう場合もあるのです。


眠らないといけない、と考えてしまうと余計にストレスが掛かってしまい負のスパイラルとなってしまい精神的にも辛くなります。こうなってしまうと不眠症の治療にはかなり時間がかかってしまうことも多いようです。


また最近では睡眠不足によって肥満になるというデータも出ているようで、平均睡眠時間が4時間の人というのは7~9時間ほど睡眠時間をとっている人と比べると肥満と判断される人の割合が7割程度高くなっているそうです。睡眠不足のの状態では食欲を抑制するレプチンというホルモンと、食欲を促すグレリンというホルモンのバランスが乱れてしまい、その結果食欲が増してしまうのではないかと言われています。


睡眠時間を削ってでもやらなくてはならないことも出て来ることがあるかもしれませんが、それによって体調不良や仕事の効率を悪化させてしまうこともあるので、どこかでしっかりと区切りをつけて眠気を感じた時に眠るようにして不眠症を防ぎましょう。