Keio Fairtrade Society

Keio Fairtrade Society

慶應義塾大学でフェアトレードを広める活動を行っている学生団体です!

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 こんにちは! 今回は団体の名称に入っている「フェアトレードってそもそも何?」という疑問に答えさせて頂こうと思います。また団体活動の中でよく聞かれる「フェアトレードって単なる慈善活動?」という疑問にも答えます(*^-^)

 まずは第1の疑問ですが、フェアトレードとは、、、字義通り「公正な貿易」を意味します(1)。では公正な貿易とは何かというと、生産者と購買者双方が正当な利益を得られる貿易の事を指します。「貿易って輸出国と輸入国、お互いのメリットの為に行われてるんじゃ?」と思われる方がいるかもしれません。しかし先進国と途上国間の貿易において、途上国の生産者が貿易の利益を受けられない程の買い叩きがしばしば起きています。フェアトレードの本質は、上記の様な買い叩きを防ぎ、生産者が持続的なビジネスを続けられる取引を行う事です。

 ここで第2の疑問、「フェアトレードって慈善活動?」について答えます。「フェアトレードの商品ってよくボランティア団体が売ってる民芸品の事かな?」と思いますよね。実はフェアトレードの商品はスーパーで取り扱われていたりします。下の図がフェアトレード商品である事を示すマークです。是非探してみて下さい。
画像4.jpg
画像3.png


NGO ACEのHPより引用
http://acejapan.org/childlabour/report/fairtrade 20
16/3/30

 またフェアトレードのマークはないけれど、実は身近なものがフェアトレードにより作られていたりします。例えば楽天市場で最も売れている名刺入れ、実はフェアトレード商品です︎②この名刺入れは株式会社ボーダレス・ジャパンの事業の1つBusiness Leather Factoryで作られたものです(2)。フェアトレードの商品と聞くと商品自体の価値でなく「途上国の生産者が頑張って作った」事を売りにしているのでないかと思ってしまいます。しかし実際には良質かつ消費者のニーズに即した数多くの商品がフェアトレードで作られているのです。
名刺入れ


BUSINESS LEATHER FACTORYのHPより引用
http://business-leather.com/products/r00003.html 2016/3/30


 ここまで読んで「フェアトレードの商品ってどんなのがあるんだろう?」と思った方も、「なんとなく来てみたい」と思った方もぜひぜひ新歓ブースにお越しください(^-^)
長文読んでくださりありがとうございます︎

参考文献・HP
(1)東京都市大学環境学部編 「BLUE EARTH COLLEGE ようこそ『地球経済大学』へ。」p312
(2)株式会社ボーダレス・ジャパン HP
http://www.borderless-japan.com/company/concept 2016/3/30

Writer:藤野江美(法学部政治学科3年)KFS2016副代表
マイブームは、大量に借りた本を、ゆったりゴロゴロしながら半分くらい読むこと(*´ρ`*) こんな私が副代表してるので、ぜひみなさんゆったりしに来てください笑

 はじめまして!Fairtrede Society代表の文学部3年の荒木です!

 突然ですが、今回私は去年フィリピンで出会ったストリートチルドレンたちについてお話ししたいと思います。

 Fairtrade Societyは去年、NPO法人ICANさんのスタディツアーに参加し、実際にストリートチルドレンに出会いました。私たちがこの目で見てきた事実を少しでも多くの人たちに知ってもらいたい、という思いから今回この記事を書かせていただいています。


 皆さんは「ストリートチルドレン」についてどれほどの知識をお持ちでしょうか?

 その名の通り、ストリートチルドレンとは、路上で生活する子供たちのことです。とはいってもストリートチルドレンにはいろいろな子がいて、家も家族もなく路上で常に生活している子供もいれば、家族や家はあってたまに家族のもとに帰る子や、親に言われて物乞いをさせられているような子もいます。


 私たちはストリートチルドレンが多くいる、マニラ市内のブルーメントリットという地域に行きました。着いて早々、私たちは線路脇で汚れた服を着て寝ている子供たちを目の当たりにしました。私はカルチャーショックを受け、正直なところ少し彼らに嫌悪感を感じてしまい、目を背けそうになりました。それだけ衝撃的な光景でした。


 その日私たちはICANが運営する「ドロップインセンター」という施設に行きました。その施設は地域のストリートチルドレンの子供たちに路上教育、健康教育を行い、彼らが路上で生活することのないように指導をしています。ドロップインセンターは昼間開いていて、その間子供たちが体を綺麗にでき、食事を食べ、安心して生活することができます。

