美容外科開業医の独り言 -2ページ目

美容外科開業医の独り言

美容医療とは人間愛!という信念で仕事をしている美容外科医のブログです。
レーザーなど最新の美容情報や普段の診療で感じたことなど、ぼやきを交えながら書いていきます。
外見だけではなく心も綺麗になり、自信が湧いて幸せになれる、そんな美容医療を目指しています。

週末は金曜に診療をお休みして、台湾皮膚科学会(正式には皮膚科医学会)に参加してきました。美容だけではない、大きな皮膚科の学会。そんな学会で何故だか日本の教授陣に混じって招待講演の機会を頂きました。

学会内で企業の共催するセミナーの講演とかではなく、ガチの招待なので気合い入れてプレゼン作成。


場所は高雄、最高気温は28℃でしたが、気候が良くて快適。


土曜朝のFight against pigmentation というシンポジウムでの講演です。ピコレーザーの本当の価値について、忖度のない私の考えを25分間お話ししました。ピコレーザーはピコ秒という発振時間だけが特徴ではない、それでは既存の機器とシミの臨床効果に差異はなく、本当に大事なのはその多様性と発振時間と波長、ピークパワーなどの最適解を見つけて最大限に利用することである、大雑把に言うとそんな内容です。


同じセッションの演者、座長の先生方と。


久々に痺れました。いくつか質問されて、最後の米国人からの質問の意味が理解出来ず聞き返してなんとかクリア。

ミッション終了です。

その後は高雄の街をランニング。






さて、今回も夜は台湾の友人達と楽しい時間を過ごしました。美味しいものも。

初日夜はホテルの中華。鶏のスープが有名だそうです。



その後は古くからの友人Peter Peng先生とサシで飲みながら色んな話をして(台湾のウィスキーが旨かった)、


翌日夜は新進気鋭のWilliam Ko先生と、

友人がオーナーという台湾料理の名店へ。





さらに愛河リバークルーズ。




その後はChao-Chin Wang先生、Hsu先生などと合流してWang先生のレジデンスのバーで情報交換。


最新の知見は、こんな飲み会から得られるものです。私の素晴らしい財産。


さて、学会から可愛い縫いぐるみ、頂きました。持ち帰りが大変でしたが、名前入り白衣を着ているので大事に。


月曜から通常通り診療です。12月も予約が混み合い、申し訳ありません。

前回の続き。

学会2日目。この日は2つの座長と1つの講演。

 

朝は早起きして、Run。会場そばのホテル、宝ヶ池プリンスから上賀茂神社往復で9 kmほど。

上賀茂神社参拝も、朝早すぎて拝殿まで入れず。

 

途中で鹿に遭遇。ちょっとビビりました。

 

 

さて、学会場へ。朝は機器治療のトレンドのセッションにて座長。

ピコ秒レーザー、ソフウェーブ、マイクロニードルRF、韓国の機器治療トレンド総論について講演がありました。

その中で台湾のWang先生は科学的根拠をベースにマイクロニードルRFに対してやや否定的な意見をも述べつつ、解説をしてくれました。このような内容は日本では憚られ、もしくは時に感情的な批判になるのですが、きちんとサイエンスをベースにした国際学会らしい内容でした。日本は様々な治療に関して科学的根拠が薄く、医師の個人的概念だけで不思議な理論構築がなされることも多いので、科学は大事です。昨今流行する細胞培養系や様々なアンチエイジング系薬物治療も含めて、もっと科学的でありたいものです。

 

演者の皆さんと。土屋先生、Dr. Chao-Chin Wang、私、河野先生、Dr. San Ju Lee。

 

そしてお昼はAMWCの国内外の委員が集まってランチミーティング。来年以降の構想を練りました。

私自身の考えがあり、若いドクターや非形成外科・皮膚科医のためのしっかりとした教育システムも必要ということをブロークンイングリッシュで延々と力説させていただきました。理解してくれたかな。

 

 

