暦の上では 春
とはいえ…節分の頃には
雪を余り見ない関東でも 大雪
冬の極まりのような〜名残り雪❄️
節分は 季節の節目
一年の厄を祓って 福を招く大切な日
京都では 八坂神社、平安神宮などでは
鬼を滅する 節分祭
我が家でも毎年お寺で
恒例の節分祭👹
家では 恵方巻きを作り
今年の歳徳神さまがおられる
東北東の縁起の良い方向を向き
良き一年を願い 丸かぶり
鬼が苦手な イワシを焼き
炒った大豆で 鬼は外〜福は内〜
自分の年齢に一つ足して 無病息災を祈り
今年も穏やかな 我が家の節分行事👹
友達と新年会に訪れたお店でも
「立春大吉」の札がかけられた
節分料理
めでたい御膳には 升に入った大豆や
福を招くといわれる豆腐料理など
立春大吉のおめでたい料理
昔 禅寺の門に新しい年の始まりの日に
「立春大吉」の文字を
一年の厄除けの願いを込めて
おまじないとして貼ると
鬼が勘違いして 出て行ったといわれる
「立春大吉」の文字は
表から見ても 裏から見ても
全て左右対称の縁起の良い文字
そういえば 立春大吉のように
姓名の左右対称は 幸運な人だと
母から耳にしたことがあり
まさに 主人の姓名は左右対称
もしや幸運の持ち主
昔は 歳越しだった 節分
今も 立春をもって年が改まる 節分
大豆や豆腐
立春大吉餅や福茶など
縁起の良い物を口にして
新しい年の幸運を願いたいもの
節分が過ぎれば…
少しずつ寒さもゆるみ
自然界では 春の気配が立ち始め
野原や庭に 今年も
サザンカの雪中の友として
春に先駆けて咲く〜
梅の花のような 蝋梅
葉が出ない枝に
透き通るような黄色い花が咲く
甘い香りのウインタースウイート
そして厳寒の頃 梅は蕾を付け
桜の花より低い温度の頃に目覚め
暖かい日には 眠りから覚めたように
可愛い梅の花が咲く
梅は 桜より早く
多くの植物達に先駆けて
花咲く 春告草
山野では 春の訪れを告げる
フキの蕾 ふきのとう
植物に覆い被さる雪❄️が溶け
その場所を譲り受け
雪を割って 芽を出す早春の花茎
ふきのとう
花が咲いた後に出る 葉柄のフキは
これから春〜夏…
爽やかな舌鼓を 味わえる
日本最古の野菜の一つ
可愛い芽吹きのふきのとう
春の苦みは 春の旨み
爽やかなピスタチオの姿は
フキとはひと味違う 春一番の山菜
冬枯れの野原…
植物は 何も咲かない寒い日には
根を下へ伸ばし 成長し
何も咲いてない時ほど
地面の下で 芋や球根に栄養を蓄えて
地上へ伸びる準備をしている
冬の雪降り…
人は 何もできない寒い日には
穏やかな春を待ちながら 冬籠り
何も成長してないように見えても
活動時期に向け
心身共に 成長する準備をしている
花咲く時のため…
根っこの成長を旺盛に
羽ばたく時のため…
見えない成長を強め
植物も人間も
地上で花が咲くのは
見えない成長と見える成長を
兼ねているから
今年も蓄えた 栄養をバネに
根っこのように強く…
花のように輝いて…
春を向いて 羽ばたこう
