昨晩自宅でまったりネトフリで『グレイマン』を鑑賞しました。

あらすじ:


組織の不正に関する情報を手にしたCIA工作員(ライアン・ゴズリング)。目的達成のためなら手段を選ばない仕事請負人(クリス・エヴァンス)が、彼の首に懸賞金をかけて世界各地に暗殺集団を送り込む。

感想:
ルッソ兄弟が監督でライアン・ゴズリング主演で敵役がキャップことクリエヴァという配役のアクション大作です。ほぼキャスト目当てで下調べもほぼなく緩く鑑賞しました。
めちゃかわのアナ・デ・アルマスも出て007以上にしっかり肉弾アクションを披露してくれますしビリー・ボブ・ソーントンも渋く脇を固めてたりと豪華です。本作の場合は劇場公開もされているので大きなスクリーンで観るとまた更にアクションを楽しめるかもですね。
まずはライアンの無双振りを楽しみつつ中盤のド派手なカーチェイスに肉弾戦とアクション映画のツボをしっかり押さえてくれおりたっぷり楽しめます。ライアンはとにかくカッコイイからね。そしてイカれてるクリエヴァ(キャップ役以外は結構そういう役多くね?)も楽しそうだしとても楽しめました。ネトフリのアクション映画は結構観てますがこれが一番好きかもです。ストーリー理解する気なんてなくても分かる脳筋映画ですが休日の深夜にスカッとしたい時にはピッタリです。
(点数:75点)

原題:THE GRAY MAN
製作年度:2022年
製作国:アメリカ
監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
出演:ライアン・ゴズリング、クリス・エヴァンス、アナ・デ・アルマス、ジェシカ・ヘンウィック、レゲ=ジャン・ペイジ、ワグネル・モウラ、ジュリア・バターズ、ダヌーシュ、アルフレ・ウッダード、ビリー・ボブ・ソーントン

 

 

 

一昨日の金曜日に公開初日の『ソー:ラブ&サンダー』を観てきました。

あらすじ:

 


サノスとの激闘後、ソー(クリス・ヘムズワース)は多くの仲間を失い、戦いを避けるようにガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと地球を後にしていた。
自分探し中の彼に、全宇宙の神々滅亡を誓う神殺しのゴア(クリスチャン・ベイル)が襲いかかる。絶体絶命のその時、“マイティ・ソー”に姿を変えた、元恋人のジェーン(ナタリー・ポートマン)が現れた!

感想:
ソーらしさ全快の作品でした。
感動するか?しませんよ!
カタルシスがあるか?ありませんよ!
MCUっぽいか?ぽくないですよ!

一応MCUの1作品ですがめちゃくちゃ自由な内容でした。キャストは豪華です。クリスチャン・ベイルにラッセル・クロウ更にナタリー・ポートマンが正式に本編に復帰してくれています。あとマット・デイモンね。流石のカメオキング!!てかこの役での登場2回目だね(笑)
クリスチャン・ベイルのヴィランが良いのです。哀しい過去を冒頭で見せつけられているので憎めないしだからこそのラストに繋がるストーリーは良かったです。本作を支えているのはクリスチャン・ベイルなんですよ。クリヘム演じるソーは自由にノープランでお茶目にその場のノリで彼らしくこれからもアベンジャーズ初期メンの生き残りとしてMCUで活躍をしてくれることでしょう。
GUNS N' ROSESの往年の名曲(まさに自分の青春時代)をガンガンに聴かせてノリノリで活躍するソーの姿を楽しめるロックな作品です。疲れていても元気になれる映画と言えるかもです。
(点数:75点)

原題:THOR: LOVE AND THUNDER
製作年度:2022年
製作国:アメリカ
監督:タイカ・ワイティティ
出演:クリス・ヘムズワース、クリスチャン・ベイル、テッサ・トンプソン、ジェイミー・アレクサンダー、ラッセル・クロウ、ナタリー・ポートマン、クリス・プラット、ポム・クレメンティエフ、カレン・ギラン、デイヴ・バウティスタ、マット・デイモン

 

公開初日の『トップガン マーヴェリック』を午前中からレーザーIMAXシアターで鑑賞してきました。

あらすじ:


