月城かなと様の組替え後最初の公演です。
久しぶりのれいこ様になんだか緊張しながら見てきました。
旅芸人シモン（美弥るりかさん）とジャック（月城かなとさん）が忍び込んだ城で賢者の石を見つけサンジェルマン伯爵になりすまして宮廷に入り込んで…という話。
まずみやるりさんとれいこさんの並びの美しいことと言ったら！
みやるりさんと並ぶとれいこさんはがっちりして見えますね。役的にはちょっと弱気なキャラクターですが、男っぷりがあがられて…
ストーリー的には突っ込みどころがちょいちょいあって（シモン・ジャックとアデマールの関係性とか、なんでアデマールはいきなり王妃様を刺しにいくのかとか、そもそもシモンとジャックってどれくらいの仲なのかとか）でも演者さんの熱量で押し切った感じだなと思いました。
舞台機構は2.5次元舞台っぽいなと思いました。いや2.5次元舞台が追っかけなのかもしれないですが。
衣装はザ・宝塚！って感じで豪華で素敵でした。ドレスはかわいいし、サンジェルマン伯爵はいい感じにうさんくさいし、れいこさんはどの衣装でもかわいい。公安委員の制服は眼福でした。
みやるりさんとれいこさんが良かったのはもちろんですが、海乃美月さんもかわいらしかったです。バレエきれいだった。
しかし出色はマリー・アントワネット訳の白雪さち花さん。話のメイン役ではないんですが、懐の広さと少しの孤独がにじみ出る演技でした。最後のソロは泣けた。
ただ、話のメインではないので他の役を若干食っちゃってたかなとは思いました。良すぎた。
ロベスピエールの宇月颯さん、青さが出ていてまっすぐなだけに危うい若者って感じでよかったと思います。
ロベスピエールの3人の仲間のうち、赤毛の方が気になったのですがお名前が分からない…
宮廷に押し入るときのダンスが面白かったです。
今回は別箱ということで人数が少なかったけど、本公演での大人数の群舞が楽しみです。
ショーではれいこさんが娘役さんたちを従えて…ウッ感無量です；；
やっぱり真ん中で見たい方だなと思いました。トップになっていただきたい…
それにしても早着替えすごいですね。みやるりさんがダンスの白い衣装ではけてすぐサンジェルマン伯爵の衣装でカーテンコール出てきたときにはびっくりしました。
みやるりさん不遇のときが長かったようなので、この公演、ファンの方には感無量だろうなと
ALL FOR ONEは初めてムラに行くので、今から楽しみでしょうがないです。
れいこさん三番手で階段下りてくるのだろうか…