 先日名古屋にあるICANさんの事務所を訪れお話を伺ったところ、この施設は別の地域に移転したそうです。その理由としてはドロップインセンターがあるせいでストリートチルドレンがその地域に集まってしまい、地域の人たちが不快に感じているためです。子供が嫌がらせを受けたりもしていたそうです。ストリートチルドレンに向けられる地域の人たちの視線、態度は厳しいものであったといいます。何か犯罪が起こると彼らが犯人扱いされたり、怪我をしても病院は彼らの身なりを見て病院に入れてくれないこともあったそうです。

 現在はドロップインセンターはもっと協力的な地域に移転したそうですが、私たちがフィリピンを訪れてから1年たってもストリートチルドレンを取り巻く社会の状況は変わっていないと感じました。 ストリートチルドレンが居なくならない理由はさまざまですが、親の知識、教育の不足が大きいと思います。例えばモラル(いいことと悪いことなど)、子育ての方法、性教育などです。さらにフィリピンの社会構造にもストリートチルドレン問題は起因しており、さまざまな要素がつながった結果、現在のような悲惨な状況が続いています。


 私たちの団体はフェアトレードを推進する団体ですが、こういった問題に私たちが目をむけていくこともまた、必要なのかなと感じています。フィリピンを訪れてから1年、私は時々フェアトレードが彼らを救うことはできないか、と考えたりしています。 新入生の皆さんも、私たちと一緒に世界の問題に目を向けてみませんか?


writer: 荒木真央 文学部社会学専攻新3年 KFS代表

 美味しいご飯と女子トークが欠かせない、他称サザエさん(公認してません笑) 人と関わること、お喋りすることが好きなので、上級生とお喋り、相談したい新入生はぜひKFSの説明会にいらしてください( ´ ▽ ` )ノ美味しいコーヒーとトークを用意してお待ちしてます☆

 こんにちは、新2年のMです! 新入生のみなさん合格おめでとうございます! そろそろ新生活もスタートするころですが、"あれ"のことは考えてますか?
 "あれ"とは…そう、サークルです!


 体育会に入ってスポーツにうちこむもいいし、兼サーをしてたくさんの友達を作るでもいいし…迷いますね。


 そこで今回は、私が過ごした新歓期について、三つの「お悩み」にお応えしようと思います(^^)


「サークルありすぎ! どこから回ればいいんだろ…」
 始めに自分がやりたいことを選んでパンフレットをみるorネットで検索してどのサークルを見学するか決めておくのがおすすめです。
 タイムスケジュールを組んでおくと見逃すことなくすべてのサークルを回ることができます。

「国際交流したいけど、似たサークルがたくさんあってどれ選んでいいかわかんない…」
 そんなあなた! 同じジャンルのサークルもサークルによって色があります。練習頻度、飲み会の頻度、年間費、初心者okなど細かく見るとどのサークルもそれぞれ違います。一番いいのは直接そのサークルの先輩に聞いてみることです。もちろん自分のサークルに愛着のある先輩たちは自分のサークルには好評価をつけるので複数のサークルに聞いて客観的に判断してくださいね(*´-`)

「このサークル、見学するかどうか迷うなあ」
 そんなときは絶対に見学した方がいいです!理由は簡単、新歓期が一番サークルに入りやすいからです。(夏までにはサークルの中でも仲いい人同士で固まります。その輪に初めから入っている方が楽です)


 とはいえ、一部のサークルを除いて新歓期を過ぎても入部を受け付けています。私も、Keio Fairtrade Societyに入ったのは夏休みが終わった直後でした。他のサークルの友達に紹介されて存在を知り、見学したときのアットホームな雰囲気とお互いに率直に意見を交わしあえる関係性に惹かれて入りました。その友達に出会っていなければ、このサークルの存在を知らないままだったので、本当にサークル内での出会いは大切だなと思います。KFSいいですよー。お勧めします笑 自分の知らないことを知っている仲間がたくさんできます(*^^*)


 長くなりましたが、みなさんも悔いのない新歓期を過ごして、理想の慶應ライフへの第一歩を踏み出してください! 応援しています♪

writer:M(経済学部2年)
 お昼にサラダチキンを食べる、節約兼ダイエットがマイブームです。片道2時間通学してる電車大好き人間(嘘です一人暮らししたいです(>_<) 今年は資格試験に合格して遊びまくる、予定。
 こんにちは!
 皆さんは、イギリスという国にどのようなイメージを持っていますか?
 ダブルデッカーの赤いバス、サッカーのプレミアリーグ、afternoon tea、フィッシュアンドチップス、産業革命、ロンドンオリンピック……
 そして、王室の国ですね! 最近は、2人のロイヤルベビーの誕生など、日本でも話題をよびましたね。

 さて、イギリスなどのヨーロッパ諸国はフェアトレード先進国で、スーパーをはじめとして生活と身近な場所でフェアトレード商品を手に入れることができます(^^)
 今日は、英国史の中で重要な役割を占める二種類の食品について、王室御用達の高級スーパーである「Waitrose(ウェイトローズ)」を取り上げたいと思います!!


