卒業式。

夏に卒業式があるとか、どこの国。

 

暑い中ご来場いただきありがとうございました。

やっと落ち着いてきたので、そろそろ振り返って行こうかなぁ。なーんて。

 

 

 

自分の記録用だから面白くのなんともないんだけど。とりあえず。つらつら書いていこう。

 

 

しろっとそんの卒業式するときにあたしが最初に言ったのは

 

卒業とかしたくない。

 

でした。

 

しょっぱなで辞めるつもりだった人間が一番しろっとそん愛してたっていう笑える話。

 

いつまでもできないって事は知ってたし

わかっていたつもりだったんですけど

どうしてもやっぱり 【卒業】 って区切りはつけたくなくて。

聞き分けのない子どもみたいに

まだ出来る! って叫んでました。

 

でも皆の方が大人でどうしても区切りをつけなきゃダメで。

最初の方の会議ん時一人叫びましたねー。

 

「卒業することが変わらないなら

 その気持ちを今から作っていくから

 いま、あたしのどうしたいかって気持ちを聞くな!」

 

完全に困らせてましたね。

一緒に走ってつもりだったんですけど、どうも周回遅れだったみたいで

自分が思ってたよりみんなタイムリミットが近かった。

 

一人だけネバーランドに残された迷子の気持ち。

まだみんなで想像のご飯を食べたいし、人魚の入江で遊んで過ごしていたかった。

子どもだけの空間で毎日遊んで、ピーターパンはまだなのか。って思っていたかった。

 

ら、みんなもうピーターパンに出会って、海賊退治に出かけていました。

ひーとりぼっち。

 

サードシーズンになってからべすがすごくよく言ってくれた言葉があるんです

「くろが一番しろっとそん好きだよね」

って。団長のぽるんをおいて、くろが一番だね。って。

 

おいおい大丈夫かよ。自分。ほんでぽるん。

って思いましたね。愛が重すぎるタイプでしたどうも。

 

いつからこんなに好きだったんでしょうねー。

本当に最初はゴーストだけやって辞めるつもりでした。

正直仲良くできる自信無かったなかったから。

でもなんでか続けて。

なんで続けたんだろう。

 

10年。

途中止まって何もしない時間もあって。

でもそれでも熱は冷めなくて。

 

最後に言わせてもらった言葉。

セリフであってセリフじゃないんだなぁ。

 

初めて、自分からメタ発言をしました。

っていったらなんか不真面目感半端ないですね(笑)

 

あの瞬間、カルルクの衣装を着たくろでした。

あの言葉はくろとして団員に、保護者の皆様に言った言葉でした。

 

 

いろいろなセリフを頂いてきました。

いろいろなセリフを改変してきました。

 

あそこの演出くろのわがままで

全員役を降りて自分で立ってもらいました。

なんだろうなー。最後くらいみんなで立ちたかった。ってのがあったんだ。

最後くらい皆に言葉を残したかったんだ。

 

って思ったんだろうなー。

わからないけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

えへへー。なんだかとっても恥ずかしい記事になったなぁ。まぁいいや。

次回は多分もうちょっと明るい感じでお届けできます。

 

更新は多分飽きるまで続けます。

もう書く事ないなー。って思うまで。

でも今年いっぱいかな。わからないけど。

 

まだ実感がないんだと思う。

だんだん実感湧いてくるんだろうなぁ。

って思うと胸がギャーってなるけど(可愛くないw)

ゆっくり思い出を整理していこうかね。

 

 

 

 

それじゃ、またねー。

くろでした。

みましたよ!!

今回は友だちに誘われた映画群。普段見ない映画たちだったのでよかったわぁぁぁ。

 

ってことで忘れないうちに書き書き。( ´ ω ` )

 

 

劇場版シティハンター(2019年 日本)

 

 

舞台は…いつの時代のどこ設定、いや東京だってことはわかるんですが

こう予備知識なしに見に行ったので渋谷だったかな、池袋だったかな覚えとけ()

 

でもアニメの内容知らなくっても楽しめたので単純明快でわかりやすかったってことで

いやほんま楽しかった。

アニメ見てたらもっと楽しかったのかなぁ。と。

誘われてから見に行くまで3日くらいあったんで ようつべ とかで予習!!!!!!!

正直頑張ったよ!!!!こう一話の手のひら越しに銃撃つところしか知らなかったから

海坊主だれだよ!相棒最初っからこの人じゃなかったのかよ!とかキャッツアーイ!!!!???とか。

知らないからこそ映画版が楽しかったわよ!!!

