HCR32 スカイライン ブースト計取り付けとレアアイテム | ナルズ工場長の出来事

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皆様コンニチハ('ω')ノ

 

 

 

 

 

6月に入り梅雨を意識した季節に

なってまいりました。

今日も朝から雨降りで少し気温も寒く

昨日までの夏みたいな感じが嘘の様ですね。

 

なんか天気予報とかだと

もう少しで梅雨入りするみたいやね。

しかも今年は梅雨明けも早いようで。

 

なんでかわからないけど

こういう時期に限って屋外でやる仕事が

いっぱい入ります。そんなもんです。

 

天気予報が外れたりするのは

しょがないんですが予報で晴れとなっていて

いざ仕事始めると雨降ってきたなんて

しょっちゅうあるんです。

そんな時はレインスーツ着てやるんです。

 

 

レインスーツ着て

けっこうハードな仕事するとレインスーツが

サウナスーツ化してダイエット企画しているような

気分になるオイラです(´・ω・`)

 

 

 

その分、仕事終わってビール補充するので

全く痩せないんだけどもww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はHCR32スカイラインに

ブースト計取り付けの

作業です。

 

 

 

 

 

事の始まりは

お客様の32の純正メーター内にある

ブースト計が動かなくなりました。

 

それをなおしてもよかったんですが

所詮純正メーター、数値の表示がけっこうな

アバウトな表記です。

 

 

純正のブースト計はこんなんね

 

 

まぁ+7は0.7だろうし

ある程度は予測できるけど正確にはわからないね。

 

まず今現状、なぜこの純正ブースト計が動かないのかを

チェックしてみるとメーター自体は大丈夫でした。

エンジンルームにあるブーストセンサーがダメでしたね。

 

んじゃこの純正ブースト計なおしても

結局アバウト表示なので、これはこのままで

正確に見れるメーターにしましょう!って事になりました。

 

 

 

 

 

 

defi リンクメーター

 

 

メーターは何にするか色々悩みましたが

結局は見た目、性能でデフィにしました。

 

今回はとりあえずブースト計だけなので

デフィでもリンクがいらないレーサーにしようかと

思いましたが後々油温やら油圧やらをつける予定なので

リンクのメーターにしました。

 

デフィのメーターはお高いですがめっちゃ良いです!

 

夜間の視認性もLEDがすごくキレイなので

よく見えます。

当店の入庫車両についてる追加メーターのほとんどが

このデフィですね。

数値の正確さは純正以上じゃないですかね。

流石、日本精機さん( *´艸`)

 

んで

そのデフィなんですがリンクだとユニットが必要と

なります。

要はリンクメーターだとメーター本体プラスユニットが

いる訳です。

 

この辺がリンクメーターにすると高価になる原因ですが

3、4個追加メーターつけるならリンクにした方が

やれることが多く取り付けもスッキリになりますので

オススメしてます。

 

ちょうどデフィからブースト計+ユニットのセットが

出てますのでそれを今回チョイスしました('◇')ゞ

 

 

 

 

 

 

早速取り付けていきます。

 

 

ブーストセンサー

 

 

まずセンサーをエンジンルームの負圧ホースに

接続します。

センサーの取り付け位置も熱源から離れていて

尚且、水がかかりにくいところに取り付けます。

 

 

 

 

 

 

 

前記した通り純正のブースト計は使わないので

純正のブーストセンサーを取り外して

そこにデフィのセンサーを取り付けました。

 

 

 

 

 

 

あとはセンサーからユニットまでのハーネスを引きます。

 

エンジンルームから室内へと配線を引くわけです。

 

 

ハーネス

 

 

付属のハーネスは十分な長さがあります。

毎回けっこう余る感じですね。

 

んで

何処を通したらって事ですが

エンジンルームのバルクヘッドのサービスホースからでも

いいのですが

ちょうどいいところがありません。

 

なので日産車の安定の引き込み場所にします。

 

 

 

 

 

 

 

フロント右

 

 

ここのインナーフェンダーをめくってみると…

 

 

 

 

 

 

 

こんなんがあるんですよ。

 

でっかいゴムのメクラで真ん中に太いハーネスが

通ってるところがあります。

このゴムメクラの向こう側はちょうど室内のアクセルの

上あたりになりますね。

 

日産車は大抵こんなんなってます。

シルビアとかもそうですね。

 

ここに先ほどのセンサーからのハーネスを通します。

 

 

 

 

 

 

 

エンジンルームから三角の窓が空いてます。

スポンジが入ってるだけです。

そこからフェンダー側に引き込み、すぐにメクラに入る

感じでハーネスを通します。

 

この場所が一番安全なハーネス経路ですね。

メクラのところに穴をあける時はガバ穴にしちゃうと

水が室内に入ってきちゃうので

なるべく最小限にして絶対にシーリングしましょう。

 

室内までハーネスが通ったので

今度は室内作業でユニットの設置になります。

 

 

 

 

 

 

リンクユニット

 

 

このユニットは古い物から新しい物まで種類があります。

メーターによっては動かないユニットもあるので

中古なんかで付ける場合には注意が必要です。

 

現在のユニットは格好よくなりましたね( *´艸`)

 

 

でもこのユニットをどこにつける??

 

よくあるセンターコンソールの横に両面で

ベタっと!なんてスマートではありません。

個人的にはそのつけ方はしたくないですね。

 

やっぱりどこかに隠さないと!

でも隠しまくってしまうと後々何かあった時や

メーター増設の時にめんどくさい!!

って事ですわ。

 

オイラは大抵はクローブボックス内にユニットを

設置します。

 

 

 

 

 

 

グローブボックス

 

 

何処に入れようかなー?って開けてみたら

ナニコレ??

