ビジュアルが気になっていて行くか迷っていたんですが、愛加あゆさまが出るなら行こう!と思って観劇してきた次第です。
始まってすぐは「厨二っぽい~」と思ってわくわくしていたんですが、話が進むに連れて厨二どころの話ではなくなってきました。
とても面白かったし、泣かされました。シリーズになるだけある。
ストーリーはうまいこと説明できないので…
http://grandguignol.westage.jp/
初めて見る人にも分かるように説明がちゃんとあって、でもそれが自然なセリフになっていて違和感なかったです。
前作を見てからグランギニョルを見ていたら話の捉え方が全然違うんでしょうね。過去作も見てみたい。
殺陣がすごく迫力がありました。大人数で、SEにばっちり合う動きをするってとんでもなく難しいんじゃないかと。
あゆっちも殺陣頑張ってたね…!
作・演出が刀ステの方らしく、納得です。(刀ステ見てないけど…)
出演者にも2.5次元舞台の方が多いですね。
セリフも多いし殺陣もあるし演者さん大変だったんだろうな…
春林の東啓介さん、一番年長っぽい役だったのに22歳でびっくり。かっこよかった。
染谷俊之さんも三浦涼介さんも他の方も美しかったです。ゴシックの衣装とメイクがよく似合ってらして…
あゆっちは「瀧廉太郎」のときとは全然違う演技で、凛々しかったです。あゆっちだってこと抜きにしても一番好きなキャラクターかもしれない。
理不尽な理由とやりかたで死んでいく人も多くて、でも最後にはわずかな希望の残るラストで涙が出ました。
パンフレット斜め読みした限りだと、このウルが別の作品の主役になるみたいですね。
全体シリアスなストーリーなので、たまに入る笑いが自然で面白かったです。
ジョー○ー○ームは寒かったので、そこは脚本の差でしょうかね。
中盤の繭期の3人が話す場面はちょっと中だるみかなと思いましたが、そこがあったから最後が泣けました。
カーテンコールは染谷さんが「ありがとうございました!」と言う他に言葉はなく、雰囲気を壊すことなくてよかったです。
あゆっちが娘役のお辞儀だった。
期待していたのとは種類が違う、面白い舞台でした。
**ネタバレ**
まさかマルコがあんなにキーパーソンだとは思いませんでした。
情けないかわいい部下ってよくある設定じゃないですか。
それがまさかラスボスだったなんて…
私がかわいいと思った人物はほぼ死ぬし!
あっハンスかわいい~フリーダ様かわいい~マルコかわいい~スーもかわいい~⇒全員死ぬ
ハンスは特に、死なないっしょと楽観視していたのでショックでした…
複数の吸血種にかまれたらイニシアチブは気持ちの強いほうが勝つ(確か)ってくだりがあったので、フリーダ様がかまれたときには「これダリが噛んで正気を取り戻させるんだきっと!」って思ったのにフリーダ様死んでしまって絶望しました…
最後にもダリがウルに噛んで「呪い」をかけてるのに、どうしてフリーダ様にはできなかったんや…戦ってたからか…