な、ならば…ドキドキ…な、ならば、お、踊らにゃ損!踊らにゃ損…だよ!いや…です!
あ〜緊張した!
和田アキ子さんが歌手として幼少から大好きです。大尊敬の声量。声質の士。
そのアッコさんが最近、踊らないと損害を被るという歌を唄われてるんですが、あれ最高です。
お元気にされていて、その具合はどうでしょうか。こと11月になりましたね。
私はあれから、あれからと言われてもの中にありつつ、ヨドバシの派遣業をついに抜け出しました。
やったーヨ!
抜け出した、と言っても仕事の選択は自由なのでいつでも辞められたんですが、それがなかなか踏ん切られないのが頑固者の損です。踊らずに損。
頑固者でなければ、あれだけ毎日くるしいピイピイとわめきながら2年9ヶ月も勤続するでしょうか。
お酒いっぱい飲み過ぎて毎晩、歩きながら町や光に八つ当たりしたりしていましたし、早く辞めなければいけなかった物です。ところにきて、とにもかくにも7月で辞められました。
今はあの、お豆腐屋売りさんでバイトしています。
知っていますか?豆腐界の界王様こと、みなさん。豆腐屋チェーンの「三代目茂蔵」というお店。
わたし8年くらい前から好きでして、異様に香って旨い豆腐ドーナツという貴商品に初めて会ってから、店のファンなのです。
もちろん豆腐も好きですが入りはドーナツ、そこから汁の効いたいなり寿司。うまい店があったもんだとなり、店のロゴ入り保冷バッグまで買いました。Facebookにも載せました。
その長年の月日。あ〜いつかここでバイトしたら、「やっと好きをバイトにできてる」となるだろうなあと思うのは当然です(タハハ、納得だ)。
でも、働いたら嫌になるかもなあ…。
何の職種でも、客として行けば楽しみ100なのにスタッフとなると楽しみ28・苦しさ72になるのは簡単な想像ですよね。そのリスクは江戸時代からいっぱいあったし、何歳の経験を紐解いても分かります。
でも、この「好きをバイト」って、どうせ死ぬなら1回やるか?ってなりませんでしょうか。
さらに前のベシヨドのダメージが残っていた事もあり、もう何でもいいからめちゃくちゃしちゃおう、それがわたしの次のアルバイトなのだから、と言い出すと聞きません。茂蔵に応募しました。
時給は1015円、びっくりに低いが、1日8時間の枠なら何とかなる。
面接がありました。すると…
だいたい6.5か7時間勤務になりますから月給このくらいです。…オヨヨ?ひいひい!…じゃあ分かりました!ね?週に1回12時間の勤務を入れて調整しましょう。生活できますよね。お芝居がんばってください!…オヨヨ!大丈夫か?おヒョイさん!
やるしかないのです、次を生きる為。ちくちく不安がありつつも…当初の勢いを使って働き始めたのです。止まることなどない。
そうなってくると、前の生活との差にわたし震撼してしまいました。
劇団☆震撼線!ってなもんで、生活は変わるものではないでしょうか。
まあしょうがねえけどなあ。江戸っ子だったら竹を頭でかち割って狼煙をあげかねないぐらいの変わりぶりだけど、しかししょうがない。
数字で言えば、ベシヨドのときは、月17〜19日くらいの勤務で、手取り18.19万(社会保険込み)でした。
それが今の豆腐屋、月21〜23日の勤務で、手取り16万から自分で国保・年金を払い、手元にわずか13万となります。
インターネット上にこんなにお給料羅列する人いる?羅列大好き!
簡単な話で、勤務日数が3日増えたのにも関わらず、給料は4万減ってしまいました。何事か。アタイ仰天、さすがにこの天地無用には開いた口がふさがらず、酒を流し込んでフタします。小便だって漏らして候。
てやんでえ!理屈ってのはしょうがないから、いかに江戸時代でも。受け入れるしかないよね。
苦痛な仕事を抜け出した代償は大きいのですし、冷静さを欠いては楽しい酒も飲めません。
しょうがないことなのですが、前より平和で好きなものを売る職場でも、これだけ給金が下がり休みも減ると、心に深めの影が差すことうけあいです。豚ちくしょう!!我慢、我慢。
私というのは、当初の勢いと、お店を好きだった昔の愛は、大事にしたいのです。
そもそも、ほんとに駄目になったらまた変えればいいから!ありがとう私が私にかける情熱。
情熱の赤いバラ、そしてジェラシーの極地はあたしンちです。
私はバイトを選べるんだという事実に、杉田かおるの「鳥の詩」に出てくる鳥に人生相談されてもおかしくないほど自由な概念に、助けられています。
バイトは頭から湯気が出るくらいしていますが、ときどき気になる役者さんに出会ったりしながら、力ずくで脚本作りに取り組もうとしてますよ。私、いっぱいご飯食べてるし休みの昼は気楽に部屋に居るぜ!
脚本作りに進展があったら、また報告、報告、いいですね〜。