そのリュック、凶暴につき | 大沼優記の"ぬまぶくろぐ"

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こちらの続き。

ワークマンに行った僕は、あれやこれやと大量に買い込んだ。

その中にリュックもあった。

20代の頃からカバンはずっと、ショルダーバッグを使っていた。

両手を空けられるし、カバンを身体の前後に回しやすいから電車に乗る時も手間が少ないような気がして、ショルダーバッグ一択だった。

でも、たまにはリュックという選択肢も有りかもしれない。

ワークマン、安いし。

そんな思いと、あとは閉店間際という時間的焦りから勢いでリュックも購入した。

早速、リュックを使用してみる。

おぅ、子供の頃以来のリュックだけど、こいつは身体が楽だ。

カバンの存在が気にならない。

ホクホクした気分で、ウェストベルトを締める。

カチャッ。

「ふんぎゃっ!!」

ベルトの噛み合わせ部分に親指の皮を挟んだ。

い、い、痛い…!!

【飼い犬に手を噛まれる】とは聞けど、【飼ったリュックに手を噛まれる】なんてのは聞かない。

お前、何するんだ…!!

引き抜こうとするものの、皮が引っ張られて指が抜けない。

なんというホールド力。

指を振ってみるものの、びくともしない。

お前…。

スッポンみたいだなぁ…!!

おとなしく噛み合わせ部分を外してみると、挟まれた部分は真っ赤になっていた。

ぐぬぅ…。

それ以来、リュックを背負う時はドキドキしている。

んー、僕はやっぱりホゲホゲしているのかしら…。

見た目の割に凶暴でした。