ない頭で考えてみる | 畠 奈津子のブログ

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こういう時、なんて声をかければいいのかわからない。言葉を大事に、プロでなくとも歌を作る者だったりするけれど、こういう時により無能さを感じる。

温かいご飯が食べられること、お風呂に入れること、眠る場所があること、家族や友人たちがそばにいること、日々生活を“普通”に送れることがいかにしあわせなことかと思う。

どれだけ科学が進歩しても、いつどこで地震が起こるか予測は困難なようだし、ハザードマップもすべて想定通りにはいかないんだろう。自然を前に、人間は無力だな。倉敷市内の河川改修は今年度の予定だったそうで、もう少し早ければと悔やまれる。時間は決して戻らないし、人生にたらればはないし命は1つ。地位も名誉も財産も、たいして無意味だな。

兵庫県も被害を受けた地域があるけれど、私の地域は今日は電車も通常通り動いていて、ショッピングセンターも賑わっていた。テレビで見た光景が嘘のような、平和がそこにあった。こういう時生きていて普通に生活を送れていることに、どこか罪悪感のようなものを感じる。

生きている、というより生かしてもらっている私たちに、今何ができるのか?

被災地のために自分ができる限りの支援をすることも1つだし、“普通”の生活に感謝しながら生きることも1つだと思う。今回の異常な雨はやはり温暖化が原因のようであるし、これからの地球や温暖化について考えることも1つだし、また、防災について学び備えることも1つだと思う。

精一杯自分がやるべきことやれることをやって、生きよう。被災された方々に、一刻も早く平穏な日々が訪れるよう願いながら。