アメリカのエリート・パイロット・チーム“トップガン”だったが選りすぐりの精鋭である彼らをもってしても達成困難な任務が立ちはだかる。そして、その到底不可能と思われるミッションを成功させるための切り札となる教官として彼らの前に現れたのは、伝説のパイロット“マーヴェリック”(トム・クルーズ)だった。トップガン史上最高のパイロットでありながら、規律に縛られない型破りな性格ゆえに昇進とは無縁の海軍人生を送ってきた。しかし、そんなマーヴェリックに対し、若くてプライドの高いトップガン・パイロットたちは一様に懐疑的だった。中でもマーヴェリックのかつての親友グースの息子ルースター(マイルズ・テラー)は、父の死にわだかまりを抱え、マーヴェリックに敵意さえ向けるのだったが…

感想:
1986年に公開された『トップガン』の続編です。36年振りの続編ですよ。
まさか本当に続編が作られるとはね。主人公は当然トム様です。
何歳まで身体を張ったアクション映画の主人公を演じ続けることが出来るか挑戦し続けているトム様は上映前に来年公開予定のミッション・インポッシブル最新作の予告編が流れました。本作でもトム様は健在です。
前作から引き続き出演しているのはトム様の他にはアイスマン役のヴァル・キルマーだけです。ってヴァル・キルマーだよ!!癌と闘病して気管切開して喋る事が難しい彼がスクリーンに登場しただけで熱いものが込み上げました。トム様とヴァルがトップガンの続編で並んで立つシーンが見れただけでもう感動ですよ。
流石に公開当時劇場で観てはおりませんが何十回とTVやレンタルビデオで友人や家族と観てきた思いでの作品がこうしたオジサンになった今、続編を観れて感無量です。

前作から出ていたような雰囲気で登場するジェニファー・コネリー演じるヒロインですが前作には出ておりません。細かい事は気にしてはいけません。トム様の笑顔と戦闘機による空中戦が売りなのがトップガンですから。思い出補正が無いとペラペラな内容なのもしっかり前作を踏襲してますので注意が必要ですが、そういう観客層をターゲットにはしてないんだよ!!という潔さがあります。演出や楽曲チョイス、カメラワークは80年代の映画を彷彿させつつ、戦闘機は最新式とツボは押さえていてとても満足の2時間超でした。
(点数:80点)

原題:TOP GUN: MAVERICK
製作年度:2022年
製作国:アメリカ
監督:ジョセフ・コシンスキー
出演:トム・クルーズ、マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー、ジョン・ハム、グレン・パウエル、ルイス・プルマン、チャールズ・パーネル、バシール・サラフディン、モニカ・バルバロ、ジェイ・エリス、ダニー・ラミレス、グレッグ・ターザン・デイヴィス、リリアナ・レイ、エド・ハリス、ヴァル・キルマー

 

MCUの新作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』を公開初日は良席が取れなかったので泣く泣く二日目の今日プレミアムシートで鑑賞してきました。映画館行ける回数が減ってるので行くなら良い席で観たいのですよ。

あらすじ:

 


マルチバースの扉を開いたことで変わりつつある世界を元に戻すため、アベンジャーズ屈指の強大な力を誇るスカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)に助けを求めるストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)。しかし、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類に迫っていた。

感想:
サム・ライミ監督がMCUを土台にホラー映画を作ったらこんなん出来ましたあ!!
という作品が本作です。
ディズニー+でドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」は必ず予習しておく必要があります。そうでないとワンダの心情がさっぱり分からないでしょうから。

※ネタバレありますので未見の方は読まない方が良いです※
ストレンジもワンダも救う為なら犠牲は仕方ないと考えるヒーローという共通点があります。【こうするしかなかった】とストレンジは何度も言います。世界を救う為にタイムストーンをサノスに渡した事への言及やその他で。
ストレンジは世界を救う為に、ワンダは息子の為に。他者を犠牲にして救うべきなのかがテーマなのかな。二人が久々に再会したリンゴの木の枝の剪定は暗喩そのものです。
明確な答えは示さないもののこの世界のストレンジは精神的に成長したはずです。