午後は美容医療初心者に勧める治療の選択肢というセッションで座長と講演。私は初診の患者様への説明と理解、いわゆる患者教育の重要性についてお話ししました。

初診時に実際に出せる効果などをきちんと嘘なく説明し、それに沿った結果を出すことで信頼関係ができて長期受診して頂けること、ビジネスに偏って目先の利益を得ようとするのではなく、医療として正しい方向性を持って診療をしていこうという長期的ビジョンに基づく診療方針を解説しました。

演者の皆さんと。Dr. Peter Peng、私、Dr. Geun-Soo Lee。

 

今回はたくさんの日本人ドクター、医療関係者に参加いただき、総数で800名ほどだったそうです。盛大な会となりました。

 

沢山、集合写真を撮りました。

女子に囲まれる率の高い学会でした(笑)

 

 

 

来年は11月10〜11日、東京で開催予定です。

私自身、委員会の一員として、準備や直前の演者からの質問、連絡などでかなりバタバタしました。表で華やかに脚光を浴びるのと違って、実務はあまり日が当たらない仕事だったので、ちょっとエネルギーを吸い取られました。

事務局も体制が出来上がったので、演者の招聘など来年はお任せしようかなと思います。

 

 

さて、学会終了し、お疲れ様会。

しゃぶしゃぶ発祥のお店だそうです。

 

月曜始発の新幹線で帰京して、診療びっちりでした。

 

 

 

 

 

週末は京都で開催されたAMWC Japanに参加してきました。

 

 

この学会はAesthetic and anti-aging Medicine World Congressというもので、モナコに本部がある美容医療では最も歴史のある国際学会です。通常の学術的な学会とは異なり、商業ベースで様々な分野の医師が自由に参加できる会です。また美容皮膚科と抗加齢医学の二つの分野があります。

今年で日本開催は2回目。私は昨年に引き続き日本側の委員会のメンバーを務めました。

 

私の主任務は美容皮膚科分野に関しての海外のドクター(特にアジア)招聘と詳細なプログラムの作成です。個々に連絡して参加を要請し、海外から多くの演者が来てくださいました。もっと海外の医師の講演を増やしたいと思っても予算が少なくてちょっと厳しいと感じていると、韓国の開業医系の皮膚科学会AKDの理事長であるOh先生から学会の予算で数名連れて行けるよとのお返事を頂き、演者を増やして最終的に充実したプログラムを組みことができました。Oh先生は6月にKoreaderma2023という大きな会を主催され、私はAmbassadorに指名されていたのです。個人的な人間関係から、助け舟を出してくれました。本当に感謝です。

直前に色々とありましたが、無事開催に至りました。

 

会場に着いて早速Oh先生と再会、お礼を述べさせていただきました。

写真右がOh先生。

 

私のお仕事は3つのセッションで、座長は3つとも、講演は2つ。

最初は「治療第一人者によるリジュビネーション治療の今」というセッションで演者と座長。最新機器の評価を交えながらどのように機器を使っていくのか、その効果の違いを理解して使うという内容のお話をしました。機器治療は広く普及していましが、なんでも適当に照射するのではなく、その限界を知り、作用メカニズムを考えながら症状によってどれを用いるのかが重要です。その辺りのお話をさせていただきました。

仲良しの台湾Peter Peng先生と座長。

 

私のセッションとその前の肝斑セッションの演者(&Oh先生)と集合写真。紅一点のすなおクリニック、土屋先生は私が期待する次世代のホープ。頭脳明晰で英語も堪能、これからはどんどん海外へ羽ばたいてほしいと思っています。

 

1日目は1つだけ仕事だったので、あとは会場でお勉強。多くの日本人医師が今年は英語で講演をしてくれました。国際学会らしくなって嬉しい限り(もちろん聴衆用には同時通訳あり)。

 

そして1日目プログラムが終了し、シャンパンレセプション。

海外のドクターと。

 

日本のドクターと。

 

