子育ては自分育て? | 子どもの心理を観察してきた看護師が伝える、発達障害グレーゾーン親子でしあわせになる子育て

子どもの心理を観察してきた看護師が伝える、発達障害グレーゾーン親子でしあわせになる子育て

発達が気になる子、手がかかる子の子育てにお困りのお母さんへ


お薬による対症療法に頼らず根本的なメソッドで、どうすればいいの?を解決できるコツを発信しています。
子どもの発達と自信を促し子育てをたのしむためにおうちでできることをお伝えしています。

ブログへのご訪問ありがとうございます✨


不定期な更新にも関わらず、お付き合いくださる読者の方々に感激です!




今日は子育ての軸の基本のキ

『子育ては自分育て』について(*^^*)




子育て中は
母として子どもたちの
身体的、精神的、社会的な人生サポート
第一で過ごす毎日だと感じております。


1年365日、1日24時間
子どもたちのことを想うと
愛おしくて、愛おしくて仕方ないですよね(-_^)



愛おしくて仕方ないからこそ

心配になること
不安に感じること
イライラしてしまうこと
大丈夫かなぁ…と思うこと

日常の中でたくさんあるかと思います。




その日常に子どもたちに対して抱く想い、

そこにこそ
子育ての軸の土台が隠れています(*^^*)



どういうことなのか…
ん?と思われますよね(*^^*)




詳しく解説致しますと、

子どもに対して、また子どもの行動に対して、

心配したり
不安になったり
イライラしたり
大丈夫かなぁと思ったりする事象には

実は
親である自分に対する地雷とも言える
親自身のココロの懲りがあったりします。

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例えば
子どもがお友達とうまく付き合うことができなくて心配…
という場合


親としてどういうスタンスで子どもを観察しているのか
子どもにかける言葉も、
子どもに与える影響も変わってきます。





具体的には、


「この子はお友達とうまくやっていけない」
と思って観察していると

「この子の〇〇なところがダメだから」
「この子は〇〇が苦手な子だから」

と、うまくやっていけない原因は何かを探してしまいがちです。


すると
「もっと〇〇した方がいいんじゃない?」
「もっと〇〇しなきゃダメだよ」
といった言葉をかけたくなります。


その言葉をかけられた子どもは
「自分は〇〇できないんだ…」
「自分は〇〇が足りないんだ…」
と感じて、自分らしさや自信に影響していきます。





一方
「この子は今はお友達とどう付き合ったらいいのか模索している時期なんだな。これからきっと、この子はお友達とうまくやっていけるんだ」
と思って観察していると

「どんなことでうまく行かないのかな?」
「この子はどう思っているのかな?」
「これからどこをどんな風に変化させていくとうまくいくかな?」


と、これからの未来に目標を設定して
子どもと一緒に考えていくことができます。


すると
子どもに親としての言葉をかけること以上に
子どもの話をじゅうぶん『聴く』ことで
これから先を見据えて
一緒に考えていくための
情報を知りたくなります。

まさに
質問して子どもの気持ちや考えを引き出すことです。
キッズ作文トレーナーとしての作文メソッドが
子育てにおいて、子どもの気持ちや考えを引き出すために役に立ちます



すると子どもは
「次はこうしてみようかな」
「もしかしたら自分か〇〇した方がいいかな」
と、親に話すことで

自ら気持ちや考えを
頭の中から離して整理して
自ら考え決めたことを行動に移していくやる気と

もしもうまく行かなかったとしても
また違う方法を考えていけばいいんだ、という失敗を恐れずチャレンジしていく自信を持つことになります。



そこには
一番近くでお母さんが
いつでも見守っていてくれるんだ!
いつでも味方でいてくれるんだ!
だから大丈夫だ!
という『安心感』が育ちます。





親としてどういうスタンスで子どもを観察しているのか…


親である自分が
どんなふうに子どもを観察しているのかは

自分がこれまで
問題が起きた時、壁にぶつかった時、何とかしたい出来事にあった時、
どんなふうに対処していく『癖』があるだろう…
と振り返る機会になります。



問題を問題として原因探しにフォーカスしていたのか…

あるいは

問題を目の前にして、どうすれば解決するのかにフォーカスしていたのか…




子育てを通して
自分自身を振り返るとき、

見たくなかった自分や、ドロドロした自分を目の当たりにすることが少なくないです。


その目の当たりにした自分を

また見ないように蓋をして正当化することも、

子育ての軸を持って過ごすために、しっかりと向き合って、ありたい像に向かうことも、



どちらを選択することもできます✨



『子育ては自分育て』
また、違う形で記事にしてみたいと思います(*^^*)