寒(かん)の入りとはよく聞くコトバ。
その寒の時期寒の内にあたるのが、今日からの小寒、1月20日からの大寒のひとつき。
その次は待ち通しい立春(2月4日~)、節分ですね。
この節(季節)の初候はせりさかう(芹乃栄う)
芹がすくすくと群れ生えてくる頃なのだそう。
そう、春の七草の芹(せり)
子どもの頃、
「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ ♪」
と母に教えてもらった記憶があります^^
では、七草どの子? 点呼してみま~す♪
せり
なずな
ごぎょう(ははこぐさ)
はこべら(はこべ)
ほとけのざ(こおにたびらこ)
すずな(蕪)
すずしろ(大根)
七草といえば、七草粥
1月7日は七草がゆの日として知られています。
この日は五節句*のひとつ、健康を願う人日の節句にあたります。
この日は五節句*のひとつ、健康を願う人日の節句にあたります。
辰巳芳子さんの本には、前日(今日ですね)に
「草なずな 唐土の鳥と 日本の鳥と 渡らぬ先に」
と囃子(はやし)ことばを歌いながら刻み、水に放しておいた七草を七日の朝にお粥として炊くとありました。
「草なずな 唐土の鳥と 日本の鳥と 渡らぬ先に」
と囃子(はやし)ことばを歌いながら刻み、水に放しておいた七草を七日の朝にお粥として炊くとありました。
この季節の食材としては、
七草にもある大根、蕪といった根菜、
お魚では鱈や寒魚卵と呼ばれるたらこや白子^^
お魚では鱈や寒魚卵と呼ばれるたらこや白子^^
食の季語を見ていたら、かぶら蒸しが目に止まりました。
すずな=蕪=かぶら
かぶら蒸しごはん、作ってみたのはこちら(→☆☆☆)^^
季語の食の一句は、七草粥より
せりなずな ごぎょうはこべら 母を恋ふ (倉田紘文)
小寒、寒の入り、
みなさま、どうぞ温かくして冬を乗り切りましょう♪
---
小寒 2015/1/5
東京港区は曇りのち雨の予報
最低気温6℃、最高気温16℃
週間予報では、最低気温0~3℃、最高気温8~10℃
(ウェザーニュースより)
参考文献等はこちら(→☆☆☆)