数日前、ぐりちゃんがこんなタイトルでブログを書いているのを見て。
この「子どもを産んでよかったか?」という問いが、ぐるぐる頭の中を回って離れなくなった。
なので、書いてみる。
ぐりちゃんのブログはこちら。
↓↓↓
「子どもを産んでよかったか?」と聞かれたら。
………。
うーーーーーーーーーん……。
…私の答えは、こんな感じ。
確実に言えることは。
「妊娠・出産(初期流産も含む)という経験は、してよかった」
ということ。
期間限定だし、もう終わったからそう言えるのもあるけど、
私は確実に、自分の身体を好きになったし、
自分の身体の働きを尊敬したし、
してよかった、とハッキリ思う。
しかし、子育ては。
うーーん、今も続いているから、答えにくいのかなと思ったけど、
じゃあ例えば、
「会社員をやめて、起業してよかったですか?」
って聞かれたとしたら。
「はい、よかったです。お仕事に関しては、間違いなく、今が一番幸せです」
って、即答する(笑)
この、うーーーーん……となる感じは、ない。
私は、結婚することになって、
夫に、「3年以内には子供を持ちたいと思っている」と詰め寄られるまで、
子どもを欲しいと思ったことは、ほぼなかった。
子どもを持ったら、虐待してしまうと思っていたし、
子どもを好きだと思ったこともあまりない。
赤ちゃんにもあまり近寄りたくなかった。
オープンカウンセリングで、初めてぢんさんに言わされた言葉は、
「娘を叩いてもいいって言ってみて」
だったし、今も、気持ちの浮き沈み激しく、子どもたちと接している。
(もちろん、楽しいとも幸せだとも感じる)
うーーーーーん……となるのは、
子どもを持って、
得たもの
と
失ったもの
が、やっぱりあるからだと思う。
得たものがある反面、失ったものもある。
ひとりの時間はなくなるし、
自由に仕事はできないし、
あちこちフラフラと行って仕事する旅人にもなれないし、
夕方からふらっと飲みに行くこともままならないし、
自分の要領が悪いので、寝かしつけの時間帯のテレビはほとんど見れなくなった(苦笑)
世の中って、こんなにも、
無言のうちに、「母親」という存在に、
いろんなものを押し付けてくるんだなという空気も感じる。
それが、失ったもの。
じゃあ、何を得たんだろう。
上の子は、本当に「特別」で、全ての初めての体験をその子とするのだけど、
やっぱり、
自分の世界を広げさせられた、と思う。
こんな書き方をしたら、くらーーーーいんだけど、
自分が、避けたかったこと
できたら、関わらずに素通りしたかったこと、
あまり取り組みたくなかったこと
あまり思い出したくなかったこと
ぜーーーんぶ、しかるべき順番で、目の前に持ってこられた気がした。
その結果、
「私には、愛情なんてない」と思っていた前提が、
「こんなに怒るほど必死なんだ、愛情あるんだ」に変わった。
公園で遊んでる子どもたちなんて、あまり近づきたくないものだったのに、
みんな小さな娘めがけてよってくるので、
その子たちの名前も顔も覚えてしまい、あれこれ話をするようになってしまった(^^;)
自分が育児をすると、自分が小さかった頃の親のこととか、
小学校時代の記憶とか、すごく思い出す。(思い出したくないことまで)
あーー、あのとき親はこんな気持ちだったんだな、しょうがないよな、私もっとひどいわ、とか、
どんどん悟ってしまう^^;
そんなに得意じゃないご近所づきあいも、地域をよく知っておいたほうがいいのもあって、
子どもをきっかけに何かと楽しんでいる。
子どもは好きじゃない、と思っていたけど、
娘の、保育園での同じクラスの子とか、ずっと小さいときから見ているので、
なんか可愛くてしょうがない。
「大きくなったなぁ」とか思う。
産む前の私からしたら、本当にありえない。
本当にありえない。
それに、確かに、「子どもがいなかったら、○○できるのに」と思うことはあるけど、
上の子と下の子がいなかった状態を、もう想像できなかったりする。
出会ってしまった。もう、出会う前には戻れない。
そんな感じ。
得たものと失ったものが、それぞれに大きすぎて、
「子どもを産んでよかったか?」への私の答えは、
これからも、「…うーーーーん。」なんだろうなぁ。
そして、それでいいや、と思う。
先日も、仕事に行こうと思って、自転車で近所を走っていたら、
学区は違うけど、保育園で娘と同じクラスだった男の子を見かけた。
ちょうど、学童に入っていくところだった。
私が、そこに通りかかって、その男の子は、「あっ」と、私に気づいた。
○○○ちゃんのお母さんだ、という顔をしていた。
私は笑って、「行ってらっしゃい^^」と、手をふった。
あの子も少年になっていくなぁ…と思いながら、
改めて、昔の私からしたら、こんな自分本当にありえないわ、と思ったのでした。
この問いに、「はい」と躊躇なく答えられるほうが、
幸せそうで、
うまくいっていそうで、
性格が良さそうで、
聞いた側が安心する
んだろうなぁ、と私は思ってしまう。
「はい」って言える自分が好き、って人もいるだろうし。
私の答えは、
「…………うーーーーーん。」
そんな自分でいいと思う^ ^
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