【紅茶】


 紅茶は、大規模なプランテーション農園だけでなく、小さな農地でも栽培されます。多様な生産体制のもとで働く生産者を保護するために、労働環境の改善や労働者の権利の主張を行うことで、労働者の賃金を上げる動きを行っています。
 ウェイトローズは、フェアトレードの紅茶を単に店頭に並べているだけではありません。これに加えて、ウェイトローズが仕入れている紅茶の量が世界で3番目に多い国であるタンザニアで、紅茶の質の改善と収穫高の向上、紅茶栽培の訓練を受けやすくするための取り組みを行って、紅茶の生産者を保護しています。

【砂糖】


 ウェイトローズのプライベートブランド商品(セブンイレブンのセブンプレミアムのように、小売店が独自に企画や開発をした商品)だけで、7種類フェアトレードの砂糖があります。これら商品の売り上げは、アフリカのマダガスカル島付近にあるモーリシャス共和国に住むサトウキビ生産者を保護するために使われています。


 ウェイトローズには、他にも様々なフェアトレード商品があります。
 残念ながら、日本のスーパーには、ウェイトローズのように、フェアトレード商品の豊富な品揃えがあるわけではありませんが、店内をよくさがすと、フェアトレード商品に出会うことができます!
その際に、目安となるのがこのような認証マークです。






 皆さんも、今度の週末にはフェアトレード商品を探しにスーパーに行って、エシカルな(倫理的な)買い物をしてみてはいかがでしょうか。

writer:髙橋佳歩(文学部教育学専攻2年)
ポーランド旅行とヨーロッパ留学を夢見て、現在勉強中。春休み中は、ピアノを弾いたり、旅行のためにひたすらバイトしています。ポーランド? どこそこ? と思ったアナタ、KFSへ遊びに来てください(^-^)
 突然ですが、みなさんはコーヒーに対して、どんなイメージを持っていますか?
「苦い」「黒い」「オッサン臭い」じゃないでしょうか^^;
 高校生の頃は、筆者もおんなじ考えでした。缶コーヒーは金属の味がするし、近所の喫茶店は暗いし、かといってスタバは高いし……あんな液体、どうして飲めるんだ!! って(笑)

 でも「あること」を始めた途端、飛躍的にコーヒーを好きになりました!
 それは……「自分で淹れること」!!
 今回は、美味しいマイコーヒーを淹れるための入門編です(^^)/




1:豆を選ぼう!
コーヒー豆を販売している喫茶店は日吉・三田のほか、自由が丘・代官山・銀座などオシャレ街にも数多くあります。清住白河で最先端を体験してみるのもgood!
 ここでポイントなのは「ブレンドにしないこと」。ブレンドとは多くの品種を合わせたものですが、最近は産地ごとの特徴を生かした“プレミアムコーヒー”がトレンドなのです! 「でも、種類ありすぎて分からない…」という声にお応えして、初心者にオススメの銘柄を教えちゃいます(^^ゞ

・エルサルバドルSHG
 やわらかい味わいでクセが少ないため、失敗することが少ない品種です。 コーヒー入門に最適!
・コロンビア・スプレモ
 日本でも昔から親しまれてきた品種で、豊かなコクを楽しめます~
・ブラジル・サントスNO.2
 クリアな酸味とフローラルな香りが特徴。NO.1がないため、NO.2なのに最高級です(笑)


 ちなみに筆者がいつも豆を購入しているお店は……ヒ・ミ・ツ(笑)


2:器具を用意しよう!
マイコーヒーを自分の手で淹れたいと思ったら、最初はペーパードリップに挑戦してみるといいでしょう。
必要なのは三つ、ペーパーフィルター・ドリッパー・ポットだけ! 全て通販サイトで頼めますし、ちょっと探せば近所で買えるグッズばかりです。筆者はかっぱ橋でそろえ、しめて一万円ほどでした。安くはないですが、消耗品はペーパーフィルターだけなので、諭吉先生に一肌脱いでもらいましょう(笑)


3:いざ、ドリップ!
 ここは正直、uccのサイト(https://www.ucc.co.jp/enjoy/take/easy/paperdrip.html)を見た方が早いので、筆者から一点だけ伝えておきます!
 最初にお湯を注いだ後、三十秒ほど時間を置く「むらし」。この過程をサボると、一気にマズくなってしまいます(*_*) ちゃんと待ちましょう~


 さて、今回の記事はいかがだったでしょうか?
 慣れてきたら、特徴のある高級豆も味わってみましょう。上級編をお届けできるように、筆者も精進してまいります!
 ではでは~

Writer:井上竜之介(法学部法律学科2年) 
 チョコと日吉と日本史をこよなく愛する体育会系文学男子。自分でも数えられない種類のグループに所属して、絶賛迷走中。