No.254 Queso de hoja (ケソ デ オハ) | OLは青年海外協力隊になってドミニカ共和国へ

OLは青年海外協力隊になってドミニカ共和国へ

青年海外協力隊(27-1次隊)としてドミニカ共和国で生活した記録。コミュニティ開発。活動のこと・ドミ共の人々&文化のこと・観光情報など、現地に密着したからこそ言いたいこと&伝えたい情報

スーパーの乳製品売り場や、小さめの商店の冷蔵庫でも必ず見かける、"Queso de hoja"という物体があります。


Queso (ケソ)はチーズ、
Hoja (オハ) は葉っぱとかページ、枚という意味なので、直訳すると「葉っぱのチーズ」??

でも、こんな形。
{ADFA448B-B153-49A4-875C-57F037F96691}

葉っぱというより完全にボール。

名前と形が合っていないのが怪しくて、しかもチーズだから失敗するとダメージが大きいと思い、これまで手を出せずにいました。

でも、田舎の商店にさえ売っていてあまりにも存在感があるし、友達も美味しいと言っていたのでついに買ってみることにしました。


食べてみると、なんのことはない、普通のチーズ。

臭みもなくシンプルな味。少し塩味が強いかな?

食感は、固め。とろけるような感じはありません。


スティック状などに切っておいて小腹が空いた時やおつまみにも、サラダに加えてもイケます。


調べてみると、"Queso de hoja"はどうやらドミニカ特有の呼び方のようです。

昔は葉っぱに包んで売っていた??
またはHojaを"枚"と訳して「スライス用チーズ」??
…由来はわかりませんでした。


ドミニカ人もチーズはよく食べるので、スーパーでも様々な色形のものが売られています。
{242E5147-EC92-40E3-B8D7-C33C8DA63EDF}

{FBDD849C-BDBF-4F24-9D98-EA6C5579BF22}
↑左上にある球体のがQueso de hoja


国内生産もされていて、田舎に行くと牛がのらりくらり放牧されているのをよく見ます。

Queso de hojaは農家さんが一つ一つ手作業で作っているそう。いわば田舎ドミニカチーズと言えそうです。
牛の餌の違いで産地によって微妙に味が違うそうなので、色々比べてみても面白いかなと思いました。



チーズの話題でもうひとつ紹介すると、Queso frito (ケソ フリート)という食べ物があります。

Frito は「揚げた」という意味。

これはそのまま「揚げチーズ」のことです。

調理法はいたって簡単。分厚く切ったチーズを多めに油をひいたフライパンで焼くだけ。衣とかつけません。Queso frito専用のチーズがあるみたいです。

それを普通は、マングー(マッシュポテトのプラタノ(甘くない食用バナナ)版)やサラミと一緒に食べます。

{94764F3B-335F-47DD-85A7-14EC843EBA33}

{212F8B4D-90DC-4601-90EE-0D6D680BA205}
↑上に乗っているのがQueso frito

食感は、キュッキュッという、ゴムを噛んでいるような面白い感じ。水分が抜けて塩味がより濃く感じます。

美味しいですが、油ギッシュなのでたくさん食べると胃もたれしそう。
それを炭水化物にマーガリンたっぷりのマングーや揚げサラミor揚げ卵と一緒に食べるなんて…

あぁ恐ろしい。


しかも、これが朝食ですから。



…そんなこんな、ドミ共のチーズ事情。Queso de hoja は決して怪しいチーズではありません!

お試しあれ(^ω^)



☺︎今日のスペイン語☺︎
Deme diez hojas de papel blanco.
10枚の白い紙を下さいな