PTAの新作は映画愛と地元愛「リコリス・ピザ」2022(10) | Mの映画カフェ♪

Mの映画カフェ♪

映画の感想など



Ricorice Pizza

2021年 アメリカ


監督 ポール・トーマス・アンダーソン

主演 アラナ・ハイム(アラナ)、クーパー・ホフマン(ゲイリー)、ショーン・ペン、トム・ウェイツ、ブラッドリー・クーパー、ベニー・サブディ、ジョージ・ディカプリオ 他


1970年代のアメリカ、ハリウッド近郊の街での

ボーイ・ミーツ・ガールのお話


私はなぜかワイルド・アット・ハートを思い出したり。そこまで混沌としていませんが、大人たちに翻弄されるところとか。


1970年代のアメリカが懐かしい人にはすごく楽しいかも。私は前半少し寝てしまった


前作「ファントム・スレッド」が重めだったので、楽しい話を撮りたかったらしいPTA。確かにそんな作品と思いました


ポッチャリ体型で自信に満ちた高校生男子に

年上のアラナ。25才には見えないと思っていたら、終盤で28だか29才だかと口を滑らせた(年齢ごまかしてる!)


フィリップ・シーモア・ホフマンの息子が主演なのが見所ですが


ブラッドリー・クーパー、ショーン・ペン、トム・ウェイツが楽しそうに演じているのも良い感じ。


そしてウォーターベッドを販売していたカツラ屋!?を演じているのはなんと


レオナルド・ディカプリオの父親!

と教えてもらいました。


さらに


この映画の日本人描写がアジア人差別と問題になり、PTAは「自分の義理の母は日本人」と弁明していて


その義理母というのが笠井紀美子さん!


いやぁビックリするネタが次々あるこの映画。リコリス・ピザというのはチェーンのレコード屋さんの店名だとかで


ほんと地元の人たちには楽しさ満載なんでしょうね。


(7月14日 TOHOシネマズ新宿)