 

イップマン 継承(2015 香港・中国)

 

 

イップマン 継承

これも前作があったんですけど、全然知らんでもみれました✩

こんなんばっかか!カンフー映画ってなにか?前作見なくてもわかるのか????

アクション多数!!むしろ8割りアクションでしたね!楽しかった。

主演と、主演のライバルがいい役者すぎてとてもよかった。

主演はいい大人の色気が。ライバルは若い色気!が!!グハッ 

 

 

イップマン外伝 マスターZ(2018、香港・中国)

 

 

イップマン・継承 に続く香港映画。

継承の時のライバルさんが主演なんですが、まぁめちゃくちゃアクションえげつない。かっこよすぎてニヤニヤしちゃうね!!

主演のマックス・チャンがべらぼうにかっこよくて、動けるしかっこいいし(笑)

 

話としてはわからなくもない。いやアクションに引きづられて内容あんまなかった…こともない!!

薬物コワイ。

出演者全員アクション能力高くって。ワイヤーアクションは継承の時よりわかり易すぎてちょっと残念だったかなぁ。

香港映画はアクションの動きをきちんと見せてくれるから楽しい。

 

この主演の人がかっこよすぎてもう、すんごく眼福。すっごーい。

 

 

アイスマン2(2018 中国、香港)

 

 

うん、わからなかった!!!!!!

 

前編があったみたいなんですが「見なくても大丈夫!」ってことで見ていかなかったんですが

見とけばよかったわぁあああああああああああ!!

わからなさすぎて笑った。

本編の前半は前作の映画の振り返りやったんでなんとなぁぁぁく話の展開は掴めたんですけどね!!

でもこれ前作見てても理解できたかな…?

ってなったのは秘密。

期待していたアクションもそこまでたくさん無かったし(´・ω・`)

この作品もイップマン継承に出ていた人(むしろ主演)が主演でその人のアクションはよかった。

 

 

 

ってことで今回は香港映画!カンフー映画ですね!!

アクション映画好きなんですけど一人で見に行っても面白くないんで誘ってもらえるのはとてもうれしい!

ほんで香港映画のアクションの見せ方が好みすぎてよかった。

ハリウッド映画は好きなんですけど、見てるうちに酔うんですよね。

 

ってことでカンフー映画が性に合うとわかった期間でした!!

ではではまったねー!!

 

 

ノートルダムゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!燃えて、しまいましたね(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)

ガーゴイル達が……うぅ……
アベマリア歌うやつがこう、胸にくるものがあります。日本じゃなんになるんだ、君が代か、般若心経か。怖いな。


はい、こんにちはくろです。


先日のオンリーロンリーサクラ撮影会。楽しかったー。
まだ完成してないのでまた完成したら載せよっ。
とりあえず不審者ルックのせておこう。
これめっちゃ二重すぎて笑ってしまった。




ってことで今日はフリージアさんのお話。
遅筆すぎて、すぎて………!
前回のお話覚えてます?
くろはねぇー、細かく覚えてないんです(作者とは)

