「幕末太陽傳」「Dramatic”S”!」「早霧せいなラストデイ」 | このために生きてる。

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とうとうこの日がやってきてしまいました。

前日の夜には「寝たら23日が来てしまう…」と既に半泣きで、宝塚に連れて行った友達にちぎみゆと雪組のすばらしさ(+魔都夜曲の壮さんの美しさ)を延々と語りながら寝落ちしました。

 

ムラの千秋楽をライビュで、東宝で1回見ているので大体の流れは分かるのですが、それでも幕末太陽傳はやっぱり面白かった!

演技がみんな熟れて来てて、アドリブも最後を意識したものが多くてぐっと来ました。

やってるほうも楽しいんだろうなあ。段々変化していくのが生の舞台の醍醐味だと思うのです。

全部が全部愛おしくて、全然言葉にできません。退団者も他の組子もみんな輝いてました。

ちぎみゆと退団者へのさよならだけじゃなくて、退団者からの「後は任せたぞ!」(ってがおりさんのアドリブでしたね)っていうのがひしひしと伝わってきて、あ~~~~こっちもこれからも見に来ますよ~~~!!って涙。

 

ショーもほんとに素敵で、サヨナラショーも含めてあっという間で気がついたら大階段での挨拶でした。

もっと見ていたい、ってところで辞めるのは役者の引き際としてはベストなんでしょう。

ちぎさんはここにきてまた歌が上手くなっていたような。

群舞もぴったり揃っていて、どれだけ練習を重ねたのかと!

絆のシーンでちぎさんも組子も泣いていて、また泣いた。

だいもんがちぎさんの腕を離さないところとか笑い泣き。

ブライアント先生のシーンが好きだ~衣装オシャレだしリズムの取り方が癖になります。

 

退団のご挨拶も、みんなすがすがしい顔で美しかったです。

今回もゆうみちゃんは「皆さんにご挨拶を」って言われてるのにちぎさんへ「ちぎさんのためなら!首が飛んでも!動いてみせまさあ!」って言っちゃってちぎさんに首を切られるし笑

ちぎさんはちぎさんで最初の挨拶では泣いたのに笑いを取りに行くし…笑

最後くらいゆうみちゃんにデレるかなと思いましたがいつもどおりでしたね。

でもゆうみちゃんのいないところではデレてるからいいのか笑

大ちゃんはムラの挨拶にかぶせてくるし笑

泣いたところもあるけど、幕末太陽傳のラストと同じようにカラッとした、ちぎみゆと今の雪組らしい終わり方でした。

 

ただ一つ、不満なのはカメラワーク!最悪まで行かないけど、ひどかったです。

黒燕尾でなんでフォーメーション映さないの!?

ちぎさんがだいもんの話をしているときに一瞬でも振らなかったの!?

がおりさんとあんりちゃんのアドリブを映さないのか!

ムラがかゆいところに手が届く感じだったので余計に…

DVDでは別の映像だと信じたい。

 

いろいろインタビュー拾ってるんですが、中でも好きなのがゆうみちゃんのこれ

「早霧さんの相手役に幸せを感じ、舞台がどんどん好きになっていった。娘役を続けること、早霧さんと一緒に卒業すること、どちらを気持ちよくあきらめられるかを考えたら、比べるまでもなかったです」

https://www.nikkansports.com/entertainment/column/takarazuka/news/1807015.html

 

ちぎみゆと大ちゃんがおりさん桃ひなちゃんあんりちゃんりょうこちゃんがもう宝塚の舞台に立たないなんで、本当にまだ信じられないけどロスです。

あわよくばまた板の上で会えると嬉しいです。

卒業おめでとうございます!みんな新しい人生が幸せに満ち溢れたものでありますように!

それから、だいもん、きほちゃんおめでとう!