『ワンダヴィジョン』、『ロキ』、『スパイダーマン:NWH』でマルチバースが関わってきて本作で遂に本格的にMCUの映画で描かれました。MCUのフェーズ4はマルチバースが重要なキーワードになるとは分かってましたが、これをどう料理して広げていくのか楽しみです。ストレンジは新生アベンジャーズの中心人物となっていくんでしょうね。リーダータイプではないけれど。

さて本作の見どころはというとホラーテイスト満載、エリザベス・オルセンは可愛い、チャールズ・エグゼビア、リード・リチャーズ(ミスター・ファンタスティック)等が登場した点でしょう。FOXがディズニー傘下になったのでMCUで使えるようになり登場した訳です。演じる俳優をFOX映画のままというのはファンサでしょうね。エンドクレジット後のお約束の追加シーンは大物女優が登場しますのでお見逃しなく!
と盛沢山ではありますがMCUの新作で超大作で3Dで観てこそ!と宣伝されていて観に行ったらがっつりホラーやんけ!!
ストレンジがワンダと共闘すると期待したら二人が戦うんかい!!
と期待を外してくる点が不満に繋がっているのかもしれません。ライミ監督な時点で察してくれよと映画オタなら思うけれど多くのライト層にはそれは通じないですしね。
自分は好きですよ、こういうテイストのヒーロー映画も。爽快感はちと足りませんでしたけれど。
(点数:70点)

原題:DOCTOR STRANGE IN THE MULTIVERSE OF MADNESS
製作年度:2022年
製作国:アメリカ
監督:サム・ライミ
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、エリザベス・オルセン、キウェテル・イジョフォー、ベネディクト・ウォン、ソーチー・ゴメス、マイケル・スタールバーグ、レイチェル・マクアダムス

 

無理矢理に午後半休を取って公開初日の『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』を当然IMAXで観てきました!!

あらすじ:


魔法動物学者のニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)はダンブルドア(ジュード・ロウ)から、史上最悪の魔法使いグリンデルバルド(マッツ・ミケルセン)の恐るべき野望の阻止という重大な使命を託される。魔法使いの仲間にマグルのコワルスキーも加えた寄せ集めのチームとともに、急速に勢力を拡大しているグリンデルバルドへと立ち向かっていくニュートだったが…

感想:
色々ありましてハマっていたグリンデルバルド役のジョニデが降板となりファンはブーブー言ったものの後任がマッツと判明したら掌返しで期待しまくったという経緯があります(笑)
そのマッツが遂にハリポタシリーズ(スピンオフだけど)に初登場したのが本作です。
期待を上回る存在感と色気でジョニデを直ぐに忘れさせてくれました。マッツ最高だよ!

本シリーズの主人公はエディ・レッドメイン演じるニュート・スキャマンダーですが本作ではダンブルドアが主人公だよなって内容です。本家のハリポタも物語が進むにつれてダークさが増していきましたが、こちらもダークさが増していきます。どうしても最強の魔法使いの野望を阻止するってなるとそうなるよね。
2022年になってもこの世界観の作品の新作を映画館で観れた事が素直に嬉しいです。
早く次も見たいよ!!
因みにエズラ・ミラーもやらかしたので恐らく次作は・・
(点数:85点)

原題:FANTASTIC BEASTS: THE SECRETS OF DUMBLEDORE
製作年度:2022年
製作国:アメリカ/イギリス 
監督:デヴィッド・イェーツ
出演:エディ・レッドメイン、ジュード・ロウ、エズラ・ミラー、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、カラム・ターナー、ジェシカ・ウィリアムズ、キャサリン・ウォーターストン、ウィリアム・ナディラム、ヴィクトリア・イエイツ、ポピー・コービー=チューチ、フィオナ・グラスコット、マリア・フェルナンダ・カーンヂド、リチャード・コイル、オリヴァー・マスッチ、ヴァレリー・パフナー、マッツ・ミケルセン

 

公開を楽しみにしていた『THE BATMAN-ザ・バットマン-』
本当は初日に観に行きたかったのですが3時間を超える上映時間からどうしても時間の都合がつけられず観るならレーザーIMAXの良席で観たいので日曜の朝一回での鑑賞となりました。

あらすじ:

 