そんなこんなであと一回で終われそうです。
幸せになってね。
ってことで幸せになる前の助走。
プリニティがいい仕事してますね。

***-***

10月31日
勇気の行方


まとめてもった覚悟はそっとお菓子の群れに隠して温かいお茶を持って二人の元へ戻る。
「お待たせしました!カモミールティーなんですが、飲めますか?」
「あたちは飲めるわ!」
プリニティさんがさっそくカップへ手を伸ばす。
「俺も、飲めます」
レントンさんもカップへ手を伸ばす。そのまま飲もうとカップに口を付けたとき、プリニティさんが叫んだ。
「レンットーン!!」
そのままじっとレントンさんを見つめる。
「……ああ」
小さく言うとコツンとお互いのカップをあてがう。
(プリニティさんがぶつけにいったのをレントンさんがかわしたようにも見えたけど)
それぞれ一口飲み小さく笑う。
「うふふ、おいちい」
ニコニコ首を左右に振りながら幸せそうに飲むプリニティさん。
「本当に…、ホッとする味ですね」
笑いきれていないその笑顔がチクリと刺さる。
でもカモミールは今のレントンさんに必要な花言葉を持っている。
「実は…」
「カモミールは苦難の中の力って花言葉なのよ!」
「あたしのセリフぅぅぅぅ!!!!」
思いがけずさくっとプリニティさんがカモミールの花言葉を答えふてくされる。
「あたちの知識は宇宙より広大で、生命より謎めいているのよ!」
「なにそれ聞いてない!」
「私のはかしき加減に恐れ戦くといいわ!」
「博識のことかしら?!」
「そうとも言うかもちれないわね!」
「そうとしか言わないよ!」
二人でギャーギャーと言い合っているとクツクツと笑う声が聞こえた。
見るとレントンさんが小刻みに震えながら笑っている。
その笑いは次第に大きくなりあははと声が出る。
プリニティさんも一緒に笑いだし、私もつられて笑いだす。
一頻り笑い、いつしかレントンさんは笑いながら、泣いていた。
「すみません、あははでも、どっちも止まらないんです。俺バカみたいだなぁ」
「ずっと、怖かったんです。昨日までは普通に話していた大切な人がいなくなってしまって。俺が俺じゃなくなったような気がして、俺だけ生きてるのが不思議で」
でも。と涙を拭う。
「こうして笑ってられる。笑ってて大丈夫だと、教えてくれる」
レントンさんは立ちあがり深くお辞儀をした。
「貴女が毎日ぴったりの花束を作ってくれたから、僕は彼女を最期まで大切に出来た。貴女が笑ってくれていたから、彼女は最期まで……俺の親友だった。本当にありがとう。彼女を彼女として認めてくれていた」
「あ!」
自分でも驚く程の大きな声に思わず口を押さえる。
深呼吸をしてもう一度。
「当たり前のことをしただけです!だって、彼女はとてもステキでした。羨ましいくらいに。ずっと昔にクララさんもここに花束を買いにきたんです。その時、私初めて作る花束で、すごくいびつだったのにお父さんのと取り替えると言っても大丈夫、これがとてもステキ。今度は私に作ってもらおうって言ってくださって。とても心根の優しいきれいな人だなって嬉しくなったんです。毎日レントンさんが花束を送る相手がクララさんだって知って羨ましかったし、納得しましたし、その、私もクララさんに花束を作れて嬉しかった!」
最後は叫ぶように泣きだす寸前のようにレントンさんに訴える。
レントンさんはくしゃっと笑顔になると一粒涙をこぼしながらポツリと言った。
「ありがとう」
二人で小さく笑いながら机に視線を落とす。そして。
「ない」
驚きすぎて目を見開く。こんもりと積んであったお菓子がもうほとんどなくなっている。
「えへへへへ」
もぐもぐとほとんどを平らげたプリニティさんが笑う。
レントンさん仕様のは!!妖精はこの際いいわ、煙突は?!
「探してるものはこれかちら?」
探偵が犯人に証拠を見せつけるように煙突のクッキーを差し出す。思わずグワシと掴みにかかるが華麗に避けられる。
「私のクッキーィィィ!」
いや違う。私のじゃない。私のだけど私のじゃない!!
「いいえ、これはちみのじゃない。これはレントンのよ!」
クルクルとバレリーナさながら回転しつつズビシッと音がするほどの速さで、正確かつ的確にレントンさんの口へクッキーを突き刺す。
「ひゃぁぁぁぁぁー!」
一連の流れが早すぎて止めようもなかったクッキーが見事レントンさんの口へ入っていく。
もぐもぐと何事もなく食べるレントンさんに泣きたいんだか笑いたいんだかと困った顔になる。
「………すみません」
レントンさんもまた困った顔になりながらもぐもぐと食べていた。
「残念ね!とってもおいちいわ!」
そしてプリニティさんは最後の一欠片を食べきった。食べきった?本当に妖精食べられちゃった。
少し残念で口をパクパクしているとそっと手に包み紙がのせられる。
「そのおいちいクッキーで伝えたいことがあるんでしょう?」
そこには私がそっと隠したはずの勇気が、ベコニアの花と一緒にのっていた。


***-***


プリニティが勝手しすぎてやばいです。
ちょっとこっちきなさい、よくやった。

はーい、なかなかおわらんねぇぇぇぇー!
自分でもびっくりしてるから許してあげて。誰に対して言ってるねんな。過去と未来の自分や。


セルフつっこみしたところで
今日はここまで。

キャラの話ができるっていいなぁ。
キャラの、話しないとね。

あと、また、ね。やられねば。

それじゃまったねー!
くろでした!
やっぱりこの時期になるとこう、書かなきゃ欲が出ますね。
フリージアさんの方が止まってますが
とりあえずこっちを先に。
だめだなぁ。サクラを簡単に泣かせにかかる。
サクラすっげぇ泣き虫だわ。
でも、すごく後悔してない。



