不眠と睡眠不足は何が違うのか? | 体の悩み解決ブログ

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日本人のおよそ5人に1人は不眠であると言われていますが、不眠と睡眠不足というのはどんな違いがあるのでしょうか。


睡眠時間というのは人それぞれ適度な時間が異なるので、睡眠不足というのも人によって異なります。8時間眠らないと寝不足だと感じる人もいれば、3時間の睡眠でも起きたらすっきりとしていて寝不足だと感じないという人もいます。自分自身があくまでも健康に正常に過ごすことが出来るのならばそれが最適な睡眠時間だと言えます。


ではまず不眠というのはどういった状態のことなのでしょうか。不眠というのは起きている時に睡眠不足だなと感じることが強く、身体的、精神的に苦痛を感じてしまう状態のことです。身体は疲れていてとても眠いのに布団に入ってもなかなか眠りにつけず、こういった状態が何日も続いてしまうことで不眠症となってしまいます。寝ないといけないのに眠れないということがストレスとなり、余計に眠れないという負のスパイラルに陥ってしまうのです。不眠が続いてしまうと疲労は蓄積される一方で、体の代謝も悪化したり、血行不良、抜け毛、便秘にも繋がることがあるので気をつけなくてはなりません。


次に睡眠不足ですが、これは普段よりも少し睡眠が足りないけれど、一日はその状態で過ごすことが出来、夜になればぐっすりと眠ることが出来るような状態のことを言います。睡眠時間を削って仕事や勉強、遊びなどを行う夜更かしをすると、日中に眠気を感じ倦怠感も生じてしまいます。これは自己都合で自ら睡眠時間を削ってしまうことによって起こることが多いので、睡眠不足を解消しようと思うと自分でしっかりとコントロールしなくてはなりません。


不眠や睡眠不足が続いてしまうと精神不安定に陥ってしまったり、集中力の低下、作業能率の悪化などの症状が現れます。体を調整するための機能も低下してしまうので心疾患、糖尿病などのリスクも高くなると言われています。特に不眠症になったら、早急に改善することが望ましく決して軽視してはいけません。日本人は昔から、不眠不休で働くというのが美徳だと考えられてきました。睡眠時間を削ってまで仕事や勉強をするというのが当たり前の時代もありました。これは世界的に見ればかなり珍しいことのようです。無茶をしすぎると体にも良くない上に、事故を起こしてしまう危険性もあります。睡眠不足の時、不眠の時には車を運転しないようにしましょう。