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大沼優記の"ぬまぶくろぐ"

大沼優記のブログ。沼袋に関する情報を発信する地域密着型ブログ、ではありませんのであしからず。

『そこはかとなく燃ゆる』の稽古が進んでいる。

何気ない会話で紡がれていく中に、複雑な想いであったり状況であったりがたくさん潜んでいるので、とても刺激的な稽古である。

共演者にも恵まれていて。

みんな、初めての立ち稽古からガシガシと台本を手放す。

これが、当たり前のようだけど実際はなかなかできることではなくて。

いざセリフを覚えたつもりでも、立って稽古をすると様々なことが頭の中でグルグル回るからセリフを見失うことがあるのだけど、台本を手放して役として場面を生きている。

オリジンさん(野口オリジナルさん)。

リジッター企画『そこのこと』以来のご一緒。

どこまでもジェントルマンで、オリジンさんのTwitter(@NoguchiOriginal)の文章はいつ読んでもぶれずに魅了される。

歳下なんだけれど、パーフェクトヒューマンなものだからついつい敬語で話しかけてしまう。

でも。

今回、密かに決めていることがありまして!

それは何かといいますと!(ベベンベン!)

ズバリ!!(ベンベン!!)

歳下の方々に敬語を使うのはやめようということなのでござんす!!(ベーン!!)

え??

揚々と三味線をかき鳴らしたのに普通のことじゃないかって?

これがですねぇ。

普通じゃないんですよぉぉっっ!!

常々、過度に謙遜をしてしまう人間だし、敬語を使って低姿勢でいることで安心してしまうのだ。

最近、これは良いことではないのではないかと思っている。

敬語を使うことで、年相応の経験をしているかどうかの視線から逃げているのではないか?と。

「いえいえ、私は先輩として頼りない人間でございますよ。」という予防線を張っているのではないか?と。

敬語に逃げるのではなく、先輩としてやるべきことをやるべき。

この公演が終わるまでに、「オリジンさん」から「オリちゃん」と呼べるように頑張ります。

…あ、【密かに決めていること】と書いたけど、これでは宣言しているようなものですね。

もし呼べなかったら。

その時は、先ほどかき鳴らした三味線をパンクバンドの如く私の頭を目掛けて振り回して下さい。

全力で逃げます。
昨日のブログの終わりは、豚足を茹でて終わった。

豚足を茹でたのだから、まぁ昨日の晩御飯は豚足だったわけで。

ところが、だ。

僕は、別に豚足が好物なわけではない。

いや。

むしろ、豚足がどんな感じの味わいだったのか思い出せないくらい馴染みがない。

じゃぁ、何故に豚足を食べたのかというと。

豚足のパッケージに書かれた「コラーゲンたっぷり」という文句に惹かれたからだ。

老け込んだ自分の心身に危機感を抱き、とにかく老いに抗うべく過ごす昨今の中で、視界の隅で捉えてしまったものだから、それは買ってしまう。

そんな流れを経て、茹で上がった豚足と対峙した昨晩なのだ。

恐る恐る一口食べてみる。

あ、これ、アレだ。

苦手なやつだ…!

その昔、中華食べ放題に行った時のこと。

満腹も満腹になった最後のタイミングで、まだ人生で未食だった豚足を注文した。

これが、相当に気持ち悪さを助長した。

豚さんには大変申し訳ない話だけど、満腹で食べる豚足というのは、もう本当に胃袋が土俵際いっぱいまで追い込まれる。

その時のトラウマが、昨日蘇った。

でも、コラーゲンだ。

目の前にコラーゲンがあるのだから、これは摂取せねばなるめぃ。

豚さんに申し訳ないし、豚足高かったもの!

食後。

【コラーゲンを経口摂取してもあまり意味がない】という情報を入手して、「ほげっ!!」となった、昨晩の話。

…豚さん、ご馳走さまでした。
朝起きてベッドから起き上がろうとした。

することは決まっている。

2,3歩先の机の上にある電動シェーバーを取るのだ。

そこから、僕の1日が始まる。

よっこらせ。

!!!???

…立ち上がれない。

腰が、痛い。

これまでの人生で深刻な腰痛というのを経験したことがないので、腰に痛みを感じた時はかなり焦る。

なんか痛いなぁと思っても、それは【なんか】程度のふわりとした痛みであって、次の日にはなんか痛くなくなっていたのだ。

今回も、夜を迎えた今は落ち着いたので安心したものの、ヒヤヒヤしながら腰痛と共に過ごした1日である。

そんなこんなで、腰痛持ちの方々の大変さを味わった。

これは、かなり大変ですね。

何をするにも吐息が混じる。

いちいち、やれ「ぬっふーん」だ、やれ「うっはーん」だと吐息混じりだ。

とはいえ、息を出さないことには身動きが取れない。

そこで、ふと考える。

やっぱり息を吐くことと身体の動きって、密接な関係があるのだなぁと。

通っていたボイトレの先生は、とにかく息を吐くことの大事さを滔々と語っていたっけ。

今は、もう痛みは落ち着いたので大丈夫です。

どの位まで落ち着いたかというと、豚足を茹でられるくらいまで落ち着きました。

腰が痛くても豚足は茹でられますけど、豚足を茹でられるくらいまで落ち着きましたということで、一つお願いします。

しゃす!!

豚足を食べて、明日も元気に頑張ります!!

おやすみなさい!!