ではでは今年も🌸


俺が魔法使いになって、53回目の秋の終わりごろ。
寒さが厳しくなってきたある曇りの日の話だ。
「ロア。ちょっと、ロア!」
おばさんの声がまだ客のいない酒場に響く。
俺は皿を洗っていた手を止め返事をした。
「どうしましたか?」
買い出しだと思うので布巾で手を拭いながらエプロンをはずす。
「ミロージュが切れちまってね。悪いけどハネバのところまでお願いするよ」
そう言って少々多目に駄賃を握らせる。
「帰りにコロッケでも買っておいで」
おばさんの中ではいつまでも俺はやせっぽっちの腹を空かせた子どものようだ。
そんな温かさに嬉しくなりながら、多少恥ずかしくなりつつ返事をする。
「ありがとう、いってきます」
ジャケットを羽織って表通りに出ていく。
ずいぶん寒くなってきたので道行く人も心なしか早歩きだ。
「この名前にもずいぶん慣れたな……」
元々の名前を呼ばれることはもうないだろう。全国民が知っているとも言えるが、その名前は指名手配犯のようなものだ。
「ロア、か」
自身の偽りの名前を呟く。
大切な人の面影を求め、各国巡りを始めた年に自分でつけた。
もう50年近くこの名前で過ごしている。
この名前で過ごした時間の方長くなったのは随分前だ。
そろそろこの街からも離れなければいけない。もう8年目だ。きっと容姿の変わらない俺を不審に思う人がそろそろ出るはずだ。次はどこまでいこうか。そんな事を考えていたからか、角からくる人影に気づかずぶつかってしまった。
「きゃっ」
小さな悲鳴にとっさに手が出る。後ろに倒れかけている腕を引っ張り混む形で小さな人影を抱え込んだ。
「す、すみません」
二人して座り込んでしまいながら改めてぶつかってしまった相手を見る。そして心臓が跳ねた。



「ロゼッ…」



ト。
最後の言葉はなんとか飲み込んだが、そのまま息が止まる。
彼女がゆっくり顔をあげる。
「ごめんなさい、前をしっかり見てなくて…え?」
謝罪、驚き、困惑が一度にその瞳に映る。
やっと会えた。やっと、逢うことができた。
「あの、大丈夫?」
言葉と共にハンカチを差し出される。
意味が理解できずもう一度彼女の顔を見る。
彼女は優しく俺の頬にハンカチを当てた。
「そんなに強くぶつかっちゃったかな、大丈夫?」
頬を拭う仕草から俺が泣いていることがわかった。
止めどなく溢れてくる涙を彼女のハンカチが拭ってくれる。
俺はハンカチごとその手を強く握りしめた。
「あ、あの…」
少し動揺に揺れたあの時と変わらない黒い瞳がこちらを覗く。
「俺、ずっと君を探してて。ずっと、会うことを願ってて…どうしよう、会いたかった」
止まらない想いが言葉に追い付かない。
あの時言えなかった言葉が、後悔が押し寄せてくる。
「ロゼット……、会いたかった。ごめん、本当にごめん。ずっと、ずっと」
好きだった。今もこれからも。
だが、伝えようとした言葉は俺の口元を隠すように、遮るように差し出された彼女の手で止まった。
「あの、待って。初対面……ですよね?」
ひゅっと喉が鳴った。今、なんと言った?
「……っ」
声にならない疑問が口の中で洪水を起こし、涙となって出ていってしまう。
「えっごめんなさい、本当に覚えがなくて…。どこでお会いしましたか?」
彼女の困惑の表情は変わらない。
人違い。ひどい勘違いだ。神様もひどすぎるじゃないか。なにもこんなにそっくりな人を連れてこないでくれよ。
「ごめっ……!す、みません。俺の勘違いです。ご迷惑をおかけしました」
目元を強くこすり勢いをつけて立ち上がる。
座り込んだままの彼女にも手を貸し立ち上がるのを手伝う。
「あの、本当に大丈夫ですか?」
あの黒い瞳で、同じ瞳で聞いてくる彼女はよく見ればそう、まったくの別人だ。
「はい、すみません。お怪我はありませんか?荷物なども…」
そして脇に転がった荷物を見てまた息が止まる。
「これ…」
土に刺さっているのは木の枝だ。
でもこれは、俺の本当の。
「知ってる?!サクラなの!」
少しだけこぼれた土を戻しながら彼女は嬉しそうに言った。
「この国では難しいかもしれないってずっと思ってたんだけど知り合いが貴女なら大丈夫だよ。ってくれてね。このサクラ、遠い旅をしてきたの。枝をおとされてもうダメだって思ったんだけど、その知り合いが端正込めてお世話して、もう大丈夫だって。次の春にはお花がつくよ。咲かせられるよ。ってさっき貰ってきたの。その人まだ未熟だけど、とっても素敵なお花のスペシャリストを目指す子なの。あっごめんなさい。私お喋りで…」
コロコロと鈴を転がしたように止まらないお喋りはあの頃そっくりで、心が揺さぶられる。
「ねぇ、貴方の名前は?」
揺さぶられた心にストンと入ってくる。だから。
「……サクラ」
ぽつりと本当を教えてしまう。
「まぁ!この花と同じ名前?とても素敵!私もお花の名前なの。フリージアって言います。隣町でお花屋さんをしているわ!よかったら遊びにきてね!」
フフっと笑い何かを手渡す。
「これ、受け取ってくれる?ニコラムってお花をいれているの。…花ことばは、あなたとまた会いたい。ね?ぴったりでしょう?」
手の平にのった小さな栞を握りしめ、また泣いてしまう。
「ぴったりだ、とても。……とても」
彼女、フリージアはそっと頭を撫でながら優しく言った。
「今はとてもしんどいかもしれないけど、きっと大丈夫。明けない夜はないんだから」
会えたと思った喜びと、違った絶望、心優しい言葉に涙が止まらない。
「ありがとう…。また遊びに行かせてもらいます」
「えぇ待ってるわ、サクラさん。それじゃ私はこれで!」
手を降りながらフリージアは去っていった。
長い髪を揺らしながら歩く後ろ姿は、上機嫌な鼻唄と共に次の角を曲がっていった。
姿が見えなくなった瞬間、また壁に背をつけへたりこんでしまう。
息がもれ、嗚咽になり、やがて涙と共に声になった。
「こんなの、ありかよ……!」


