20161109 インカレ 準々決勝 vs東京農業大学 | 慶應義塾體育会男子ホッケー部のブログ

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昨日11月11日(金)、全日本学生ホッケー選手権大会の準々決勝が山梨学院ホッケースタジアムにて行われ、東京農業大学と対戦致しました。



結果は前半1-3、後半2-1の合計本塾3-4東京農業大学で敗戦し、本塾の今年度のインカレはベスト8で幕を閉じました。



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前半は開始1分からゴール前へとボールを持ち込むチャンスが訪れます。得点とはなりませんでしたが、本塾が良い立ち上がりを見せます。前半4分には#8宮坂の打ち込んだ球を#17大久保がゴール前へ流し、#10下山がタッチしますが、惜しくもGKに弾かれてしまいます。



先制点を掴み、流れをものにしたい本塾でしたが、前半8分、右エンドライン際からの打ち込みをゴール前で合わされ、農大が先制点を得ます。その4分後には農大がPCを獲得し、追加点を与えてしまいました。



その後、本塾もまずは1点を返そうと必死に攻め入りますが、前半27分、再び農大にPCのチャンスを与えてしまい、そこから3失点目を喫します。


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しかし、このような状況に至っても崩れないのが昨日の本塾でした。



前半31分、ゴール正面から#7吉國が打ち込み、相手が弾いたところを拾った#11福谷がゴール前へと球を通し、それに#10下山が合わせ本塾に待望の1得点目が生まれました。



その後も本塾はもう一点をもぎ取ろうと攻め続けますが、得点は動かず、本塾1-3東京農業大学で前半を折り返します。



後半も開始直後から積極的に前へ前へと球を繋ぎます。
後半3分にはサークル手前で相手DFの弾いた球を#1中井が奪いシュートを放ちますが、相手に阻まれ枠をそれてしまいます。



そして後半13分、#14永野からのパスを受けた#23吉川がサークル内で相手DFをドリブルで何人も抜き去り、鋭いリバースシュートでゴールネットを揺らし、遂に1点差まで詰め寄ります。



その後は両者譲らぬ激しい攻防が繰り広げられました。



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次に試合が動いたのは後半27分、縦一本のロングパスを通され、GK#2相原と相手FWが1対1で対面し、#2相原も相手の放ったシュートに触れはしたものの、そのままボールはゴールへと吸い込まれ、再び2点差とされます。



しかし、本塾もここで引き下がるわけにはいきません。その1分後、相手のパスミスを#14永野が奪い、そこからサークル手前の#17大久保へ球が繋がり、相手を振り切り放ったリバースシュートがゴールへ突き刺さり、執念のゴールを見せました。



その後も一進一退の攻防は続き、自陣に攻め込まれるシーンもありましたが、DF陣の踏ん張りにより難は逃れたものの、最後の最後まで攻めの姿勢を見せ続けますが、得点は得られず、本塾3-4東京農業大学で試合終了となりました。



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今大会は、111代目細井主将率いるチームの集大成として相応しい、チームの成長を大変感じることのできた大会となったと思います。



これまでの本塾は立ち上がりが悪く、相手に先制点を与えてしまうと、1試合を通して立て直しが効かず、崩れてしまう試合も多く見られました。しかし昨日の試合では、連続して3失点をしてしまったにもかかわらず、そこからでもなんとか追いつこう、追い越そうと、諦めない強い気持ちの前面に表れた、本塾らしいプレーを続けることが出来た結果、ここまで追い上げることが出来たのだと思います。



あと一歩のところで勝利を逃してしまったという点には大変悔しさを感じてはおりますが、全力を尽くして戦い抜けたということに悔いはありません。



この一年間、入れ替え戦へ回ったり、王座出場を逃したり、早慶戦でも大敗を喫してしまったりと、なかなか結果が出ず苦しい時期も多く、チーム力の強化という面で長く悩む代ではありました。しかし、この代を締めくくる最後の大会で、このような戦いができたことを大変誇りに思うと共に、このチームがとても良いチームだったのだということを皆様の目の前で証明することが出来、大変嬉しく思っております。



昨日も会場まで足を運んでくださった沢山の方々、OB、関係者の方々、いつも応援してくださっている皆様、沢山のご声援をいただき有難うございました。



4年生は昨日の試合をもって引退となってしまいましたが、慶應の歴史はこれからも続いていきます。皆様のご声援がチームの大きな力となりますので、今後も引き続きご声援の程宜しくお願い致します。