そして海外演者と食事会へ。美濃吉本店竹重楼にて。

お酒が入れば、もう英語力なんて関係なく、盛り上がりました。

 

 

そして最後は特別イベント、清水寺貸し切りライトアップ。

清水の舞台に誰もいない、こんな眺めは一生で一度かもと思いながら。

 

みんなで記念撮影。感動的な夜でした。

 

2日目の様子は次回のブログで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

週末はJapan Medical Beauty Expo2023に参加してきました。

日本美容医療協会、日本医療機器協会美容医療機器部会、Medical Skin Care Specialistの3団体が合同で開催するイベントです。

丸一日、機器や注入などの製剤に関する講演盛り沢山。

メーカーの共催でもあるので、講演内容の多くが企業色のある製品紹介を兼ねたものでしたが、その中でスイーツセミナーの座長を務めさせていただきました。このセッションは「有効治療と有効とは言えなかった治療」。つまりは企業の忖度のない講演で、さらに座長は言いたい放題という役割。

 

もちろん学術的なツッコミを求められますので、大人の対応で。

 

おやつは亀十のどら焼き。もう一人の座長、スイーツ王子のクロスクリニック銀座の石川浩一先生お勧め。超有名店で手に入らないものを会場参加者人数分揃えるという凄技で、私は少し余った分までお家にお持ち帰りさせていただきました。

 

最後に演者の皆様と。

 

さて、今週末はAMWC Japan が京都で開催されます。

モナコを本部とするAMWC(Aesthetic and Anti-aging Medicine World Congress)の日本支部の学会です。私は日本の委員として第1回目から関わらせていただき、今回までは主にアジアの海外演者の選出と招聘のお仕事をしています。友人である韓国の開業医系皮膚科学会のOh会長が主催したKOREADERMAの全面協力も得て、韓国をはじめたくさんの海外演者をお招きします。ほとんどが私の誇れる素晴らしい友人達で、知名度や知識、レベルは保証します。

日本では得られない最新情報などを交えた講演目白押し。楽しみです。

招聘の調整など雑務をかなり負担したので、予想外のことや要らぬ心配などもして、ちょい疲れました。そろそろお役御免になれるかなぁ。

 

 

当院の看護師に欠員が出たため、1名募集中です。ご興味あれば当院サイトの質問フォームから応募の旨お知らせください。詳細メール差し上げます。採用決定しました。

 

さて、週末は京都で開催された第74回日本皮膚科学会中部支部学術集会(大阪医科薬科大学皮膚科 森脇真一教授会長)に参加、講演してきました。

 

この中部支部は昨年も参加(富山、シンポジストとして)したのですが、今回は美容関連の演題がほとんどありません。私は皮膚科医ではありませんので、自身の出番のためだけに日帰り出張となりました。

場所は京都駅から地下鉄終点の京都国際会館。

遠い。。。。

 

 

お仕事は夕刻のイブニングセミナー。

HIFUについての講演です。ムービング式HIFU、これは当院でHIFU入門編として、または他の治療(主にテノール)との併用療法としておこなっている機器リフテラです。痛みが軽度で、かつ即効性があることから気軽に受けられる機器として人気があります。

今回は一般の皮膚科の医師が対象ですので、HIFUとは何かに始まり、導入に関する注意点、メリットなどをお話しさせていただきました。

 

HIFUは最近流行しており多くの施設で実施されるようになってきましたが、HIFUには様々な機器があり、効果も大きく異なります。医療、患者側双方ともにその辺りの知識を得て、正しく治療を受けていただきたいなと思います。

当院では3種類を導入していますので、それぞれの特徴を最大限に活かした治療を心がけています。

 

最後に座長の藤田医科大学ばんたね病院 秋田先生、演者のともえだ皮フ科 友枝先生と。

セミナー講演終了後はとんぼ返りでした。

 

