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手稲山・発寒川からの手紙

北海道の野生動物や自然の状況についてなど手書きの絵などによって詳しくお伝えします。



2014年7月21日(月祝) 15:00から に私の絵本出版を記念いたしましてトークショーを開催いたします。


プログラムは 嵯峨 孝子さんによる馬頭琴の演奏をバックに物語の朗読と 小田 玲実さんによる物語の中国語による朗読、動物学者である私 前田 滿とジャーナリスト 村元 健治さん、絵本の監修をしてくださった 南島 順子さんによる対談などとなっています。


お時間ございましたらぜひお立ち寄りください。






第一幕

森に囲まれた農家・・・・・・・

囲炉裏を囲む<クマ吉>と<ヤチ太郎>

暗がりに白毛の<シロ江>



第二幕

ネズミたちの昔話・・・・・・・

クマネズミの世界制覇

森を追われたエゾヤチネズミ

人間の身代わりシロハツカネズミ



第三幕

ネズミたち森で暮らす・・・・・

餌探し

巣作り















「このハチの種名はケブカスズメバチ(毛深)」(アイヌ語では「シイ」(本当の)「ソヤ」(蜂)「カムイ」(熊)=“クマバチ”と呼ばれる) 秋冬に交尾、越冬した女王蜂が単独で6月に巣づくりと産卵を始める。この卵が孵化し蜂が続出。これら働き蜂によって巨大な巣に増築され、秋まで増殖。


<6月2日>玄関フードにスズメバチが侵入

<6月6日>車庫の壁のオンコの茂みで巣を発見

<6月9日>衛生サービス会社に駆除を依頼





オンコの茂みの巣駆除



巣と女王蜂








女王蜂










窓枠のアシナガバチの巣も除去





手稲山・発寒川からの手紙 NO,64より (2014/6/16発行)



これまでに野生の脊椎動物-キタキツネ・エゾヤチネズミ・ヒヨドリ・アカゲラが訪ねてきた。



スズメバチ騒動!

気温が急上昇した2日。玄関フードに大きなスズメバチが再三侵入して大騒ぎ。防虫剤を噴霧した。フード内で栽培中のトマトの肥料が誘引したのではと思い、外に持ち出した。その後、ハチの侵入は止まった






アシナガバチの巣

 一昨年秋、家の軒下に造ったアシナガバチの7個の巣を見つけ、出入りするハチを薬剤噴霧器で殲滅し巣を破壊した。昨年は造巣がないと思っていたが、庭でスズメバチの巣を探しているうちに1個発見(写真)。昨年秋の空き家(巣)。


手稲山・発寒川からの手紙 NO,61より (2014/6/9発行)



 また手稲の峰々にはわずか残雪。凍りついていた「階段式」と「蛇腹式」の魚道を、澄んだ冷たい水が静かに流れている。

(発寒川・風の子橋下の魚道・6月5日)

M.MAN&Rボクシング

6月2日、3日と32℃の高温が続いた。留守中にR&Hによる『熱中症に注意!』の張り紙があちこちに下げてあったが、4日は5℃も下がり風が吹いていた。以下のようにケイタイ・メールで俳句(川柳?)のやりとりをした。



張り紙が 今日は要らぬと 首を振り M.MAN


マエダマン 熱中し過ぎて 熱中症 R


暑さ注意 張り紙いらぬ 今日の風 M.MAN


熱中症の 張り紙ゆれる 今日の風 R

わが家の枯れ木に止まったアカゲラ



(2年前の4月に台所から窓越しにCが撮影)








クマゲラ:

北海道と本州の北部に生息。天然記念物。からだはカラスほどの大きさ。天然林のトドマツなどに嘴で穴を穿って巣をつくり、からだ全体が黒で頭部が鮮紅色。


エゾアカゲラ:

山岳林や平地林にもすむ。からだの背面は黒く、翼に八字型の白斑模様。腹部は朱色。虫や木の実を食べる。


エゾコゲラ:

平地にすみ、昆虫・木の実食。背面は濃褐色で白、黒の縞模様。



手稲山・発寒川からの手紙 NO,62 より (2014/06/09発行)




 発見者であるイギリス人研究者J.Scottの名がつけられた。

大陸や東北、北海道に分布。寄生植物はシナノキ・ミズナラなどの樹木。札幌では10月はじめは林内の岩場の石の隙間に潜り込み越冬するが、換気扇などの隙間から家屋の天井裏などに潜り込んで越年する。我が家ではストーブで部屋が暖まると電灯を飛び回る。この悪臭がする虫をガムテープで、運動がてら捕獲する。子供の頃は“屁たれ虫”と嫌がった。



手稲山・発寒川からの手紙



手稲山・発寒川からの手紙

 11月3日にKを空港で送ってから千歳の孵化場を見に行った。場内の橋で小型の鮭の遡上する川面を見下ろしていると、案内人が「明日、遡上する鮭が200メートル川下の堰にたくさんいる」と教えられた。車で行って橋から川底を見下ろす覗と、1メートルほどの大型の鮭が群れをなしていた。この真っ黒な鮭の群れの中に、真っ白な体色で2箇所ほど黒い斑模様のある大型の鯉が1ぴき混じって泳いでいた。
手稲山・発寒川からの手紙

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