近江毎夕新聞 -2ページ目

フットSチーム募集

 長浜文化スポーツ振興事業団は来年二月二十五、二十六の両日、いずれも午前八時半から、長浜市内保町の浅井体育館で「B&G財団杯フットサル大会」を開く。初日は長浜、米原両市の小学一~三年生の部、二日目は同四~六年生の部で、それぞれ十二チームが四チームごとの各ブロックに分かれてリーグ戦を行い、各ブロックの一、二位チームが決勝トーナメント戦で競う。
 出場申し込みは十六日から長浜市大依町の浅井B&G海洋センター(74―3355)で受け付けている。電話でも可。参加費は一チーム三千百円。

郵便局員に感謝状 詐欺被害防止で長浜署

 特殊詐欺被害を郵便局の窓口で阻止した長浜地福寺郵便局の宮部浩局長(56)と、藤居泰江課長代理(59)に長浜署長感謝状が贈られることになり、二十日、同署で贈呈式があった。
 宮部局長らは今月六日、来局した地元男性(82)がATM(現金自動預払機)の操作方法を尋ねたことから、事情を聞き、高額を関東地方の金融機関に振り込むことなどを知らされ、詐欺と直感。男性を説得して振り込みを思い止まらせ、長浜署に連絡していた。同署が先ごろ創設した「振り込め詐欺被害防止対策優良賞」も贈る。

「えべっさん」に祈願 1月9~11日 賑やかに長浜十日戎

 七福神の一神、えびすを祀る長浜市南呉服町の豊国神社・長浜恵比須宮で正月九日から「長浜十日戎(えびす)」が開幕する。十一日までの三日間、商売繁盛ささ持ってこい―の掛け声も賑やかに参拝客で賑わう。境内では福笹、熊手などの販売などがある。主催は長浜恵比須宮奉賛会。年末には、長浜市街地中心商店街や豊国神社一帯に祭事を告げる連提灯や、のぼり旗が掲げられた。
 えびす神は、海神、漁業神などとして信仰され、中・近世では、商売の神、福の神としての特徴が進化。絵像では、狩衣姿で手に釣り竿、脇に鯛を抱え、ふくよかな笑顔で描かれる。このため各地のえびす講、えびす祭りや、関西圏を中心とした祭事、十日えびすは、市場の活気や民間信仰の混沌とした活力を集めてエネルギッシュ。長浜十日戎の三日間も境内は寒気を忘れる活気に包まれる。
 開幕前の八日午前九時から同神社で市長らを招き、祭典祈願祭、鏡餅の餅つき神事などがある。
 宵戎(よいえびす)の九日は午前九時から午後七時半ごろまで、福笹など縁起物を参拝者に販売する「吉兆頒布」がある。福もちまきは午後一時、同三時、同五時の三回。
 本戎の十日は午前九時から午後八時ごろまで吉兆頒布。福もちまきは午前十一時、午後二時、同三時半(連続二度まき)、同五時の四回。午後三時半の回は福娘による連続二回まき。
 またこの日午後一時半から同三時ごろまで、宝恵かごの行列が恵比寿宮―長浜八幡宮の往復コースであり、恵比須神に扮した市長や、福娘や千早に扮した巫女奉仕女性が商店街をパレードする。コースは駅前通りを東進し、長浜西中前で北進。長浜八幡宮到着は午後一時五十分ごろ。同宮出発は午後二時二十分ごろで、復路は八幡夢生小路から大手門通りを西進する。八幡宮と大手門通りの四カ所でもちまきがある
 残り戎、十一日の吉兆頒布は午前九時から午後六時半まで。福もちまきは午前十一時、午後二時、四時の三回。午後三時ごろから境内で、前年の福笹などの焼納祭がある。
〔写真〕過去の長浜十日戎から、宝恵籠の福娘さん

写真コンクール 長浜十日戎テーマ
 長浜恵比須宮奉賛会は、「長浜十日戎」をテーマに写真コンクール作品を募集する。長浜市南呉服町の豊国神社・長浜恵比須宮の祭事「十日戎」をテーマに、巫女奉仕女性の福ザサなど縁起物の販売やもちまき、宝恵かご連行などをテーマにしたもので、作品規格はカラー四つ切り、四つ切りワイド、A4サイズ。作品は二月十五日までに長浜市南呉服町二―四、長浜恵比須宮奉賛会に持参、または郵送する。
 入賞作品の使用権は主催者に帰属し、作品は返却されない。推薦一点に賞金一万円、特選二点に同五千円を贈る。また準特選五点、入選十点に賞品を贈る。後援は(株)トミカラー、長浜写真愛好者連盟(62―0734)。

障害児の学童保育 市内に民間が開設

 スポーツプログラムをメインにした民間の障害児学童保育施設がこのほど、長浜市八幡東町の西友長浜楽市の南側のレストラン「月家」二階にオープンした。飲食店などを展開する(株)CLUB MAISON(クラブ・メゾン=佐野圭太社長)が開設した「スポーツひろばアクト」で、障害児を独自の運動プログラムで育成し、将来の就労スキルを育む心身のベースを作るのが狙いという。
 学校登校日は午後二時から同六時まで送迎付きで児童を預かり、音楽鑑賞や絵本の読み聞かせ、運動プログラム、学習などに取り組む。土曜日と夏休みなどの長期休校時は、午前九時半から午後四時まで預かり、平日と同様の内容。
 児童福祉法改正に伴って厚労省が設置基準を示した「放課後等デイサービス」事業で、月額の利用料は原則として一割が自己負担。残りのうち国が半額、都道府県と市町が各四分の一を負担する。利用する保護者は市に受給者証の申請が必要。スポーツひろばアクトによると、世帯収入が年額八百九十万円以下の場合、月額四千六百円と一日百円のおやつ代で利用できるという。詳しくは同所(68―3636)へ。

2月に「子ども議会」 長浜東ロータリーC

 長浜東ロータリークラブ(池田洋会長、会員五十九人)は「建国記念の日」の来年二月十一日午前九時から、長浜市役所六階の市議会議場で「長浜市子ども議会」を開く。同クラブが募集した長浜市内の小学五、六年生二十六人が議場で市長ら市幹部に市政を質す催しで、議会制民主主義や、長浜市のまちづくりを学び、市議会議員の仕事を通して働くことの意味を考えるきっかけにと、各地区のロータリークラブが実施している。
 一月十四日午前九時と二月四日午後二時から市役所の多目的ルームで事前学習会があり、グループでまとめる質問の内容をロータリークラブメンバーと市議会議員らとともにまとめ、リハーサルを行う。