両親を殺された孤独な青年ブルース・ウェイン(ロバート・パティンソン)。彼は2年前から、腐敗したゴッサム・シティで悪を一掃すべく“バットマン”として自警活動に当たっていた。そんな中、権力者を狙った連続殺人事件が発生する。バットマンはゴッサム・シティ警察のジェームズ・ゴードン刑事(ジェフリー・ライト)に協力し、一緒に捜査を進めていく。しかし犯人のリドラー(ポール・ダノ)は犯行現場に必ず謎めいたメッセージを残し、バットマンを繰り返し挑発していくのだったが…

感想:
何度も何度も映画化されてここ30年で何人もの有名俳優がバットマンを演じて沢山の作品が作られてきました。いずれも大ヒットしており本作もアメリカで大ヒット中なのでシリーズ化ありきだと思います。

本作でバットマンを演じるのはロバート・パティンソンです。
バットマンの中の人ブルース・ウェインは大金持ちのプレイボーイ設定なのは有名ですが本作では微塵もプレイボーイ設定はありません。ひたすらに暗い。世間からも引き籠りの有名人扱いです。そうとにかく暗いのです。彼の性格に引きずられるように物語もひたすらに暗いです。バットマン映画史上一番の暗い物語になっています。
映像や音楽はスタイリッシュでカッコイイですが、バットマンの戦闘スタイルは武闘派です。ひたすらにぶん殴ります。やり過ぎだろと思うくらいぶん殴ります。彼の怒り・復讐心を表すかのように執拗な鉄拳制裁が悪党にされます。
嫌いじゃないです今回のバットマン。物語も破綻なく進むのですが・・
暗く重たい物語に加えて超長い!!
クライマックスで盛り上がってカタルシスがあるのかと思いきやモヤモヤっと終わります。

ブルースが何でバットマンというイカれたコスプレ自警団になったかはもう皆知っているよねってことで本作ではバットマンになってから2年経ったところから始まり詳しい説明は省いてロバート・パティンソンの憂いを秘めた演技で内面を察してねという作りになってます。彼のバットマン嫌いにはなれないんです。きっと続編はより良い作品になるんじゃないかと期待は持てます。その序章として本作は後々再評価されるかもですが作品単体での評価は残念ながら期待以下と言わざるえません。3時間も時間使って爽快感がなくロバート・パティンソンのバットマンの紹介だけされましても・・
(点数:60点)

原題:THE BATMAN
製作年度:2022年
製作国:アメリカ
監督:マット・リーヴス
出演:ロバート・パティンソン、ゾーイ・クラヴィッツ、ポール・ダノ、ジェフリー・ライト、ジョン・タートゥーロ、ピーター・サースガード、アンディ・サーキス、コリン・ファレル

 

家庭のアレコレや仕事のアレコレにコロナの蔓延で映画館への足が遠のいているものの映画への愛は変わってませんよ!
今日は少し時間が作れたので上映時間長めの作品(ウィルスミスのとかウエストサイドストーリーとか)を観るのは厳しいので『アンチャーテッド』をチョイスして観てきました。

あらすじ:


海洋冒険家フランシス・ドレイクの末裔ながら、今はしがないバーテンダーをしている青年ネイト(トム・ホランド)。ある日、プロのトレジャーハンターであるサリー(マーク・ウォールバーグ)にスカウトされる。どこか信用できないサリーだったが、幼い頃に生き別れた兄サムを知っていたことから、誘いを受け入れ、トレジャーハンターになることを決意するネイト。さっそく2人は50億ドルといわれる財宝を見つけ出すため、重要な鍵となるゴールドの十字架が出品されるオークション会場へと向かう。そんな2人の前に、冷酷なトレジャーハンター、モンカーダ(アントニオ・バンデラス)が立ちはだかるのだった。

感想:
インディ・ジョーンズ風の冒険アドベンチャー作品と言えばいいのかな。
今旬のトムホの身体能力を活かしたアクションに謎解きとヒットする要素があり実際海の向こうでは大ヒットしています。