ボックス内の上半分が何かがついてて

収納スペースが下半分しかないじゃないか!

 

 

そう!R32マニアな貴方なら御存知でしょう(`・ω・´)

これ日産純正オプションなんですよ。

 

ちゃんと日産って入ってるでそ?

これオプションのクールボックスなんですよ!!

 

原理はグローブボックスの奥の下あたりにある

エアコンのエバポと繋がっておりエアコンの冷気で

このクールボックス内を冷やそうって事です。

 

 

 

 

 

 

オープン!!

 

 

 

 

 

いつでもここに入れておけば

ジュースも冷え冷えってか!

 

 

 

まさかのメーターつけようとして

レアパーツを見つけてしまいました。

 

オイラ自身は存在は知ってましたが

実物を見るのは初めてです。

 

オーナーにこれちゃんと冷えるの?と聞いたら

使い方を知らなかったんで使った事が無いそうで

今現在はエアコンぶっ壊れてるのでわからないそうです。

 

もちろんもう部品出ないだろうな。

かなりのレアオプションパーツである。

 

しかし令和の今ではスズキ車なんか純正で

これついてくる車があるからね。

 

 

 

時代やのう・・・

 

 

 

 

 

話は逸れましたが

実際のところエアコン壊れていて使わないし

邪魔だしって事で

このクールボックスは撤去します。

 

 

 

 

グローブボックスごと外すとこんな感じ。

奥の壁に穴を空けて装着されています。

 

 

 

 

 

なのでクールボックスを外すとこんな大穴が空いてしまいます。

配線とか通すの便利?

これだけ大きいとボックス内にしまってある物が落ちそうですね。

後でなんとかしましょう。

 

 

てか穴の開け方、雑!!!

 

これメーカーオプションだったか普通のオプションだったか

忘れたけどもうちょっと丁寧に開けて欲しかったね。

せめて空けたあとのバリとか取ろうぜ。

 

頼むよ日産!!

 

 

 

 

 

エバポ側にもダクトの取り付け口が2つあります。

 

 

アルミテープ等でふさいでおきます。

 

これでようやくクールボックスの撤去ができたので

ユニット設置できますね。

 

ユニットの設置場所も確保できたので

お次はユニットのコントローラーの位置決めをしていきます。

 

 

コントローラー

 

 

オーナー様の指示でオーディオの周辺につけてくれと

言うことなのでハーネスの長さを調整します。

 

 

位置関係が決まりましたので

各部ハーネスやユニット電源などをとっていきます。

 

 

取付説明書

 

 

参考までに載せておきます。

 

ユニットの電源接続のところ見て下さい。

 

イグニッション線に接続してくださいとあります。

説明書にもありますがこれをアクセサリー(ACC)で

とってはダメです。

 

当店に入庫してくる車両で他店や自分で取り付けた

ユニット接続はほぼほぼACCでとってますね。

 

AACでとると故障の原因にあるって書いてあって

え?ACCでとっちゃったよ!大丈夫かな?とビビリますが

オイラが知ってるなかでは特に何も問題ないようです。

 

これ昔から気になってた事なんで

以前デフィに直接聞いてみたんですが

返答はACCで故障したという事例があるし

誤作動の原因にもなるので絶対イグニッションに

繋いでくれという事でした。

 

 

なので当店は今までイグニッションに繋いで

おります。

イグニッション繋ぐの近くに無いと大変だけど

ちゃんと繋ぎます。

 

 

 

オーディオ裏から拝借

 

 

ここから取るのが安定ですね。

画像にチラッと写ってますがシガライター電源の3連ソケットが

コンソール横に張り付けてありますね。

こういうのが個人的にキライなんですよ。

これも後で何とかします('◇')ゞ

 

開けたついでに、このオーディオ裏配線も

すっきり整理しておきます。

 

 

配線の接続はもちろんハンダで

 

 

接続方法も色々ありますが

手間かかってもハンダですね。確実性をとります。

 

 

 

 

メーター本体はこの位置に

 

 

オーナー様と相談の結果、見やすい位置にと

言うことでここに決定しました。

なるべく内装やパネルの加工をしたくないので

(今やR32の内装やパネルは貴重です)

最小限の加工で済むようにハーネスの通り道を

考えます。

 

ちょうどエアコン吹き出し口前にレーダー探知機が

設置されてますが、直で両面でつけてるもんで

画面がおじぎしてしまってイマイチ見づらいです。

 

ここも後ほどなんとかします!

 

 

 

 

ユニット完成

 

 

ユニットは当初の目的通りグローブボックス内に収納。

コンソール横にあった3連の電源もここに移設しました。

クールボックスの穴の1つは配線を通す穴に利用し

もう1つはアルミテープで塞ぎました。

 

 

 

完成(*'▽')

 

 

 

メーターもバッチリ作動します。

 

やっぱりデフィのメーターは見やすい!

昼でも夜でもめっちゃ良い!!

 

ちらりと写ってますがレーダー探知機も

アルミ板でステーをつくり良い角度に設置しました。

 

せっかく危険な電波をキャッチしても

見づらいとか意味無いしね!

 

 

これにて作業終了です。

 

もはやターボ車には必須のブースト計ですが

つけるつけないは自由ですね。

オイラ自身はつける派です。

 

どのくらいブーストかかるのかだけじゃなく

いつも同じブーストなのか

アイドリング時の負圧はどのくらいなのか

負荷がかかったときの負圧変化はどのくらいなのか

もチェックできますし。

 

ホース抜けや微妙なホース切れなどの

トラブルも発見しやすくなると思います。

 

 

 

 

でも良いのわかるけどデフィは高いやね。

ドレスアップでつけるならここまでいらんね。

やっぱデフィは本物志向ですわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは

またねー('ω')ノ