■A Friend in Need is a Friend Indeed! | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。

韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!



韓国では、日本が震災から1年を迎えた今日、各メディアで日本の震災後の1年間を振り返る記事が紹介され、いまだ日本がたいへんな状況を抱えて、7200回に及ぶ余震と共に、決して単純な震災後ではなくその被害のまっただ中にあることを報道。また『中央日報』などで、日本の14時46分からの1分間の“ツイッター黙祷”についても紹介されながら、韓国のツイッターラインでも参加を呼びかけるツイが見られてます。


それと共に、李明博大統領が、今日の日本の朝日新聞にお見舞いと激励のあいさつ文を寄稿したことが報じられていました。


李大統領は、震災後の日本の秩序意識と助け合い、ボランティア精神に感動を示すとともに、その後、韓国で起こった日本援助の国民的運動について、「国境を超えた成熟した市民意識はもちろん、お互いの深い友情と絆についても改めて確認する契機になった」と強調。「困難に陥った時の親友が真の親友(힘들 때 친구가 진짜 친구다)」ということわざを引いて、「苦難の際に助け合う温かい隣国」としての両国の関係を願っています。


韓国で報じられていた、その李大統領のあいさつ文をご紹介します。



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■3・11と韓日関係~深い友情と絆を再確認          大韓民国大統領 李明博



東日本大震災からちょうど1年となり、日本国民に励ましとお見舞いの言葉を申し上げたくペンを執りました。


まず、いとしい家族や生活の基盤を失った被災地の方々に、改めて深い哀悼の意を表し、お見舞いを申し上げます。また、誰も想像することすらできなかったすさまじい災難にも屈することなく、毅然と対応してきた日本国民の勇気に深い敬意を表します。


これまで日本政府と国民の努力のもと、被災地の復旧作業も順調に進み安定を取り戻しつつあることをうれしく思います。


1年前、災難が発生したとき、大韓民国の国民は、隣国である日本の苦難についてともに心を痛め、被災者支援に積極的に取り組みました。これを通じて両国の国民は、国境を超えた成熟した市民意識はもちろん、お互いの深い友情と絆についても改めて確認する契機になったと思います。


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私は昨年5月、被災地を訪れ、被災された方々が身を寄せている宮城県の多賀城市文化センターや、福島市のあづま総合運動公園の被災者避難所にもお見舞いさせていただきました。


日本国民が励まし合い、冷静かつ秩序正しく対処される姿に深い感銘を受けました。特に、被災者のために骨身を惜しまずテキパキ働くボランティアの方々の様子が深く印象に残りました。また、自らの役目を果たすために奔走し、そして命を落とした公務員の話には心を打たれました。


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韓国と日本は隣国であり、自由と民主主義、博愛の普遍的価値はもちろん、様々な利益を共有し、未来に向かってともに進むべきパートナーです。我々はこれからも日本が災害による苦難を完全に乗り越え、再び飛躍できるよう、惜しみない声援を送ります。


未曾有の大災難に毅然と対処してきた日本国民の成熟した姿から、日本は、危機を新しい発展のチャンスにしていくと確信しています。


「困難に陥った時の親友が真の親友」という言葉のように、韓日両国は苦難の際に助け合う温かい隣国です。このような善隣友好関係を基に、21世紀の成熟したパートナーシップをともに育んでいきたいと心より願っています。



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