2024年1月より、当院の診療時間が変更になります。

土日祝日休診に加えて、木曜の午後が休診となります。その代わりに朝は9時30分から診療開始となります。

1週間の診療時間の合計は以前と変わりありませんので、予約枠の総数も同じです。

朝早く、午前中で治療が終了することを希望される患者様が当院では多くなったことや、私自身が長年にわたってきちんと診療できるよう、診療を集中させ、休むべき日はしっかり休むようにと考えての変更です。ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、何卒ご了承ください。

 

具体的には以下のような診療時間となります。

 

 

また大変心苦しいのですが、来年1月から治療費の値上げもいたします。前身のクリニックも含めて24年間、ほとんどの施術において値上げをしてきませんでした。しかし1ドル100円の時代から大きな円安となり、材料費の値上げなどもあって経費を逼迫するようになりました。何卒ご理解のほどお願い申し上げます。

 

新しい治療費はこちらへ。

 

さいごに

当院では来年1月から勤務して頂ける看護師さんを募集しております。興味のある方は当院サイトの質問フォームからお問い合わせください。

同業者向けブログです。

今年もAMWC  JAPAN (Aesthetic & Anti-aging Medicine World Congress)が11月18(土)〜19日(日)に開催されます。

場所は京都。

私はJapanese committeeの一人として参画していますので、今回のブログは皆様へ参加の呼びかけです。

 

学会ホームページはこちら

 

この会はモナコを拠点とする国際的な美容医療の学会で、日本支部が作られ、開催は2回目。アジア人に特化した内容が多く、国内外から著名な医師が様々な主にノンサージカルなトピックについて講演します。もちろん日本語同時通訳付き。

今や時代遅れになりつつある日本の美容医療ですが、海外ではどのような治療をおこなっているのか、最新の知見を得る良い機会です。6月に開催されたKOREA DERMAからも(私が無理矢理会長に頼んで)協力を得て、韓国のドクター講演も増え、素晴らしい内容になりました。プログラムは現時点でかなり充実。

 

 

この学会は学術団体主催ではないので、参加者が必ず満足するよう臨床的な内容が全て、日常診療に役立つ内容が豊富です。

そして国際学会としてはかなり割安な参加費で、医師のみならず看護師の参加もできます。今月中の登録は割安ですが、もちろんそれ以降も参加登録可能です。

 

日本人は国際学会というと気後れして参加を躊躇することが多いのですが、AMWC Japanはたぶん唯一日本語同時通訳がある国際学会ですので、海外で学会参加しても聞き取れなかったという苦い経験をお持ちの人でも安心して参加できます。

もっとも、私自身もいつも国際学会は話し半分にしか理解できないことも多くて、このような学会は非常に有り難いです。

また講演する海外の医師の多くが私の友人です。皆さんアジアをリードする医師であることは保証します。

また日本からも多くの講演者が。日本ならではの美容医療をアジアに発信するチャンスでもあります。

日本の美容医療の発展のために、この学会が役に立てることを願っています。そして今だからこそ参加するべき若いドクター、コメディカルスタッフを待っています。

 

ちょっとお勉強してみませんか?

参加登録はサイトから可能です。

ちなみに私は何の歩合もありませんので、念のため(笑)

 

 

 

 

先週の木・金曜日は第46回日本美容外科学会(JSAPS)総会・第148回学術集会(会長:北里大学形成外科武田啓教授)がパシフィコ横浜で開催されました。前日の夕方からは評議員会に出席。収支や今後の学会運営報告などの事務的なお仕事(座って頷くだけですが)。そのあとは会長招宴。みなとみらいから出航するマリーンルージュ号での宴でした。

 

ベイブリッジを眺めたりしつつ、親睦を深めました。

 

さて学会初日。

 

