おなじみ「おおきな くりの きのしたで」を歌った。
大きな栗→小さな栗→悲しい栗→超特急の栗→大きな栗
と、歌詞を変えて5番?まで歌っている。
小さい栗の木の時は、オクターブ上げる(最高音highC)笑。悲しい栗の木はmollで、超特急はオクターブアップ&Piu mosso。そして、普通に戻る。
悲しくなったり、速くなったりでいつも大はしゃぎになる。私も楽しいメドレーです。
でも今日はちょっと発見があった。
いつものように超特急の栗まではワイワイキャーキャーってなって、最後に「最後はもう一度大きい栗だよー」ってみんなで歌おうとしたら、こどもたちが最初と全然違う歌い方をした。
大きく手を広げ、大きな声で、一生懸命「おぉーきなぁくりぃのぉー」と歌ってくれた。大きい栗の木を、体全部で一生懸命表現してくれた。
なんだかとっても嬉しかったなぁ。
おおきなくりのー
ってみんなが知ってるし、こどもたちもいつも園でやってる事だと思うから、いつものように、元気よく、楽しくやる……
だけじゃなくて、今日はみんなが一生懸命「大きい」を表現してくれたのがうれしかった。
みんなにとっての、よく知ってるいつもの曲を、ちょっと違う角度で見てくれたのかなぁ。
みんなが知っている曲を、ただ並べて、ただ楽しい時間を作る…、
そうはならないようにしたいなーっといつも思っている。
今日聴いた色々な“いつもの曲”が、ちょっと違う角度で聴こえたり、何か発見があったり、何かの新しい興味になったり…。
そんなのを目指している。
つもりだったが、
今日は私がみんなに気づかされてしまった(u_u*)
今日のこどもたちは特にそおゆうのが敏感な子たちだったと思う。空気が読めるって言うのかな。何かに気づくと、ピリ!っとこどもたちの雰囲気が変わる。緊張感だったり、リラックスだったり、聴きたかったり、観たかったり。
そんな空気のやり取りで、
おねーさんも今日はたくさんの発見、いただきました(u_u*)みんな、ありがとう。
描いてるとみんなが色々教えてくれる。
オレンジ色だよ。種があるんだよ。あと葉っぱも忘れちゃダメだよ!とか。ありがたい。
たまに、出来上がったのを見て、変なのー!とか言われて、本気でしょげる(u_u*)
秋には素敵な曲がたくさんあるなぁーっとプログラム作りながら、演奏しながら改めて実感。保育士さんや、保護者や、区の職員さん?とか(つまり大人から)、この曲昔すごく好きでしたーとか、大人になって改めて聴くといい曲ですね、とか言われると、やっぱり嬉しい。大人にも伝えたい、色んな童謡唱歌。
みんなの知っている歌を歌う
ってことを改めて考えた、そんな秋です。思考の秋です。
食欲の秋です。
先日サンマを食べました。
おしまい。