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お待たせしました!
令和6年度の住育学校がまもなく始まります。
福岡第一校は、2015年に開講して本年度は10年目を迎える年となります!
「住教育」「住育」は、衣食住という人の営みの3第要素であるにも関わらず「食育」のようにはなかなか認知されてきませんでした。
(…若かりし頃)
開講当時は、全く参加者がいない回もあったものです。催しの展示物は横目で見て去られるばかりでした。
しかし、今では毎回楽しみに参加してくださる方やお知り合いを誘って通ってくださったり、イベントでは足を止めて資料に目を通してくださる方がたくさん増えました。
国や自治体さん方も空き家問題や環境問題などが社会全体で深刻化していくとともに住教育の必要性や重要性に気づいてもらえるようになってきました。
家は、私たちを育む場所。暮らしの礎です。
家を持とうと思う機会に、ぜひ住教育に触れてみてください。
【住生活基本法】には、
住教育を推進して住まいの選択に関する情報提供を行うなど、豊かな住生活に向けた施策を推進すること が明示されています。
なぜ住教育が必要なのか①
現在の住教育の実施状況として、子ども向けは学校教育課程において家庭科の教科書や住教育ガイドラインを 用いて学ぶ機会があるものの、大人向けに体系立てた教育は不足している。
なぜ住教育が必要なのか②
住まいに関するリテラシー不足が原因と思われる相談が多数寄せられており、実際にトラブルが発生している現状がある。
なぜ住教育が必要なのか③
各省庁では、幅広い年齢層へアプローチし、リテラシー教育に取り組んでいます。
例えば、農林水産省は『食育』に取り組み、消費者庁は『消費者教育』を、金融庁は『金融経済教育』に取り組んでいるように、国土交通省では『住教育』に取り組んでいます。
「住教育について」国土交通省住宅局
住教育は、国が進めるリテラシー教育なのです。
国は、住教育によって、消費者に対し住宅の維持・管理や質の向上に向けた改修等の意義や必要性について周知し、 将来世帯に継承できる良質な住宅ストック(住宅の循環システム)の形成に貢献したいとしています。
これまでもこれからも住育学校は、持続可能な循環型建築社会を培ってこられた先人に学び、現代の暮らしにその考え方を生かしていただけるようお届けします。
参加する方々が自ら知り、選択し、暮らしを実践していく力を養うことできれば、次の世代へ豊かなバトンを手渡すことができると信じて邁進しています。
住まいてファーストの家づくり
知って住むのと、知らずに住むの。
本年も住育学校をよろしくお願いします!
連携する自治体からのご紹介で、「空き家になっている古民家が立派で…」と(^^)
本日は、古民家鑑定調査となりました。
新しく資格を取得された地域の古民家鑑定士さんが挑戦されています。
持ち主さんも関心高く見守られ、これまでの家の歴史や語り継がれてきたこの家のことなど、お話しを伺いながら「なるほど〜」などと一生懸命に調査をされていました。
古民家に住まいたい方が増えています。
これまで長く建ってきた古民家にこれから改めて長く家族が安全に暮らせるためには、現在の状態を確認することから始まります。
古民家再生総合調査は、その第一歩の役割を担います。
海外のように既存住宅の流通にインスペクションが当たり前となり、古民家鑑定士が活躍できる場が広がることで日本の建築技術を始め、住文化や町並み、循環型社会の考え方を次の世代へ繋ぐことができます(^^)
本年度の古民家フォト甲子園がスタートしました!
第13回目になる今回のテーマは、
小学生絵画部門「四季を彩る昔の建物」
中高生写真部門「世界への誇り〜日本の古民家とその風景〜」
夏休み明けまで応募期間がありますので、ぜひみなさんの町の素晴らしいふるさとの風景を作品にご応募ください。
お待ちしています!
第13回古民家フォト甲子園の詳細は、こちらをご覧ください
地域文化に縁のある古民家を自治体さんと確認に。
地域のために活用することはできないか。
若い職員さんが発起して頑張ってあります。
なかなか一足飛びには行きませんが、なんでも始まりは、その想いからですよね(^^)
官民連携で想いが形にできるよう一緒に思案して参ります。