この日は2つの講演と1つの座長。座長は韓国の新しいメーカーTentech社共催セミナー。HIFUとラジオ波について。進行のマネージメントなので無難に。その後はJMEC社の共催セミナー。超音波たるみ治療機器Sofwaveについて講演しました。同期平行型超音波ビームSUPERBというテクノロジーを用いた機器で、米国ではたるみ治療に大変評価が高く、当院でも現在人気の機種です。ただ痛みが強いのが問題点ですが、逆に言えば痛いのでしっかり熱ダメージを与えてコラーゲンなどの再構築がしっかり生じる機器です。臨床結果もかなり出てきて、有効な使用方法などを供覧しました。そのあとはアブソルート社の共催セミナー。ムービング式HIFUのリフテラについて講演。HIFU入門機器とも言える簡便で有効な治療について、たるみの基礎理論とともに臨床例や使用方法などを解説しました。

 

そのあとは会員懇親会へ。武田啓会長の挨拶。素晴らしい会の成功、おめでとうございます。

老若男女問わず、会員の皆様と楽しく情報交換をしました。

最近、お話しする先生方が自分より一回り以上若いことが多くて、なんだかすごく歳を感じます。

 

そして学会2日目。朝一番でKSAPS、TSAPSとのMOU joint session。韓国と台湾の美容外科学会との提携によるセッションで、各国2名ずつ演者。英語での講演、討論でした。私は機器、注入、スレッドを組み合わせた治療についてお話ししました。いつものように適当な英語で乗り切りましたが、今回の座長は大学同期の順天堂大形成外科主任教授、水野博司先生。同級生との英語での質疑応答はなんとなく不思議な感じでした。

 

そしてすぐ、ジェイシス社の共催セミナーにて最新ラジオ波機器Densityの講演(座長はクロスクリニック銀座の石川先生)。この機器は革新的な機能を有し、まだ完全には開発が終了していませんが、改良などに関わらせていただいており、機器の物理学的特性や臨床経験などについてお話ししました。このDensityは先日のソウル訪問で開発について報告を受け、また韓国の学会でも講演してきたばかりです。サーマクールと同じタイプの高周波を従来のモノポーラ(単極)だけでなくバイポーラ(極が2つ)でも照射できるという特性を持ちます。表層へのエネルギーが強く生じ、即効性が高まることが期待されています。そのほかにもここには書けない様々な革新が予定されています。他社の機器はサーマクールのコピー的な性能なのですが、この機器は全く違う方向性も有しますので、痛みや効果など様々な利点があります。質疑は石川先生が座長ということもあって、マニアックに走り過ぎたかもとちょっと反省。

昼の講演終了後は速やかに東京へ戻り、午後からは診療しました。

 

相変わらずバタバタな日々ですが、今回の学会はoutputだけでなく新しい機器の情報もたくさん仕入れ、また治療についてもヒントを得たので、診療に役立てていこうと思います。

 

 

 

週末は韓国ソウルに弾丸出張。

土曜の午後に金浦空港に到着して機器メーカーのジェイシス社へ。Jasmine centerという新しくできた研修センターです。

 

現在開発の最終段階にあるRF機器、Densityについての開発報告を受けてきました。代表的なたるみ治療機器サーマクールと同じ機構を持つRFで、最近韓国の各社から同類の製品が登場していますが、真打登場。既にDensity classic (モノポーラ)というサーマクールと同じシステムは韓国内で販売されていますが、高周波の技術的な問題から韓国の他社と同じくサーマクールを超えることは出来ていないのです。これを克服するべく、当院でテストを繰り返し問題点を提起してきました。詳しくは書けませんが、高周波の電流をどのように深部に流すか、臨床の感覚と理論を融合させて原因を探っていくという医師にしか出来ない醍醐味です。それを反映した改良が進んでおり、報告を受けました。原因は予想外なところにもあったのですが、私の提起した問題点と合致するもので、これで一安心。

さらにバイポーラという即時効果のある電極構造をチップに組み込み、モノポーラとバイポーラ、2つを用いることが出来るという従来機器にはない特徴も有しているのがDensity High。単なるコピーの後追い製品ではない、久々にRF機器分野での革新です。ワクワクします。

