昨日(3月31日)午前中に橿考研の蛇行剣を見た後、
橿考研の隣にある橿原神宮を抜け、久米寺のユキヤナギを観ました
蛇行剣の話はあとにして、橿原神宮と久米寺の話を書きたいと思います
橿原神宮
橿考研から行ったため、正面からでなく北の鳥居から入ることになりました
境内図
橿原神宮HP
『日本書紀』において、日本建国の地と記された橿原
橿原神宮は神武天皇創建というだけあって、裏側の「北の鳥居」も立派なんだと思いました
桜の咲き具合はこんな感じ↓
3月31日がこのくらいなので、4月初めにはもう少し咲いていると思います
外拝殿
内拝殿が見えます
しっかりお参りをした後、深田池のほうに行ってみました
↓深田池
写真に写っている女の子が、池の中にいる亀に向けて餌を投げていました
女の子は「かめ〜かめ〜」と叫んでいるのに、
大きな鯉と鴨🦆が群がって、餌をみんな食べてしまうのでした(涙)
私も心の中で亀に声援を送りました
それにしても、鯉の食欲ってすごいのね(驚)
第二鳥居をくぐる
裏側から入ったので、逆向きに進んでいます(そんなことして大丈夫だろうか?)
最後に
第一鳥居をくぐる
橿原神宮には、数日前に愛子さまがお参りされました
その帰り、近鉄京都駅を愛子さまが通られた際に、偶然お姿を拝見することができたのでした
↓その時の記事
この日の私は畏れ多くも橿原神宮を通逆向きに通り抜け、引き続き、すぐ近くにある久米寺に行ったのでした
久米寺は、ユキヤナギがお目当てです
久米寺
久米寺は、橿原神宮の南
近鉄の線路を挟んで、橿原神宮に隣接しています
線路を渡るとすぐに久米寺の入り口(たぶんこちらも裏側の入り口)
真言宗のお寺のようです
境内に入るとすぐにユキヤナギが迎えてくれます
↓可憐なユキヤナギの花たち
本堂の周りにもユキヤナギ
本堂
本堂は、眼病に効くという薬師如来を祀っています
薬師如来の左目が充血している像らしいのですが、この日は外から覗いただけだったため像自体、よく見えませんでした
薬師如来の脇侍(向かって右側)は定印を結ぶ阿弥陀如来坐像に見えました
もう一体の脇侍(向かって左側)は、「勢至菩薩」と書いてありました
…ってことは、
中尊が薬師如来像、脇侍が阿弥陀如来像と勢至菩薩像という三尊なんでしょうか?
変わった組み合わせだけど、そんな組み合わせあるかしら?
(普通は、薬師如来が中尊なら脇侍は日光・月光菩薩像で「薬師三尊」、阿弥陀如来が中尊なら脇侍は観音・勢至菩薩で「阿弥陀三尊」)
堂内の特別公開があったら、是非仏像の由来をお伺いしたいものです
屋外には、
ピカピカの大日如来像(金剛界)↓
真言宗のお寺でしたもんね
ピカピカの大日如来の脇には、小さな石の仏像↓
大日如来像(金剛界)、観音菩薩像、薬師如来像
両側には、お地蔵さん、不動明王
観音堂には宝冠をつけた観音菩薩像
観音堂とユキヤナギ
そして、
お待たせしました!
おなじみの久米仙人像です
こんな屋根↓の上にいらっしゃいます
川で洗濯をする若い女の子の脛を見て、ドスンと空から落ちた久米仙人についてはこちら↓
多宝塔
江戸前期に仁和寺から移された塔で、重文です
参道から本堂をみたところ
ハクモクレンがまだ咲いていました
山門↓
この山門と、参道・本堂とは軸線がずれているんですよね…何故なのかしら?
山門をくぐったところには、
大塔礎石があります↓
Googleマップで見ると、こんな感じです
↓山門と伽藍の軸線がずれてるし、本堂が真南向いてないし…
久米寺の山門の前にはグラウンドがあって、
桜🌸並木になっています
グラウンド側から桜を入れながら、
久米寺山門を撮る
グラウンドの東隣りには、神社もあります
久米御縣神社
ここにも桜が咲いています
静かで美しい風景です
桜を背負って、凛々しく立っているのは、
狛犬の「ウン形」
「あれれ?ボクには桜がないよ?」
と口ポカーンの狛犬「ア形」
桜🌸がなくても、「ア形」君は十分かわいいよ