【春の祭典報告 ~世界大茶会その2~】 | 世界お茶まつり SNS広報チームのブログ

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世界お茶まつり2013春の祭典がお陰さまで無事終了いたしました!

当日はfacebookでいろいろ情報発信しましたが、
 このブログでは富士山静岡空港と、島田市お茶の郷で実施された
プログラムをいくつかご紹介・ご報告します。

【世界大茶会】

石雲院会場でもオープニングセレモニーが行われました!
石雲院の本堂が素敵なステージに変身し、
来賓や関係者を前に日本茶・中国茶・韓国茶の合同でお点前を披露
華やかな幕開けとなりました



静岡県内の茶産地のお茶娘さんたちもずらり



このお茶娘さんたちの数を見ただけでも、
静岡県にはたくさんの茶産地があるんだな~と驚きます。

 
静岡県知事・川勝平太氏 

来賓の方々は日中韓それぞれのお点前で淹れたお茶を
味わっておられました。

期間中、石雲院ではいくつかの茶席が設けられました。
少しずつご紹介します


侘び茶ツアー

こちらでは茶事とはどんなものかを、
文献や写真を交えてツアー形式で参加者に説明・体験してもらうもの。

   

 
お客様に茶会の案内を出すところから、当日会場に入る寄付(よりつき)、
露地やお庭の説明などを経て、席入り、亭主を待つところ、
懐石料理、濃茶、薄茶、お客様の送り出しなど、
ひとつひとつに細やかな意味と心があり、参加者の皆さんはしきりに感心

茶事の一連の流れを知る、初めての機会となった方も多かったようです。
また、目の前で濃茶のお点前茶道を拝見する良い機会でした。


 (日本茶道塾)

静岡県での開催ということもあり、掛川産のお抹茶を使用したそうです。
苦味が少なく、とても飲みやすく美味しいお濃茶で、
感動している方もいらっしゃいました!


漫漫茶庵 ~プーアル古樹茶会~

お隣の和室では、
樹齢300年以上のプーアル古樹茶専門のお茶席。



日本ではなかなかお目にかかれない・・・
希少な茶樹の徳昂族のプーアル茶や、
国家保護品種(!)の紫娟茶(シケンチャ)をはじめとする
希少な茶葉を紹介してくださいました。

 
(エコルッソ株式会社)

お客様たちも初めてのプーアル古樹茶を愉しまれていたようで、
楽しそうな話声が途切れない茶席となりました。


茶室

石雲院の茶室では、お抹茶の表千家、裏千家、宗徧流、江戸千家が、
日替わりでお茶席を設け、連日大盛況だったようです

 
(宗徧流)

静岡県での開催ということもあり、地元のお茶を使おうということで、
流派を超えて相談・協力し、静岡市内牧のお抹茶が使われたそうです。

   

(宗徧流)

どの回も大勢のお客様がいて、おもてなしも大変そうでしたが、
お道具やお軸の説明もあり、普段お抹茶に触れることのないお客様も、
興味深げにお話を聞いていました。


土間

黒光りする太い梁が歴史を感じさせる、石雲院の土間が、
素敵なお茶席に早変わり

5月3日迄は茶室と同じ流派のお抹茶席が、
5月4日からは煎茶の煎茶道静風流、静山流のお席が設けられ、
初めての煎茶のお点前に、お客様がたは興味津々の様子。



(煎茶道静風流)

 

お道具類も素敵ですね
お点前についてや、お道具の説明もあり、初めての方も分かりやすかったと思います。
初夏を感じる爽やかな設えでした。

静風流さんのお席では川根の新茶を使い、
新茶の香りをより楽しめるようすすり茶のお点前で、
来場者をおもてなしして下さいました


富士山静岡空港から少し足を運んで、
静かな山のお寺でお茶を一服

富士山静岡空港ターミナルビルでの茶席とあわせて、
バラエティ豊かな茶席で楽しんでいただけましたでしょうか


秋の祭典でも世界大茶会を予定しています。

より充実したランナップで、国内外のお茶の愛好家やお茶関連団体が
それぞれのスタイルでおもてなししてくれますので、
お楽しみに