このような仕事はほぼボランティアではありますが、機器オタクにとっては最高に楽しいのです。

そのあとはトゥラクという高級焼肉店に連れて行ってもらいました。

 

 

いやぁ、美味しかったです。久々に韓国らしい料理を頂きました。

 

そして翌日、韓国の美容系学会では大規模なDEMIREへ。1000人以上(事前登録は2000人ほど?)の参加者だそうで、勢いを感じます。

 

 

私はinternational sessionにて、このDensityについて基礎理論と臨床結果について講演しました。

韓国製の機械を韓国人医師の前で講演するという何とも不思議な感じ。

 

 この学会の役員のCho先生と。前回2月も彼にこの学会へ招待されたのです。韓国らしく私の顔写真入りパネルの前で。

 

無事講演を終えて、有名な平壌式冷麺のお店へ。

 

ここも素晴らしく美味しかったです。

 

そして空港へ直行。相変わらずの弾丸出張でしたが、実りある週末でした。

 

なお、このDensityですが、今週開催される日本美容外科学会でも講演させて頂きます。同業の皆様、是非聴きに来てください。聞いたことがない超マニアックな話をします。

前回の続き。

学会2日目。この日は朝からシンポジウム シワたるみadvanceにて座長と講演。

私は総括として治療の考え方、各種の方法を提示しました。その際昨今の行き過ぎた治療やソーシャルメディアによる誤った情報の拡散、画像加工による弊害などにも言及しました。ディスカッションはかなり盛り上がり、お役目は果たせたかな。

 

座長の岩城先生、演者の荒尾先生、慶田先生、土屋先生と。

 

そしてしばしの休息(30分程度)。

カフェで団欒。麗しの美女医軍団の小宮先生、慶田先生、曽山先生とJMEC社前社長の西村氏。

 

 

お昼に打ち合わせをして、午後はスポンサードセミナー座長と講演。フォトナ社製品に関して。私は口腔内と皮膚からの照射を組み合わせた治療の理論と実践について講演しました。この機器も当院ではお馴染み。口の中から引き上げるという画期的な手法で人気の治療です。

 

演者のリガロフ先生(フランス人ですが日本語堪能)、渡邊先生、そしてフォトナ社本社のルカ社長、ミーレ、日本支社の依田社長と。

 

休む間もなく、ジェイシス社のハンズオン会場でシークレットセミナー講演。全く新しい高周波たるみ治療器Densityについての講演。聞きに来た人だけが知り得る本邦初公開の情報満載の講演です。

 

そしてさらにスイーツセミナーにて今話題の超音波たるみ治療器Sofwaveの理論と臨床について講演。この機器は皮膚の引き締めには現在最も強い効果を有する機器です。アメリカやアジアでも急激に普及していますが、痛みも強い治療。それでも実施する価値のある結果が得られます。その基礎的理論と有効な照射方法などを提示しました。

 

もうここまで来たら忙しすぎて何が何だか分かりません(笑)

 

これにて学会でのお仕事終了。今年はよく働きました。他の会場の講演は全く聴く時間がない過密スケジュールでした。

 

そして学会場から八重洲にある今話題のブルガリホテル東京へ直行。

 

(この日講演した)スロベニアのレーザーメーカー、フォトナ社の日本法人設立披露パーティーへ。この会社、スロベニアのトップ企業の一つ。いよいよ日本法人を立ち上げました。

 

スロベニア大使も来賓として参加され、社長の挨拶など続きました。

 

 

 

そして表彰式。私もinternationalな講演をした医師の1人として表彰して頂きました。

 

その後は立食パーティ。スロベニアはワイン産地としても有名だそうで、たらふく頂きました。

 

荒尾先生、依田社長、大原先生と記念撮影。

そのほかにも泌尿器科、婦人科の先生方なども多数参加され、遅くまで盛り上がりました。

 

本当に怒涛の週末。でもまた来月も学会は続きます。準備しないと間に合いません。

そして新しく書籍執筆の話も舞い込み、もう少しバタバタした感じは続きそうです。