ノーン、ノンノノー
ノーン、ノンノノー
ノーン、ノンノノー
ノーン、ノンノノー
今日は、私のー
失恋記念日ですー
入籍
ってちょっとちょっと！
待って！
私がそれを知ったのは
８月５日午前１時１１分（頃）だった。
ちょっと仮眠していたらそんな時間になっていた。
yahooニュースのお知らせに
「羽生結弦、結婚報告」
…？
え…？
なに…？
理解が出来なかった。
前日、パイロットのBTSで悶え散らかして、おげんさんの弟楽しみ♥️AERAの赤い薔薇に埋もれるのんもドッキドキ♥️なんて能天気に過ごしていたのに、
入籍？
ラインもたくさん来ていた
「終わった」
「さんちゃん生きてる？」
「羽生くん、結婚したって？」
嘘…
嘘だよね
血の気が失われていくのがわかる
手が震えて
涙があふれる
恐る恐るツイッターを開くと
御本人からのメッセージが
それからたくさんのお祝いが
…え
みんな、喜んでる？
どうして？
私はショックのあまりツイッターを閉じてしまった。
青天の霹靂。
寝耳に水とはまさにこの事だ。
それから友人とメッセージのやり取りをして
朝まで眠りにつくことはなかった。
どうして今なの？
人気絶頂期の今？
GIFTの独りって何？
幸せ削るって言ってたよね？
辛い辛すぎる。
おめでとうなんてとても言えない。
仕事が出来る状態ではなかったが
家にいてぐるぐる考えるのも嫌だった。
ｵﾊﾖｳｺﾞｻﾞｲﾏｽ…
「さんちゃん！大丈夫？！」
だいじょばないよ！
「結婚だって？！誰と？」
知らないよ！非公開なんだよ！
「何何？どうしたの？」
結弦が、にゅ、入籍したんだよ！
「えっそうなの結婚？」
入籍だよー！わーん！
パソコンに向かってデータを打ち込むも
悲しい。悲しくってどうしようもない。
勝手に結婚は40くらいかなって思ってた。
勝手にストイックにスケートだけしてるって思ってた。
なんかあったらニュースになるだろうなって思ってた。
とか考えてたら、ドツキンがやって来て、
「泣いてんじゃん！
羽生くん結婚したら応援するって言ってたじゃん！」
お、応援出来なかったー！
無理だったー！
突然過ぎるー！
「噂なかったの？」
噂のウの字もないよ！
スターズん時だって、お母さんと一緒で、アラアラって思いながらマダマダなんだなって思ってたんだよー！
「スターズ？」
あ、アイスショーだよ！
どこ行くにもお母さん付いてて、結婚どころかオンナと付き合うなんて無理って、油断してたー！わーん！
「いくつだっけ、年」
28だよ、早過ぎるよー！
「そうかなぁいいんじゃない？」
嫌だよー！
わーん！
「相手誰？」
非公開なんだよ！
あ、でも入籍、だよね？
結婚じゃないかも知れない！
「入籍ってさ、式やらないってイメージ？結婚って、式やるから来てねって感じ」
い、今まで噂がなかったのは、入籍当日に初めて会って、あなたのお嫁さんよ、って言われたのかもしれない！
「イマドキ？非現実的」
相手、お、男かもしれない！
それなら200パー応援出来る！
「99.99パーセント違うね」
わーん！
夜も全然眠れなかった。
昨日もそんなに寝てないずなのに、全く眠れない。悲しくてどうしようもない。
どうして？
いつから？
誰と？
なぜ今？
もっと、熱狂させて欲しかった。
ヒトノモノ。
嫌だ。
９年間、ずっと愛してた。
病める時も、健やかなる時も、一緒だった。
顔見るの辛くなって、壁紙変えた。ポスターはがした。
日曜。休みたかったけど、今日は人手が足りない日で、休ませてとは言えなかった。
ｵﾊﾖｳｺﾞｻﾞｲﾏｽ…
「デキ婚か？」←アナゴ
うっせぇよアナゴ！開いてカバヤキにすっぞコラァ！
「ねぇ、うちの長男から久々にライン来たと思ったら、さんちゃん大丈夫かな？だってw」
↑五郎丸
ヤダー優しいーあのね、大号泣してるって言っておいてー
今日も今日とてやる気なく。
えぇ。つい先日破損しましてやる気スイッチ。
ダラダラ書類の整理をしていたら。
韓国アイドル？スター？スキズ？シム？のファンで、私とはチケット獲得の話を当落で盛り上がるハナさんが、
「ゆづ結婚したな」
わーーーーん！
そーみたいなーん！
泣いてる顔を指さして大笑いされるも、
「急だったなー！」
ええ、交際報道ならまだしも、入籍報告だもんで。なーんも出来んかったわー！
なんてーの？ステルス婚？気が付いたら入籍してた！悲しくてなんも出来ん！
ハナさんは、推しが結婚しても大丈夫な人？
「うん。全然オッケー」
屁？マジで？！
「カッコいいもんー。不思議じゃないっしょ」
…はぁ。
「前よりカッコよくなったら、いい恋愛してんだなって思うくらい」
タッカンですやん。
あ、あのさ、ツイッターで、愛する人が愛する人を愛するのがファンって言ってる人いてさ
「その通り」
マジで言ってる？そう出来る？
「そう、する。しかないんだよ」
…
「出来ないなら黙って去るだけだね」
黙って去るか…
そうだね、そっかぁ
出来るかなぁ
「心離れたらそれだけのことだよ」
うーん…
「次に行くのも手だよぉ」
肩に手を置いてイジワルく笑うハナさん。
後ろ向きで手を降って行く。
出来るかなぁ…
その夜、べそべそと泣いてる私の、首にヒヤっとアイスがくっついた。
っひゃ！ケメ子！
「ひきずり過ぎ。」
だって、だってさ
「俺コイツと生きてくから。オマエラいらねって言われたわけじゃないっしょ」
だけど、だけどさ
「めんどくさ」
ケメ子は行ってしまう。
ゆづのバカタレ！
オンナがいたんじゃん！
あの笑顔もこの笑顔も、フィルター越しのオコボレだったのかよ！
阿修羅ちゃんのあの腰は◯◯だったんじゃん！
ゆづ！
ゆづ！
それでも好きだーーー！
バーカ！
結婚したって
応援してやるから
覚悟しとけよー！！
あとがき
私がブログを初めたのは、ソチで落ちて、周りにゆづ友さんいなくて、この思いを誰かと共有したかったから。
毎日１投稿、楽しいをモットーに記事上げ続けていたら、だんだん読んでくれる人が多くなって、ランキングに参加したら、あっと言う間に１位になっていた。それから、砂漠の時はさんちゃんとこおいで、楽しいよ！中国の事故の時は、大丈夫、元気出そ！って読んでくれる人に寄り添って来たつもり。介護で疲れや落ち込む時も、朝さんちゃんの記事で笑えることが出来たってコメくれる人もいて、少しだけど役にたってるのかなって嬉しかった。プロになって、露出も圧倒的に多くなって、私のブログの役割は終わったかなって思ってた。
そして、このタイミングである。
昨日までは去る事を本気で考えてた。
今朝起きたら憑き物取れたみたいにスッキリしてて。今までみたいに熱に浮かされたような感じではないかも知れないが、応援していこうと思いました。
ボケたら知らんが。