どれくらい頭を抱えていたのだろう。なかなか帰ってこない俺を心配しておばさんが探しにきてくれた。
何も言わない俺に少し驚いていたが黙って家まで連れかえってくれた。
ハチミツを溶かしたホットミルクを無言で出され二階の客間で放っておかれる。
「こんなこと前もあったな……」
ファルゴットさん家でなんだったかロゼットと喧嘩をした。
その時、ファルゴットさんは何も言わずホットミルクを出してくれた。あの時は……。
「よし」
顔を洗い、気合いをいれ一階の酒場に降りる。
ピークにはいった厨房は戦場のようだ。
変わりに厨房をしてくれていたナリタに謝りすぐに調理を始める。
「ロア、もういいのか?」
エプロンをホール用に付け替えながらニコっと笑うナリタの顔はあの日の軍人だ。
「あぁ、大丈夫だ。もう戻れる」
あの日も俺はみんなに料理を振る舞った。火を扱っていると考えがまとまり素直に謝れる。
「ごめん、ありがとう」
つぶやいた言葉はちょうど戻ってきたおばさんにも聞こえたようだ。
バシっと俺の背中を叩きそのままホールに戻っていく。
あぁ、恵まれている。



なぁロゼット。君とよく似た別人に会ったよ。
君じゃなかったけど彼女もとても温かい人だったよ。
君に話したいことが増えたんだ。
早く会いたいと変わらずに思うけど、君に話すことが増えるのはとても愛おしいと思うようになったよ。
なあロゼット。君が好きだ。だからまた、絶対また、会おう。




おはよう、こんにちは、こんばんは!
くろです!



最近ではこんなことして遊んでました。
楽しい。


久しぶりにフツーのブログを書こうかと思います。

フリージアのお話はちょいとおやすみ。


というのも年末だから!
大晦日!!

今年はよく遊んだ年でした。
しろっとそんとしての活動は水面下でしかしてなかったですが(してたんかーい)
新しいバイトを始め、朝型の超健康的生活をしてみたり(眠い)

5月!


先輩とディズニー行って寒すぎて携帯電源落ちたり(だから写真が少ない)

6月、7月!
シーズンイベントで昼過ぎから⚫️ニバに行って深夜に帰って早朝バイト行ってまたユ⚫️バに行ってって生活をしてみたり(辛かった)

8月!



姉妹でディズニー行ってびっしょびしょになったり(すぐに乾いた)

10月!


初めてキャンプに行ってみたり!
(楽しかった!寒かった!)

11月!

家族でおいしすぎる蟹を食べに行ったり。(美味)


12月!
神戸の夜景に感動せず(いや、したよ?)
星を見に行ったら流星群やったり(死ぬかと思った)


毎日が毎日、楽しく過ごしていました。

イラつくこともあったけど、私は元気です。
ってことで今年の目標動く!楽しく!(ざっくり!!)は達成できた?ので(笑)
来年も引き続き楽しく!より楽しく!やることに悔いを残さないようやっていきます。


来年はお知らせがある感じです(´ཀ`グフフ)
毎年言ってるかもしれないけど
楽しかったなぁー。って最終的に思ったら大満足。
泣く準備。やっていこう。うん。

ではでは!よいお年を!!!