しかし私は余り面白く感じませんでした。
相棒となるサリーにこれまた肉体派のマーク・ウォールバーグを配して彼も肉体バトルシーンで少し暴れるものの…
バディ物としてはイマイチなんですよね。眠ってしまう程退屈ではないのですが観てて盛り上がらないんですよ。予算たっぷりあったんだろうなとは思うけど若かりし頃に見た若きインディ・ジョーンズのようには楽しめなかったのです。物語のゴールは見えているタイプの作品なのでキャラクターの魅力が命なんですが、チャーミングなトムホが演じているとはいえ主人公に魅力を感じなかったのが大きいです。
生き別れた兄への想いも軽いしロマンス要素はあえて入れてないのでしょうけれど物語に緩急が無くてね。
まあ気軽に観れるアクション大作としての需要を満たす作品だとは思うけど目の肥えた映画ファンの心は掴めないかな。
(点数:40点)

原題:UNCHARTED
製作年度:2022年
製作国:アメリカ 
監督:ルーベン・フライシャー
出演:トム・ホランド、ネイサン・ドレイク、マーク・ウォールバーグ、ソフィア・アリ、タティ・ガブリエル、アントニオ・バンデラス

 

 

 

昨日待ちにまった『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が公開されたので大混雑のグランドシネマサンシャインのIMAXのプレミアムクラス席で存分に堪能してきました。
感想はめちゃくちゃネタバレしているので未見の方もしくはネタバレが嫌な方は読まないでくださいね。

あらすじ:

 

ミステリオとの戦いによって、スパイダーマンの正体が自分であることを暴露されてしまったピーター・パーカー(トム・ホランド)。普通の生活を送れなくなってしまったばかりか、MJ(ゼンデイヤ)や親友のネッド(ジェイコブ・バタロン)にも被害が及び、ピーターはかつて一緒に戦ったドクター・ストレンジに助けを求める。そこでドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)はスパイダーマンの正体に関する記憶を全世界から消す呪文を唱えるが、それは失敗に終わりマルチバースに繋がってしまう。その結果、別々のユニバースにいたドック・オク(アルフレッド・モリナ)、グリーン・ゴブリン(ウィレム・デフォー)、エレクトロ(ジェイミー・フォックス)といったスパイダーマンの敵が、次々とこの世界に出現してしまう。ドクター・ストレンジとピーターは、協力して彼らを元の世界へ戻そうとするのだったが…

感想:
興奮が冷めやまず感想を書くのを1日おきました。
20年前のライミ版のスパイダーマンから全てのスパイダーマンシリーズを公開初日に劇場で観てきたファンとしてはもう感無量です。
親愛なる隣人としてのスパイダーマンという描写が足りないのではとか突っ込みはあるかもですがそんな事は些細な事です。
打ちひしがれているトムホ演じるスパイダーマンの元に二人の別のユニバースからやってきたスパイダーマンが助けるという熱い展開にファンはそれだけ大興奮です。
実際マスクを脱いだらアンドリュー・ガーフィールドが登場したシーンでは劇場は拍手喝采でした。そしてその後にトビー・マグワイアまで登場するんですから。もうそれだけで泣けてきました。
極めつけは予告編で繰り返し流れたゼンデイヤ演じるトムホ版のMJが落下するシーンです。落下したグウェンを救えなかったA・ガーフィールドがMJを救うんです。その時の彼の表情がもう最高の演技でね。歴代ヴィランも元々の世界では根っからの悪人ではなく事故等でヴィラン化した経緯があり彼らを救い、その後トビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールドが会話するくだりも胸が熱くなります。ファンが見たかった全てが最高の形で実現されたのです。3人の歴代スパイダーマンが共闘しスウィングするんですよ。劇場で観ないのは損失ですよ。
(点数:100点)

原題:SPIDER-MAN: NO WAY HOME
製作年度:2021年
製作国:アメリカ
監督:ジョン・ワッツ
出演:トム・ホランド、ゼンデイヤ、ベネディクト・カンバーバッチ、ジョン・ファヴロー、ジェイコブ・バタロン、マリサ・トメイ、アルフレッド・モリナ、J・K・シモンズ、ウィレム・デフォー、リス・エヴァンス、ジェイミー・フォックス、アンドリュー・ガーフィールド、トビー・マグワイア

 

一昨日のクリスマスイヴに『劇場版 呪術廻戦 0』を公開初日にIMAXで観てきました。
きっちりチケット戦争に勝っていたのです。

あらすじ:


幼い頃、結婚を誓い合った幼なじみの祈本里香を交通事故で失った乙骨憂太は、怨霊と化した彼女に取り憑かれ、自らの死を望むほど苦悩していた。そんな時、乙骨は最強の呪術師である五条悟に導かれ、“呪い”を祓うために“呪い”を学ぶ学校“東京都立呪術高等専門学校”に編入する。同級生の禪院真希、狗巻棘、パンダと出会い、呪術師として生きる道を見出した乙骨は、里香の呪いを解くことを決意。しかしその矢先、かつて一般人を大量虐殺して高専を追放された最悪の呪詛師・夏油傑が現れて新たな大虐殺“百鬼夜行”の実行を宣言し、乙骨たちは夏油との戦いに身を投じることになるのだった。

感想:
映画だけでなくアニメもいけるタイプのオタクなので人気漫画原作の大ヒットアニメはしっかりTV放送も原作なんなら本誌から読んでいたりします。
呪術廻戦のキャラに推しがいるわけではないのですが本編の前日譚であるエピソードである本作はボリューム的にも映画化にぴったりだなと思っていたので一期放送後に映画化が発表された時は嬉しかったのを覚えてます。

作画も良いし主要キャラの魅力も相まって素晴らしい出来栄えで個人的には大満足です。
本作での主人公である乙骨くんの声が緒方恵美さんなので、最初のうじうじしてるところなんかはどうしでも碇シンジを感じたのは事実ですが、それも含めて良かったです。
究極的には「失礼だな純愛だよ」を劇場でIMAXで聞けただけで満足なのです。
本作を観れば呪術廻戦が何故人気があるのか分かると思いますよ。
(点数:85点)

原題:劇場版 呪術廻戦 0
製作年度:2021年
製作国:日本
監督:朴性厚
声の出演:緒方恵美、花澤香菜、小松未可子、内山昂輝、関智一、中村悠一、櫻井孝宏、岩田光央、黒田崇矢、山寺宏一

 

体調を崩していてなかなか映画館に行けない日々が続いてました。
ようやく体調も回復したので昨日やっと『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』観てきました。

あらすじ:


地球外生命体シンビオートがジャーナリストのエディ(トム・ハーディ)に寄生して誕生したヴェノム。エディは凶暴なヴェノムに振り回されながらも、どうにか共生関係を築き、この奇妙な共同生活を続けていた。そんなある日、収監中の連続殺人鬼クレタス(ウディ・ハレルソン)が取材で訪れていたエディに噛みつき、シンビオートをその体内に取り込むと、クレタスの狂気と融合した最凶最悪のカーネイジが誕生してしまう。やがて死刑執行目前に刑務所を脱走したクレタスは、カーネイジの力で次々と無差別な虐殺を繰り返していくのだったが…

感想:
2018年公開の『ヴェノム』の続編ですね。
マーベルコミック原作で人気者ヴェノムを人気俳優のトム・ハーディが演じて人気を博したシリーズです。ヴェノムは人間が好物だけど悪者を退治したり人助けしたりヒーロー活動もすることはするのですがヴィランでもあります。
マーベル映画ではなくSONY映画なのですがスパイダーマンとは映画会社が同じなので共演可能だったりします。ファンの期待はその共演なんですよね。ヴェノムといったらスパイダーマンとは切っても切り離せない関係なので。
と言っても本作ではスパイダーマンは出てきません。
前作に引き続きヴェノムの寄生先であるエディとの痴話喧嘩を90分描いてます。

カーネイジをここで出しちゃったのでスパイダーマンとの共演する際のネタに困りそうですがそこは何とかしてもらうしかありません。
決して退屈な映画ではないのですが敵役をウディ・ハレルソンが演じてますが彼もいい俳優ですが敵役としての新鮮味はないんですよね。前作が受けたから同じ路線で行くこと自体は否定はしないのですが、もっと活かしようあるだろうよ!と思ってしまった内容でした。
(点数:70点)

原題:VENOM: LET THERE BE CARNAGE
製作年度:2021年
製作国:アメリカ
監督:アンディ・サーキス
出演:トム・ハーディ、ウディ・ハレルソン、ミシェル・ウィリアムズ、ナオミ・ハリス、リード・スコット、スティーヴン・グレアム