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型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

ひとつ前の投稿でたくさん作ったコーヒーゼリー、まずは牛乳を注ぐだけのゼリードリンクを作りました。


 



ゼリードリンクは、ゼラチンや寒天よりもアガーで固めたものが、のどごしが良いので好きです。

またアガーのゼリーは崩れやすいので、カップから出した状態で崩さずに容器に入れると細かくなりすぎません。


 

 


ゼリーと牛乳を好きな割合でグラスに入れて、ストローを挿せばできあがり。





先日載せた、コーヒーゼリーを使ったフレンチトーストもゼリーの消費のために作ったメニューのひとつでした。


鶏肉のコーヒー煮やカレーの隠し味にもそのまま使えると思います。(砂糖の量も加味する必要はありますが)

ということで白玉粉とコーヒーゼリーをこねて茹で、コーヒー風味の白玉団子も作りました。
あんこやアイスを添えて食べると美味。

今回はおやつとして食べるために作ったゼリーではなかったのでこれらのような使い方をしましたが、市販のゼリーが余った時にも使える方法です。




【コーヒーゼリーで作る白玉団子】

12個分

白玉粉 約50g
コーヒーゼリー(アガー使用)約50g


①コーヒーゼリーと白玉団子を大体同量混ぜ合わせ、よくこねる

★ひび割れて丸めづらい場合はコーヒーゼリーまたは微量の水を加えて調整し、柔らかすぎる場合は白玉粉を少量ずつ加えて丸めやすくします。

②一口大に丸め、沸騰した湯で2分茹でる

③冷水にとり、冷ます

夏によく食べるアガーを使ったスイーツ。

暑くなり始めるこの時期、近年は伊那食品のイナアガーA、またはイナアガーLを購入しているのですが、

 


 


今回は仕上がりの違いを比べてみたくて別のメーカーのものも3種類取り寄せました。


ただ先のイナアガーでいえばAとLは原料の海藻が違ってFは冷凍可能など、他のメーカーのものも同じシリーズの中で用途や原料の違う姉妹品が存在します。

またたくさんのメーカーからアガーが販売されていて、それぞれ添加率の目安も違ってきます。


今回は今手元にあるイナアガーL・クリアガー・パールアガー8・ゼリアガーの4種類の比較です。





【アガーとは】

アガーは海藻やマメ科の種子の抽出物が原料のゲル化剤。

寒天と同じように常温で固まり始めますが、食感はゼラチンと寒天の中間といった仕上がりです。

アガーは予め砂糖と混ぜておき、水に加えたら混ぜながらしっかり加熱溶解する(煮溶かす)のが失敗しないポイントです。


使用量の目安はメーカーによって2〜4%前後ですが、溶かす推奨時間の目安も1〜5分と幅広く、それぞれ柔らかさも違ってきます。



【目的】

このブログではよくアガーを使ったレシピを載せますが、その際30秒から〜1分ほど煮立てると記載しています。

ただ先日ゼリアガーの商品ページで、5分の加熱溶解が推奨されている説明を見かけたため、いつものレシピがどのアガーにも当てはまるのかどうかが疑問になり、それを調べるため比較することにしました。



【条件】

今回はこちらのページのアガーを使用したコーヒーゼリーの作り方で比較しました。

使用したアガーの種類や商品説明にかかわらず、溶解時間は記載通りです。






【結果】


まずどのアガーでもコーヒーゼリーが完成しました。

せっかくなので食感なども比較することに。





冷蔵庫から出してすぐに型から抜き、室温で30分後の状態↓



■ゼリアガー

・柔らかく口あたりなめらか

・大きく揺れる

・離水しやすい(室温に長時間出すと形が崩れやすい)


■パールアガー

・柔らかく口あたりなめらか

・大きく揺れる

・離水しやすい(室温に長時間出すと形が崩れやすい)

 

■クリアガー

・弾力があり、揺れにくい

・一番離水しにくく弾力が保たれた


■イナアガー

・歯切れがよい

・弾力はクリアガーより弱く、ゼリアガーやパールアガーよりも強め

・離水はするが比較的型くずれしにくい



【補足】

・ゼリアガーは、本来は80度で5分ほどの加熱が推奨されています。

・ゲル化剤は酸に弱く、割合によっては固まりませんが、クリアガーは酸の強い果汁などもしっかり固められるとの記載あり。

・アガーは離水しないとされることがありますが、種類によります。



【感想】


いつものレシピで作ることができないアガーはなかったので、その点は安心しました。

柔らかさや弾力はそれぞれ微妙に違いましたが、いつも使っているイナアガーLは食感や弾力が中間だったこともあり、これまでブログに記載したレシピに特に注釈をいれる必要はなさそうです。


