問題の”芽”を摘む予防的アプローチ!受験期・思春期・新婚期・熟年期におススメ。コミュニケーション・サポート『ことばの木の実』 -4ページ目

問題の”芽”を摘む予防的アプローチ!受験期・思春期・新婚期・熟年期におススメ。コミュニケーション・サポート『ことばの木の実』

ことばの選択・怒りの扱い方・自分さがしにフォーカス!
「家族ライフサイクル」×「親業」×「アンガーマネジメント」×「α」の総合的な家族サポートです。

NHKの朝ドラで、親子の価値観の対立が描かれています。

伝統を守りたい親世代と、自身に芽生えた新しい価値観を守りたい子世代。売り言葉に買い言葉、そして家出…親子の対立は容易に解けません、

対立要因のひとつが、卵焼きの味付け。
個人的な好み云々というレベルの話でなく、家業の伝統とプライドがかかっている点が難しさのポイントです。

皆さんは、思いきり甘い卵焼きがお好きですか?
それとも、塩味がお好みですか?
やっぱり、だし風味?


私はバリバリのだし巻き卵派ですが、子どもの頃は思いきり甘い卵焼きが好きでした。反対に、母親は軽い塩味の卵焼きを好む人だったので、甘~い卵焼きは良く自分で焼いていました。

私が初めて覚えた料理は「卵焼き」

手伝いなさい! と強制された訳でなく、自分で焼いてみたくて、祖母に焼き方を教えてもらいました。


お砂糖いっぱいで幸せ…。
でも、「お砂糖いっぱい」に依存することなく成長でき、じわじわ大人の味覚を身につけていきました。


他者の価値観を尊び異議申し立てを控えること。
人間の成熟度が、この点に集約されているように思えてなりません。

(スタッフ小林)






GWに突入しましたね!

家族で楽しめる時間を持ちやすい一方で、子どもにガミガミ言ってしまう機会も増えやすい時です。


お母さんの一番多いストレス原因は、「子どもがやるべきことをやらない」ことだとか。


言っても反応がない、言っても行動しない、言っても止めない…。

そんな子どもに対してガミガミが止まらない。

もしかすると売り言葉に買い言葉で、怒りが爆発して、喧嘩スパイラルに陥る場合も。


イライラすることは誰にでもあります。

怒りの感情と上手につきあうための1つの手法が「6秒ルール」。


怒った直後の6秒間は理性的な判断がしにくくなると言われています。

この6秒間に、いらない言葉を言ったり、手を出したりしないことが重要です。


ちなみに私は「カームダウン、カームダウン」と呪文を唱えて、この「間」を取ります。

他にも、数を数えたり引き算する、その場を離れるなど、いろいろなテクニックがあります。


怒りをコントロールするために、自分にあった対処法をもっていると「楽」だと思います。

(スタッフせわき)


ことばの木の実 ホームページ http://kinomi.miwakoba.com


年度が変わり、非常によく聞くお子さんの悩みごとが、新しいクラスに「友達がいない」という訴えです。特に中高生。友達になりたい子に勇気を出して話しかけようにも、グループが出来上がっていてとても入りずらい、とか、不本意にタイプ(ファッションや趣味など)の違うグループに紛れ込んではみたものの辛い…などです。

大人の方がこれを聞いていかがですか?
どう思われますか?
どんな言葉をかけますか?


「自分から積極的に新しい友達を作らないと…」
「グループにこだわり過ぎる…」
「友達なんて、そのうち自然に出来る」
「誰でも通る道。辛抱、辛抱!」

良かれと思って、励ましのつもりで、ついかけてしまうのが、こんな感じの言葉ではないでしょうか。


もし子どもが、

「そんなことは百も承知してる‼︎ だけど、それが上手くいかないから苦しんでいるんじゃないか‼︎」


と思っていたらどうでしょうか。辛い気持ちが和らぐどころか、より悶々としかねないような気がしませんか。


子どもさん達は、概ねこんな風に言います。

「親は頑張って学校に行け、と同じことしか言わない」
「もう、どこにも居場所がない」



こうした「青年期の苦悩や失望」は、確かに誰もが通る道ではあります。
そんな苦悩の壁を建設的に乗り越えていくためのエネルギーは「親の受容的な関わり」によって満たされると言われています(トマス・ゴードン「親業」より)


親が子どもを受容することは、実はとても難しいという印象があります。特に、受容と「同調」の境界が曖昧になりがちな点が、気がかりです。



「受容」を示す有効な手立てが「能動的な聞き方」です。親業訓練で体系的に学べます。
実はこの聞き方、親子バトル予防や解決の基本に大変効果的です。



いざという時に、迷わず安心してお子さんと関わるために、お勧めしたいコミュニケーション技能のひとつです。
(スタッフ小林)


ことばの木の実 ホームページ(http://kinomi.miwakoba.com )