職場の人間関係でも繰り返される。
あたたかいプラスのストローク(心の交流)は、すればするほど元気になる。
けれど、負のストローク(心の交流)は、すればするほどエネルギーが奪われていく。
親(養育者)と、赤ん坊は、ハグして、愛していることを伝えて、転んだらなでなでして、泣いたらよしよしして、大丈夫だよ〜、安心していいんだよ〜、と伝えてもらっていく。あたたかいプラスのストローク(心の交流)がつねに起こる。
それが、だんだんと安定すると、一人でもできることがふえて自立して自由がふえるようにするため、もう少しこうしたほうがいいよ、という言葉がけも出てくる。
いつかは親はたいていは先に死んで支え続けられなくなるのだから、子どもが一人で生きていけるように導くのも親のつとめ。
子どもが一人でも生きていけるように、それを願って、こういうふうにしようね、このままでは良くないよ、とも言うことが多くなってくる。
決して、子どもを傷つけてやりたい、ダメにしてやりたい、潰してやりたいと思って言ったりやったりすることは、親のつとめとは言えない。
言葉の上では「あなたのためだ」と言うことは簡単で、実際に子どもが傷ついても、病気になっても、不安に押し潰されてしまっても、平気で言い続けるのは、親じゃない。それは単に、生まれてから30年40年50年という年月が経って子どもを産んだ人間というだけのこと。
自分の子どもが、何歳であっても、もう成人していい大人になっていたとしても、助けてーという悲痛な叫びをあげているのに、放っておく、手助けしない、手助けしたとしても恩着せがましく言うのは、親心じゃない。もうそれは無慈悲な人のやること。
ACは、幼くて手助けが必要な時でさえ、親の未熟さによって厳しすぎるやり方で負のストローク(心の交流)ばかりで、不安感を募らせてきた。
プラスのストローク(心の交流)を得て、安心感を取り戻し、大丈夫だ、またやっていける、という気持ちになる経験が乏しい。
もっともっと、プラスのストローク(心の交流)が必要なの。人にもプラスのストロークを与える人は、自分ももらえる。大丈夫だよと人に言えば、その人からも大丈夫だよと言ってもらえる。
まずは相手に「大丈夫だよ、協力するよ、安心してね」を伝えてみよう。伝えられる人に、伝えてみよう。
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