若狭原発2月に停止 | 舞鶴ピースプロジェクト

舞鶴ピースプロジェクト

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 昨年12月に舞鶴ピースプロジェクトが主催で開きました、アイリーン・スミスさんの講演会と意見交流会「舞鶴の未来と若狭の原発」には、たくさんのご参加をいただき、ありがとうございました。


 舞鶴市はもちろん、丹波や綾部市などからもお越しいただき、約100人の参加で、会場が満杯となりました。


 グリーンアクション代表のアイリーンさんは、この日の講演で、福島原発事故後、被爆から身を守るための市民運動や、行政との交渉、原発の課題について話されました。 


 2月に定期検査で全機が停止する若狭原発に対し、「新しいエネルギーへの転換するチャンス。大飯原発を再稼働させないことが脱原発の大きなポイントになる」と訴えました。


 交流会では活発に意見が出されました。

 

 いち早く脱原発を宣言した宮津市を評価する声。

 

 若狭原発で福島級の事故が起これば、9万人都市の舞鶴市民が逃げることは不可能であり、莫大な補償を支払うことも不可能なのだから、脱原発するしかないのだと行政に求めていきたいという声。


 市民の意見を市政に反映し、質問に対しても直接対応してもらえるようなシステムをつくってほしいという声。


 事故が起こる前に原発を止めてほしい。廃炉しても大きな地震が起きれば、冷却が必要な原発で事故が起こる可能性がある。子どもたちのことを思えば、とにかく実効的な防災計画を立ててほしいとの声


 …などなど。



 会の終わりに、皆さんの意見をまとめた要望書を読み上げ、これを舞鶴市長あてに提出することを承認いただきました。


 再稼働ストップを合言葉に、2012年も脱原発・平和を目指してつながっていきましょう。


                                (今井 葉波 文責)