五月の子どもたち | ライアーと声のヒーリング Leier & Light 霊魂体総てで地上に生きる!

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音楽は自然や宇宙全体の調和と秩序の現れです。

ムジカ・ムンダーナ=天界の音楽を

地に下ろし人と地球を癒やす。

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先日好天の日に楠の木学園の遠足に同行しました。

五月の陽射しはすでに強烈で1日戸外で過ごしたら、日焼け止めをしてたにもかかわらず後日鼻の頭の皮がむけました😣。

学園から30分も歩かないで行けるところに整備された広い運動場です(新横浜スタジアムの並びです)。平日で誰もいない・・・鬼ごっこが始まると、生徒たちはクモの子を散らしたように見る間に200メートル先の豆人間となり活発に動いている。やっぱり若者たちだな~~!!

 

 

さてこの春、楠の木の仲間となった新入生Kさん(高1)は小学4年のときから学校へいっていないのです。皆で一斉に何かさせられるのがイヤ、大きな声で指示されるのがイヤということでした。

自分にとって何がイヤなのか言葉にして言えるのはすごいな、えらいなと思いました。そして自分が大切にされる・自分が自分らしくいるという観点からはこれはごく自然な感覚といえないでしょうか。そのような居心地の悪さをうまく言葉に出来ない子も楠の木にはたくさんいるし、自分自身の子供の頃を振り返っても良くも悪くももっとボケっとしていて、環境や大人の対応に違和感や疑問を感じることがあまりなかったように思います。

 

子どもたちはすでに私たち大人と違う魂の素質を持って来ているのだと思います。とくに楠の木の生徒たちは発達に困難があるゆえにあるいはバランスを崩しているゆえに、自分の成長にとって本当に必要なことつまり「人間的であること」「治療的であること」にしか興味を示しません。

子どもは声を大きくするから聞くのではありません。私の経験からはむしろ全く逆ですね、どんなに小さくてもそこに聴くべきものがある時子どもは聴くのです。

私たち大人は子どもの様子や言うことにもっと注意を向け耳を傾けるべきだと思います。そして子どもたちが本当に望んでいる環境に、私自身がなりたいといつも考えています。

 

 

さて新入生Kさん、新学期初めての音楽の授業に来てくれました。まずは授業の途中でも疲れたら休んで構わないことをあらためて皆に伝えました。

その時間Kさんは途中部屋の後ろで寝転んで(休んで)皆の様子を見ていることも出来ました(自分の調子を感じて休めることはものすごく大事なことなのです)。「音のお宝探し」と呼んでいる極小の音に耳を澄ます遊びのときはなんと自ら皆の輪の真ん中に入って参加してくれて私もびっくりしました。

彼は家に帰って「楠の木では疲れて休んでも怒られないんだよ!」とお母さんに喜び報告したそうです。Kさんはきっと楠の木で友達と共にたくましく成長していくことでしょう!