(必要に応じてアガーの量を微調整することでやわらかさは調整できます。その場合弾力や離水率などは変わります。)

 

今後は、例えばふるふるとしたやわらかいゼリーを作りたい場合はゼリアガーやパールアガーを使ったり、酸味のあるフルーツを使いたい時や大きな型でしっかり形を出したい時はクリアガーを使おう、などと目的に合わせて選ぶ際の参考にできそうなので、実際に作り比べた甲斐がありました。



  

  

 



コーヒーゼリーを作ったので、フレンチトーストの卵液やトッピングに活用しました。

左上は普通のフレンチトーストにコーヒーゼリーとクリームを乗せ、ココアをふるいかけたもの。
右下は卵液自体にコーヒーゼリーを混ぜて加え、一緒に焼き、更にコーヒーゼリーとクリームを乗せてシナモンをふりかけたものです。

甘さはどちらもメープルシロップをかけて調整。
ホイップクリームを添えて美味しいスイーツ(例えばシフォンケーキやチョコケーキなど)にはコーヒーゼリーのトッピングも合いやすい印象です。




【材料】


2枚分


食パン 2枚

バター 適量


☆卵液

卵 M1個

砂糖 20g

牛乳 120g

コーヒーゼリー 約70〜80g


☆トッピング

ホイップクリーム 適量

コーヒーゼリー 適量

シナモンパウダー 適量

メープルシロップ 適量



【作り方】 


①卵液の材料を混ぜ合わせ、食パンを両面浸す


★浸し具合はパンの硬さや好みに合わせて調整。


②フライパンを中火で熱してバターを溶かし、パンを並べ、卵液が残っていたらそちらも流し、中弱火で返しながら両面に焼き色をつける


③器に盛り付け、コーヒーゼリーとホイップクリームを乗せ、シナモンをふる。メープルシロップを適量かけて食べる



■コーヒーゼリーを使わずに作ると、普通のフレンチトーストができます。

 写真のゼリーはこちらのアガーを使用したレシピで作りました↓







小さめの生地にたっぷりのクリームといちごを挟んだ、高さのあるブッセを作りました。

サイズはそんなに大きくないのですが、クリームが多いと食べごたえも増して満足度もアップ。




生地の作り方はこちら
酸味のあるいちごに合わせて、クリームには少し練乳を加え、甘めに仕上げました。

たくさんできたので、suipaさんからいただいた包材でカバーして冷蔵庫へ。
手作り品も、まるで市販のスイーツです。


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乾燥やにおいうつりが防げますし、持ち運びにも便利ですね。


↑ツノはなおさずそのまま焼いてしまいましたが、なんだか帽子みたい。


生地はランダムに絞ったので大きさにばらつきがあり、クリームもそれに合わせて量が変わったので、蓋の高さも出来上がりに合わせて変えました。





ナチュラルなトレーは和にも洋にも合いますし、目的に合わせて蓋のサイズが選べるのは良いですね。


業務用は本店がお得ですが、楽天店もありますよ。



 

  

 





コーヒーのお供に、オレオ風のチョコレートを作りました。
型はプラ製ですが10年ほど愛用していて、サイズも模様も本物っぽいお気に入り。

中にはホワイトチョコと、半端に余っていたストロベリーチョコレートを挟んでいます。
ストロベリーチョコは、スイートチョコレートと合わせて食べるのが好きなんですよね。




一部はひとつ前の投稿にも載せた、suipaさんの箱に入れて持ち運び。
保冷剤が入るスペースがあるので、暑い時期のチョコの持ち運びには特にありがたいです。


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チョコに使ったケースはマカロン用のもの。

2枚一組で、片方はふたになるんですよ。





マカロンでもサブレでも、取り出しやすく、崩れにくいラッピングができます。

今回のチョコにもサイズがぴったり。




普段オレオはあまり食べるわけではないのですが、この前のオレオ風のケーキといい、モチーフには惹かれるものがあります。




■suipaさんの包材は業務用がお得です。