まいど、北田です。
今日は、よく相談される、
店舗型の保険ショップの実態について。
結論からいうと、
どこの保険ショップで相談しても、
あなたにマッチした提案される可能性は、
限りなく低い。
その理由は3つ。
理由①
【コスト構造】
保険ショップは、
保険会社からの販売手数料で成り立ってる。
一見、
「無料で無駄な保険を見直しますよ。」
って言う雰囲気を醸し出してるけど、
保険を売らんことには、
ショップが運営でけへん。
そして保険会社は、当然、
売り上げが多い代理店へ多くの手数料を払う。
保険ショップも保険の代理店やから、
より多くの保険料収入を得ようとして、
販売手数料が高い保険を売ろうとする。
なお、
保険ショップの最大手の
「ほけんの窓〇」は、
中立公平な立場をうたっている中、
ソ〇ー生命との癒着を疑われ、
先日、金融庁から検査が入った。
【ほけんの窓〇に金融庁検査】
理由②
【毎月ノルマがある。】
ほとんどの保険ショップは、
「うちは複数の保険が扱えるため、
あなたに一番合った保険が提案できる。」
って言うてるけど、
実際は、
そんなことあらへん。
保険ショップは、
それぞれの保険会社から、
高い手数料を貰うため、
毎月のノルマ的なものがある。
なので、月末になると、
ノルマに達してない保険を、
強く勧めざるを得なくなる。
保険ショップに、
月初に相談に行くのと、
月末に相談に行くのでは、
提案される保険の内容が違う。
ってヤツは、有名な話。
理由③
【情報の非対称性】
これは、
保険に限らず言えることやねんけど、
売り手と買い手には、
常に情報の質と量の差がある。
売り手は、
保険の手数料構造や特徴など、
ほとんどの情報を持ってるけど、
買い手は、
全くの非武装に近い。
事前にネットで調べるにしても、
国策である保険を、
完全に悪くいうサイトが少ないし、
検索キーワードが分からんから、
判断するのに必要な情報すら得られない。
そんな状態で保険ショップ行こうもんなら、
「カモネギ」もええとこ。
つまり、
利害関係がある人から、
完全に中立のアドバイスを貰うことは、
難しいねん。
もし、
どうしても中立なアドバイスが欲しいなら、
元保険マンに教えてもらったらエエわ。
そしたら、
利害関係のある現役保険マンよりも、
有意義なアドバイスが貰えると思うで。
まとめ
「タダより怖いもんは無い。」